2016年10月23日

禅の教え、突き詰めてぶっ飛びKAWAII

えっと……今日……冬……?
突然の気温の変化にとても身体がついていきません。
ごきげんよう、こうやです。
寒さに震えて飛び込んだスタバでようやくTEAVANAを飲めました。ゆずシトラスティー。口に含むたび、鼻先にもわんと残る香料が気になりますが、火傷しない程度に熱い液体がお腹まで染み渡っていくしあわせに心底ほうっと安堵のため息。ああー……お茶、しあわせ……

さて。
芸術の秋ということもありまして、伺ってきました美術館。
気になるところは数あれど、まずはこちら。
出光美術館で11/13まで開催されている、大仙酷Wです。
最近は「かわいい」日本画としても評判らしい仙高ウんとは、臨済宗の僧侶。「博多の仙高ウん」として絶大な人気を誇る方だそうです。
不勉強ゆえ存じ上げなかったのですが、薦められるがままにほわわんとお邪魔して、大変しあわせな思いを致しました。

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まずもって、このチケットのかわいらしさが群を抜いていますよね。なんだこれ。たまらぬ。
臨済宗は問答を繰り返して悟りを開いていくため、とにかく普通と違った思考法が求められるのか、ぶっ飛んだお坊さんが出てくるイメージがあります。
そういえば現在絶賛連載中(……)の旅行記でも、2日目にお邪魔したお寺はどれも臨済宗でした。ユニークなお寺の数々、決して嫌いではありません。むしろ大好き。
その中でも印象的だった鈴虫寺の御説法を思わせるような、仙高ウんの作品の数々でした。

どの絵も本当にお顔が良いの。
良いお顔をした七福神やお釈迦様、人間味あふれる禅僧たち、のびのびとした子どもらになんともいえぬ愛嬌をたたえた動物たち……
仙高ウんが限りない愛をもって眺めている様子が伝わります。世界とはこんなにも楽しげなものだったのか。
その一方で、円相図など禅の教えをシンプルにあらわしたものもあり。けれどもそれも、添えられた文章になんともいえぬ可笑しみがたたえられ、そこからも仙高ウんのお人柄に触れられてうっとりとしました。
あまり広くはない会場ですが、縦横無尽な仙高ウんの作品の魅力にたっぷりと包まれる、とても良い展覧会です。
個人的には絶筆碑画賛と指月布袋画賛がたまりませんでした。布袋さまはモチーフキャラクターにもなっている、たとえようもなく愛らしいお姿ですし、絶筆碑画賛に至っては、日に日に増え続ける書画の依頼に悲鳴を挙げた仙高ウんがわざわざ丁寧に碑を建て絵までしたためて宣言した(ものの結局断りきれずに絶筆はならなかった)痛烈なもの。あの力を入れた絶筆碑画、いやあ素晴らしい。
グッズショップでもうっとり眺めてしまいました。さじ加減もたまらないなぁ。ああでもあれもこれもポストカードにしてくれればいいのに!
今現在は、ほぼフルカラーで厚さ5cmほどの図録2,400円を買うかどうか悩みに悩んでいるところです。図録、読むかしら……でも、本当に良いお顔の作品ばかりで、こんなに勢ぞろいで見られる機会はなかなかなさそうだし……うれしい悲鳴。
大胆な略図に、迷いのない筆さばき。竹を描いたものなど、あまりのうつくしさに恍惚としてしまうほどだったのでやっぱり図録買おうかなぁ!

仙高ウんをまったく知らなかったわたしですら心酔してしまいかけるのですから、この展覧会は本当におすすめです。
単純にかわいらしい作品で目の保養でも充分だと思います。
ぜひに、ぜひに。
posted by こうや at 22:46| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

何で聴こう?

みなさまごきげんよう。
先輩と話していて、何気なく「最近言われたことをすぐ忘れてしまうので、お仕事はなるべくメモするか言われたらすぐやるようにしてるんですよ〜」と言ったら真顔で「こうやちゃん、それはもう脳みその容量がいっぱいいっぱいなんじゃないかな」と諭されました。
不器用なシングルタスク、こうやです/(^o^)\

最近またもがっつりアルバム類を取り込み、なおかつ全曲同期しているせいもあり、我がiPhoneの容量の75%が音楽データに占領されています。
写真もアプリもその他データまで足したところで消費税ほども容量とっていないので、容量から見ると体感は「インターネットやゲームもできる音楽プレイヤー」化していることに。
別に今のところはそこまで支障がないのでいいのですが、これ以上の増加は厳しいかなと思い、曲の選定……ではなく、携帯音楽プレイヤーを別個に導入しようかなとぼんやり考え始めました。
でも、いったいなにがいいのでしょう?
そもそもそこまで耳が肥えているわけではないので最高級の音質をなんて求めてませんしそれなら携帯プレイヤーではなくオーディオそろえますし、だからといってあまりにぺらぺらな音質も嫌だし……と考えて。
以下の条件が当てはまるものがいいなあと思っています。

◎イヤホンで聞いて満足できる音質
◎小さくて持ち運びしやすい
◎アルバムジャケットの表示が可能
◎プレイリストランダム再生などの操作可能
◎できればWi-Fiやらでネットにつなげる
◎できればiPhoneとつながれる(?)

単純にiPod系にしてもいいのですが、これ以上Apple製品に囲まれるのも……そもそもiPhoneとiPodの併用ってほぼ機能重なっているのでそこまで、ですし、かといってSONYのウォークマンさまも……まず音楽管理ソフトから変えないといけないので、変えるには変えるなりの何か決め手が欲しいところ。
もちろんその他のものでも構いませんが、もし携帯音楽プレイヤーをお持ちの方でこれはオススメ!こんなところがオススメ!などありましたらぜひぜひ教えてくださいませ。
イヤホンやヘッドホンのオススメもありましたら合わせてぜひ教えてくださいー!

とりあえずわたしは、ノイズキャンセリング機能が切実に欲しいです。朝晩の電車内では音楽がほぼ唯一の癒しになっていますわよ……
posted by こうや at 23:49| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月28日

○○よりもすごい歌を知りたくて

帰り際、右耳で聞こえたかすかな「ぷつっ」という音の後、ステレオのイヤホンがモノラルになりました。
こんばんは、こうやです。

……びっくりした!
断線した瞬間にはじめて立ち会いましたよー。
たまたま予備のイヤホンを持っていたのでそのまま付け替えましたが、やはり使い方が悪いのかなと反省してます。バッグのなかで絡んだり引っかかってるのを引っ張ったりしてますからね……
良いヘッドホンなどに色目を使うこともあるのですが、文字通りの消耗品な頻度でお亡くなりになることが多いので諦めています。コードってどうやったら長持ちするのでしょうね?今まで使ってたイヤホンは2年もったので長いほうなのかしら。

けれど、このところライブやコンサートに行き、生音の迫力に触れると、欲が出てきますね。もっと良い音で聴きたい、生のあの迫力を追体験できるような音を普段から……なんて。
そんなことを思ってはいるものの、近頃ようやくiTunesの使い方に慣れてきたレベルでいろいろと遅れているわたくしは、まずやるべきことがたくさんあるようです。ええ。

最近は新しいところに手を伸ばしたい欲があり、またも大量にCDを借りてきました。いきものがかりのバラードアルバムや嵐、パスピエはファーストアルバムが好きなのですが見当たらなくてとりあえず保留。
でも、気づけばTMRや梶浦さん、しろくまカフェにどこぞのプリンスさまを持ってほくほくしているので、やっぱり根本的にアニソン系が好きなようです。
うたプリなんてアニメほぼ見てないしゲームも最初のしかやったことないのに歌が大好きでいろいろ歌えますからね……
また、これまであまり聞いてこなかったアイドルや女性歌手にも手を出しはじめ、ますますあれこれ楽しみが増えてます。

楽曲は5分程度でひとつの世界を完成させていて、それをちらりちらりと覗き見できるのが何より楽しいですね。
共感、発見、納得、そして悦楽。
少しずつ少しずつ、いろんな歌で世界を広げてみたいと思います。

なんか前も音楽でブログ書いたね!ベスト盤借りすぎて全然聞き込めてないのにまた借りてくるとかあほだねわたし!笑
のんびり聞いてますよん。
posted by こうや at 22:57| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

自分にしかわからないつながり

毎日こんなに寒いのに、昨年買い込んだあったかボトムスがことごとくぶかぶかゆるゆるで身体に合わなくなってしまったので、12分丈レギンスやトレンカに甲浅フットカバーとバレエシューズを履き、その上からオールシーズンのスキニーパンツを合わせているこうやです。昨年から脂肪落としたので余計に冷えが堪えるのかな、って……
足の甲が完全に外気に曝されてる!ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! こりゃ寒いわ(´Д`)ハァ…
でも引っかかるのがいらいらするので、タイツは下に履けないのです。パンストは大嫌いなのでそもそも履きませんし。うううがんばる。

それはともかく。
いろんなアーティストの楽曲を聴いてみようと思い、大量にびゃっこたんに放り込むことにしました。少しずつCDを取り込んでます。
気づけば男性歌手しか聴いていなかったりするので、女性強化だーと思い、新たに取り込んだ方々は。
田村ゆかりさん、水樹奈々さん、ももいろクローバーZの最新アルバム、しょこたんの聞いてなかったアルバム……
なんだか、偏ってる?苦笑
ち、違うの、miwaやいきものがかりもこれから取り込むんだからぁ!アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
やーしかしさすがにゆかりんは世界一可愛いですね。王国築くのもわかります。こういう系のはなじみ深いので(笑)、すごうく癒されつつ聞いてたり。アップテンポの可愛い曲も好きですが、大人っぽいバラードや大人の魅力と迫力あるものはもう、じたばたしてます。
しょこたんはね、もうね、グレンラガンで出したカッコ良い路線がすごいインパクトで!昭和アイドル路線も嫌いではありませんが(可愛いし)、きゃぴるん少女以上に冒険少年ものの曲が合うなあと思います。あと大人っぽいもの。おとなのおねえさんは大好きです。
水樹奈々さんは、紅白のイメージなどよりものびがありますなあ。昨年の西川さんとのはカッコ良かったですがってかカッコ良かったよりもひたすらお二方が可愛かった。アップテンポな曲よりもバラード系が好きみたいです。
なんて思いながら聴いてたら、とある曲でぴこーん!ときてしまいました。
水樹奈々さんの「Don't be long」。
余談ですが、収録アルバムでこの曲の次、最後に収録されている「7月7日」という曲は愕然とするほど名曲です。余談おわり。
このDon't be longという曲を聴いた瞬間、すさまじい既視感に襲われました。
あれ、この感じ、わたし、知ってる……
歌詞が歌うものも、詞とメロディーが織りなす世界観も、わたし、知ってる……
( ゚д゚)ハッ!
この曲、スレイヤーズだ!
もちろん実際には違うでしょう。
というか、劇場版リリカルなのは1stの挿入歌だそうなのでそこで聞いたことがあったのでしょう。
しかしそのときのわたしには、これは、スレイヤーズだ!としか思えませんでした。
と、するならば。
もう、頭のなかは、あのお方でいっぱいですよね。
そう。
新しい方々の曲を聴くなどという当初の目標はどこへやら、再生するのは『スレイヤーズ megumix』に路線変更してしまったのでした。
やー……ばらさんすごいっすわー……
今聞いてもまったく色あせない歌声、林原めぐみであり、リナ・インバースであるところのこの歌声。
実はわたし、スレイヤーズは原作の大ファンで、全巻読んではおりますが、アニメを見たことはありません。
でも、キャラクターソング集は聞いているので、各キャラクターの歌声だけは知っています。文庫を読むときにはその各々の歌声からキャラクターボイスを想像して脳内アテレコしているという、なんとも迂遠な。
それは良いとして。
なんというか、涙ぐみたくなるほど飢えていたのかしら、いま、しあわせです。
毎朝、林原めぐみさんの歌声に、スレイヤーズの歌に包まれて、しあわせです。

……アニソン特撮ソンからは離れられないみたいです。新たに踏み込もうとしてるのはドルソンですしゆかりんもしょこたんもアニソンもかなり歌ってるからなぁ。
もっとほかのも取り込み聞き込み、していきたいと思います。

( ゚д゚)ハッ!
肝心の西川さんまだ取り込んでないじゃん!

あ、引き続きオススメアーティスト募集中ですん(=゚ω゚)ノ
もしいらしたらぜひぜひ。アーティストでも、この曲!でも。有声無声問いませんわ。
posted by こうや at 22:37| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

ライブに行くおはなし

朝起きたときの空が抜けるほど濃い青空で、ちぎれた細長い白雲とのコントラストのうつくしさに見惚れたこうやです。
どうしてそんな空を見られたのか?それはね……いつもより1時間以上寝坊して、お日さまがいつもより高かったからだよ!(血涙)
今日もわたしは元気です。こうやです、こうやです、こうやです……

さて。
昨年はいろんなはじめてを経験しましたが、個人的に大きかった出来事のひとつとして、ライブ初参戦があります。
あまりヒットチャートに注目せず、至極マイペースに自分の興味ある楽曲を耳に流し込みつつ通勤通学をしているわたしにはCDなどの気ままに再生できる音源だけで充分で、ライブ経験はほとんど皆無といっていいほどありませんでした。
そんなわたしがついに。参戦。
12年来大好きで、人生のあらゆる節目で力を与えてくれたバンドの……解散後の特に初でもないソロライブに。
わかりにくい!笑
友人に借りたCDでどハマりし、以来不動の好きなバンドトップだったSURFACE。
解散ライブはさすがに行きたかったのですが、チケット先行に外れたりでまごまごしているうちに行きそびれてしまいました。あ、そういえば解散ライブDVD等々も入手し損ねてる……考えたら今さら凹んできた……
そ、それはともかく!笑
その後、ボーカルの椎名慶治さんがソロデビューし、最初はSURFACE時代と色の変わった楽曲に戸惑いましたがそれはそれで好みだったので変わらず聴くようになり。
なんとなくチケットを取って。
行ってきちゃいました(・ω<)
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それも。
昨年だけで3回も。笑
新アルバム発売記念ライブ×2(年に2枚アルバム出すとはなかなかなことしてくれたなと思ったりw)、デビュー15周年記念ライブ。
なぜいきなりこんなことになったのか。
楽しかったのです。
何せ聴き込んでた時期が無駄に長いので、椎名さん関連の楽曲なら知らないものはありませんし、ずっとイヤホンの向こうで憧れ続けていた声が、同じ空間で共有している空気を振動させて伝わってくる、この感動。
あと椎名さんと客席のゆるくて毒舌だけど愛のある関係も好きで。
そして何より、生歌生音生バンド!素晴らしい!
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パッケージされた綺麗な音源はもちろんなくてはならないものですが、生の威力たるや。その場の空気を巻き込んで、すさまじい力を目の当たりにした思いです。
そうだ、わたし舞台好きなのでした。
ナマモノ大好きなわたくしが、ライブのこの「生」の感覚を、嫌いな筈がないのです。

でも、ライブデビューがこれだけ思い入れのある方だっただけに、わたしのライブへのハードルはガン上がりしてました。
アルバム収録されてないカップリングとまではいかなくても、せめてアルバム曲はすべて聞き知っており、かつ口ずさめ、コールや手拍子、サイリウムの方法はいきなり完璧にはいかないまでもある程度真似できるように基本は押さえておき、アーティストの基本情報と他者との関係もある程度は把握してMCにも置いてかれないようになっていなくては……

これはしんどい(;´Д`)

けれど、そのハードルが思い込みとのご指摘をいただき(笑)、ちょっと安心してみました。
そんなわけで今年は、他アーティストのライブにも行ってみたいと思います(≧∇≦)
そして、自分が楽しむ音楽の幅も、まずはまだまだ邦楽内のことでしかありませんが、少し広げてみたいなと。
そんな風に思っています。
そのための挑戦についてはまたおいおい書いてみますよー(・ω・)ノシ
とりあえず、気になってるアーティストのベストアルバムを片っ端から借りてきたので聞き込むぞー!エイエイ(`・ω・´)ノオゥ!!
……え、話が違うって?笑
や、やっぱり、代表曲くらいは知っておきたいし、かかったときに喜びたいじゃないですかー。
毎朝、誰を聴くのか選ぶのも、ちょっとした楽しみになりそうです(´艸`*)

オススメのアーティストがいましたら、教えてくださいね!
posted by こうや at 21:45| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月31日

SEASON CONCERT秋「上松美香コンサート」@青山聖グレース大聖堂

ハロウィンの夜、天使の音色に聴き惚れてきました。
そんなわけで、青山の聖グレース大聖堂にておこなわれましたシーズンコンサート秋「上松美香コンサート」に行ってきましたー(ノ´∀`*)
6月にお誘いをいただき伺ったアルバム発売記念ライブで、豊かな生演奏の音の圧と天使のごとき愛らしさに完全に堕ちてからはじめてのコンサート。
CDでは(というかあいほんでは)毎日のように美香さんの演奏を聴いていましたが、生美香さんは久々ということで、たいへんどきわくしておりました。

上松美香さんという方はアルパ奏者で、なんだか、かなりすごい方です(気になった方はwikipedia先生に聞いてみよう!)。わたしはご本人の来歴以前に演奏を聴いてしまい、後々ぐぐってひょわーってなってました。
世間的には、上松美香さんのお兄さまはElements Gardenの上松範康さんで、旦那さまはElements Gardenの藤間仁さんですよと言った方が伝わりやすいかもしれません(わたしも最初の認識はそれでした)なんと豪華な音楽一家。
でもね、なにより本人ほんと天使なので。天使なので。存在も生み出す音色も天使なので。

普段は結婚式に使われているという聖グレース大聖堂、東京にこんな世界があるなんて!と驚いてしまいます。
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でも、青山ならば、さもありなん、かも?
自由席とのことでそわそわ並び、誘導されて新郎友人席の隅っこをゲット。しれっと前方だよ。5人掛けのベンチシートだと、ぼっち参加は実に有利です。
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中もこんな! 当たり前ですがもう本当に教会です! すごいなー、こんなところで美香さんの音色を聴けるなんてひゃっほい。
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天井もこんななのですもの。これはすごいわ。
そわそわしながら開演を待ちます。照明はどうなるのかしら、と思いましたが、特に変化なく、地明かりのまま進んでいました。にゃるにゃる。

時間になり、現れた美香さんは全身真っ白のニャンドゥティ(パラグアイの民族衣装)に身を包んでいました。
これは6月に発売したニューアルバム「AMANECER」のジャケットでも着ているもので、6月にはじめて伺ったとき(このアルバムの発売記念イベントだったのです)もこのお衣装に身を包んでらして、つまりわたし、真っ白な美香さんしか見たこと、ない……?
それは天使なわけだわ。笑

コンサートは終始なごやかなムードのなかおこなわれました。
休憩なしの90分間、曲目順になんとなく書いていこうと思います。
選曲は、美香さんの作曲した楽曲を中心に、新アルバムから、アルパの有名楽曲やクラシックまで、どれも実に可愛らしかったです。
そして何よりまず驚いたのが、音の響き方でした。
まだいわゆるクラシックホールで演奏を聴いたことがなく、前の会場も六本木にあるライブレストラン・スイートベイジル(STB139)だったのですが。
話は変わりますがこのSTB139という場所には並々ならぬ思い入れがあります。
もう10年近く応援し続けている役者さんがいるのですが、彼女が所属劇団を離れ独り立ちすることになったとき、まさにこの場所で、記念ライブをおこなったのです。
劇団を離れてもなんでも、役者として、表現者として、彼女をまぶしく見つめていたので、応援すること自体は揺らがなかったのですが、その劇団の構成員としての彼女ではなく、なんというか、ある意味生身の、剥き出しの彼女をはじめて見たのがその場所で。
それは新たな誕生の場であると同時に、わたしにとってひりひりと切なく痛む思い出の場でもありました。
そんな場所にまさか再訪するとは思わず、そしてまた、まったく異なる形での表現者である、でもわたしの心を響かせる人に会えたのは、このうえなき喜びで。
あああ話が際限なくずれる。
ええとつまり、食事しながらライブを楽しむような場所での演奏から一転、教会での演奏ということで、それは音の響きも全然違うわけです。
なんというのか、驚いたのは、音色が跳ねることでした。
あくまでイメージですよ、イメージなんですけど。
スイートベイジルで聴いたときは、出演者が多かったこともあり、舞台というフレームの向こう側から音色の蔓が壁のように絡まり合い分厚い音の圧としてわたしに迫りのしかかってくる、そんな圧倒的な印象でした。
それが、今回は、思いもよらぬ方向から音の粒が飛んでくるのです。
反響の仕方なのかな?
いつも以上に、音が跳ねてる。
すごかったです。
それを一番痛感したのは「PICAFLOR/ハチドリ」という楽曲のときでした。
あ、もう、順番どおりに書けてないよさっそく。ごめんなさいね。
ハチドリというだけあり、小さな鳥の羽ばたきが表現された実に愛らしい曲なのですが、もうその音色の一粒一粒が文字通り教会中を跳ねまわり、耳に飛び込んでくるのです。
これは、得がたい体験でした。
逆に、もう少し後ろの席であればうまくまとまって聴こえたかな、前方すぎて音が飛び交いすぎているかな、と思った曲もありましたが。

はい。自分の宣言どおり、順番に書こうね。
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開演前の舞台の写真で、いったん落ち着くよ。

美香さんが現れて、最初に演奏してくださったのは、「Tesorito」でした。
スペイン語で宝物、を意味する言葉のこの楽曲は美香さんのオリジナルで、ご友人の結婚式等でもよく演奏を頼まれるんだそうです。
教会での演奏ということで、最初に選んだそう。確かに、実に心に染み入り、最初からこういう空間で演奏することを想定していたかのようにしっくりとなじんでいきました。
続いては「ふたつの彩(いろ)」。「心の旅へスペシャル―千年の都 美の旅人」という番組で栗山千明さまが旅人となり京都を巡った際、美香さんも高台寺にて演奏をなさいました。そのとき、高台寺の風景をテーマに作られた新曲だそうです。
なんと両親もこの番組を見ていたらしく、美香さんのコンサートいってきたおーと伝えたところ「この前テレビに出てたね?」と……地上波の影響力を感じました。
こちらも、水鏡に映る自然と人の心の移ろいを音にあらわしただけあって、澄み渡る音色が印象的でした。
そしてここで一人目のゲスト。ギタリストの藤間仁さんです!
お二人で演奏したのは「SOLY SOMBRA/夕影」「TREN LECHERO/牛乳列車」の2曲。
夕影は、秋の夜、長く伸びた影が踊るように動く様子から作った作品だそうで、本日演奏されたもののなかで一番ハロウィンっぽかったです。先にそういう説明を聞いてしまっていたせいかしら? でも、なんというか、人間よりももっと……異形だけれど軽やかなものたちが、いかにも楽しげにくるくると踊りまわるような、本当にそんな曲でした。
続いての牛乳列車はアルパでよく演奏されるパラグアイの伝統的な楽曲だそうです。
個人的にはこの牛乳列車、大好きです。
搾りたての牛乳を山と乗せた列車が、ごとん、ごとんと動きだし、古びた線路をごとごと軽快に、待ち人のもとまでひた走るというのが見事に表現されているのですが、この、決して静かではない素朴でにぎやかな曲が、わたしの大好きな、心地良い、列車のリズムそのままで、聞いているとうっとりとろんと夢の世界へと意識を流されていくのです。
大聖堂での牛乳列車も、いつもよりゴージャスな、たとえてみれば収穫祭に向けてごちそうの材料になる牛乳を運んでるんだみたいな晴れがましさと、それを見守る“眼”を感じさせるような演奏でしたが、それでもやっぱり大好きなリズムに包まれて、ふわわわんとなりました。
その後、さっき書いてしまった「PICAFLOR/ハチドリ」が続きます(これは美香さんのオリジナルですが南米のリズムを取り入れていて、だからこそのあの音色の跳ねっぷりだったのかもしれません)藤間さんもこの曲のときは、アコースティックギター(でいいのかしら?)よりずっと小さくウクレレ寄りの「クワトロギター」という四弦ギターを使っていました。この弦は日本で入手困難だそうで、アルパの弦を拝借しているそうな。「なので音色はなじみやすいと思います」とおっしゃっていましたが、なるほど納得のハーモニーでした。ここまでがデュオだったかな。
そしてわたしが堕ちるきっけかになった曲のひとつである「光の記憶」へと続きます。これも、今は終わってしまいましたがテレビ番組のテーマソングだったそうで。
光の記憶は、はじめて聴いたときの圧倒的に押し流される感動とはまた違い、なんだろう、恩田陸さんの『光の帝国』の最初のお話「大きな引き出し」で光紀くんがはじめて響いたときのような、そういう感じの、「光の記憶」でした。
……伝わりますでしょうか(;^ω^)記憶の奔流としての光みたいな、あちこちで渦を巻きながらでも明らかにひとつの流れとしていくような、そういう、感じ。
でもソロでの演奏なので、集結する瞬間が多く、なんとなくしゅうっと、光が伸び縮みしているみたいな、そういう雰囲気もありました。
ふう。
そして、「夜明け」。アルバム「AMANECER」のタイトルにもなっている曲で、震災後の復興への祈りなどが込められた曲だそうですが、なんというか全体的?に、夜が明けるような、希望が見えるような、またがんばろうと思えるような、そんなうつくしい作品です。
ソロでも綺麗でしたし、この包み込むような大聖堂での音色も代えがたいものはありましたが。
でもこれは。
チェロとぜひ、奏でてほしいなあ。ぜいたくかもしれませんが、そんなことをふと感じてしまいました。
ともかく。
ここで、二人目のゲスト登場です。今年の6月にCDデビューしたばかりの期待の新星、アルパ奏者の金子芽生さん。
まずは彼女のソロで「You Raise Me Up」。びっくりしたのは、芽生さんと美香さんでは音色の響き方が全然違うことでいsた。
美香さんは跳ねるような包み込むような、豊かに広がっていくイメージですが、芽生さんはまっすぐにぽーんと届いてきて、新茶のような青さがあります。ほんとに。
アルパの底の穴?が、美香さんは2つなのに対し芽生さんは1つでそこでの反響の違いもあるのかもしれませんが、二人の音楽の違いが個人的にはすごく面白かったです。
「You Raise Me Up」もすごく……なんだろう、天使にラブソングをの修道院長みたいな感じでした。固いけど優しい、毅然とした意思、のような。
続いてアルパデュオで「主よ人の望みの喜びよ」「シチリアーナ」。クラシックの名曲が続きました。
今回、アルパの演奏を聴くのが初めてというお客さんも少なくなかったため、美香さんによる簡単な説明もありました。アルパはスペイン語でハープという意味なんですよ、スペインを通じて南米に伝わり、南米の教会でスペインの修道士が演奏したのがはじまりだそうですよ……など。国によって形や奏法も違うようですが、美香さんはパラグアイアルパなのだそうです、なんてお話も。だから教会とアルパはなじみますよねーなんて。その一方で前半に演奏した曲のときには「本当はこんな立派な大理石のうえでなく、乾いた土の上で演奏するようなイメージの曲なのですが!」なんて笑っていたりもしました。
クラシックが教会に響くと、いやあもうこれが正しいわ、この音楽がここに詰まっていくのが、それが本来の姿、なんてちょっと思ってしまったりしました。それくらい、桁違いの安心感があったのです。
そしてラストスパート。最後の吟遊詩人と呼ばれたアイルランドの盲目のハープ奏者による「Carolan's Concerto」と南米の著名なアルパ奏者の作曲「AMAZONAS/アマソナス」、地球のちょうど反対側に位置するような土地の楽曲が続きました。甘く、どこか物悲しくも希望に満ちて奏でられるアイルランドと、弾けるような生の賛歌に満ちあふれた南米。対極のうつくしさがありました。たまらん!
そして最後は美香さん、藤間さん、芽生さんの三人で、「MOLIENDO CAFE/コーヒー・ルンバ」。踊りだしたくなるほど大好きな一曲です。これで締め、といわれても、最高潮に昂ぶってしまう曲なので、そうそう終われませんよ!
というわけで、拍手に応えたアンコールは、2台のアルパによる「遠い日の歌〜パッヘルベルのカノン」でした。やー、綺麗な締めでしたわー。ヴァージンロードを腕を組んで歩く美香さんと芽生さんも見られましたし(堪能しすぎてじたばたしたい)
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もう本当に、ここでこの時間を過ごせたことがしあわせで。
ぼんやりしながら後方の物販に近づいていったら、「これからサイン会でーす」との声が……
迷わずCD買いますよね。ええ。
ここは芽生さんのCDを買うのがスジかなーと思いつつ、売ってたので、大好きな曲ばかりが詰まった(既に借りたことがありiTunesには放り込んであるのに)CDを買ってしまいました。そしてサイン列に並んでいる間にポストカードに感想を殴り書き、口頭でも必死に愛を伝えてきてしまい……
まだ、地に足が、着いてません。しあわせすぎた。サインもいただいて心底しあわせです。しあわせすぎましたが藤間さんに「Shall we ダンス?楽しみにしてます」と伝えるのは忘れなかったわたしは業が深いと思う。

……当日の勢いで書くと怖いですね。なんだかあれこれ書きこぼしもあるでしょうし伝わりづらい表現も多いかとおもいますが、なにより長すぎてドン引きですが、コンサート直後の熱狂が伝わればなによりです。
たのしかった! 最高のハロウィンでした。
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素敵な時間をありがとうございます。

ちなみに、10月最後の食事は愛してやまないこく〜んさんのアップルジンジャーパウンドでした(ノ´∀`*) もしかすると最愛パウンドかも。パウンド史上一番食べてる味かもしれません。好き。
posted by こうや at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月05日

ミュシャ展にも行ってきた

六本木つながりで。
ミュシャ展にも行ってきました。
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ミュシャ、かなりの人気でしたねー。
やはりポスター画家というか、あの独特のフレームとそこからはみ出す魅力の美女が印象的なミュシャですが、今回はそれに限らず、彼の生涯にわたってかなり歴史の厚みある内容で観ることができ、大満足でした。
作品単体の魅力もさることながら、人物像やその歴史、彼の生きた時代背景なども含めて鑑賞できると、また違った味わいがあるのですね。
四季や四つの星などは作品自身のうつくしさだけで観る者を飽きさせませんが、個人的には、今回はじめて生で見たスラブ叙事詩に圧倒されました。サイズと、込められた思いと、なんというか、国、とか、民族、への、愛着、を、改めて考えさせられるような。
そんな。
ううんなんともいいがたいですね。未だに消化しきれてません。

ふらふら、頭のなかぱんぱんにいろんなものを詰め込んで出たらミュージアムショップがあって、思わず画集を買ってしまいました。置く場所ないのに! いつ読むのよ!
ちまりちまりと楽しみたいと思います。
そして、こういうところのお土産ものは定形ポストカードしか買わない(保管に困るから)と心に決めていたにもかかわらず、ついうっかり定形外の長形ポストカードも買い込んでしまいました。
にやにやにやにやにやにやにやにや眺めて楽しんだので、すっぱり気分を変えて、この綺麗なポストカードでお手紙を出そうと思います。あ、でも50円で出せるのかしら?(;´∀`)

それにしても。
私はどうもやはり、デッサンだとか下絵、が、好きなようです。
完成形の絵はもちろんそれはそれで観ていてため息が出ますし、なんといってもそれ自体でひとつの世界観を構築しきっているわけですから、その力強さたるや、となるわけですが。
なんというのかな、デッサンの、まだ可能性の残された世界、ありえたかもしれない未来の垣間見える感じ、が、好きなのかもしれません。
私が一番敬愛する画家は「夜警」などでおなじみのレンブラントです。そのきっかけは、中学二年生のときに美術の先生に勧められて観に行った……何の展覧会だったのだろう、あそこで、大きく太鼓腹を揺らして笑う(実際には胸元の上のほうまでしか描かれていませんでしたが、太鼓腹まで見えるようでした)鼻先の赤い彼の自画像のデッサンの、笑顔を写し取っているのにどこか虚無的な、笑っている自分を冷ややかに眺めている様子までもが写し取られている様に衝撃を受けたからでした。
そこも結局デッサン。
今回も、ミュシャが残したいくつもの下絵と「完成形」を見比べることができ、そのなかで、下絵自身の持つ魅力を、改めて感じることができたのでした。

はふん。
画集読もう。
じっくり観よう。
画集に印刷された絵にはオリジナルの持つ力強さこそないけれど、それを見たときの自分自身の感情を想起することはできるから。

ミュシャ。
好きだなあ。
今、恩田陸さんの『ライオンハート』を読んだら、また違う印象を受けるのだろうか。
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2013年06月03日

「あ!」という喜び〜デザインあ展に行ってきた〜

六本木のミッドタウンのあたり(?)で、昨日まで、「デザインあ展」というのをやっていました。
……昨日までorz
わーん、終わっちゃった展示のレポ書いてどうするよー(´;ω;`)ブワッ
などと、動きの遅い自分をぼかすかしつつ、ゆるりと写真をあげてみます。

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半年近くの長きにわたりおこなわれていたこの展示、Eテレの「デザインあ」という番組の企画展示だそう。
わたし、不覚にもこの番組を知らなかったのですが、や、これは、これは、行ってよかったです。
超絶! 面白かった!!
展示は見るだけでなく実際に動いたり触って楽しめるものもあり、ほぼ仕切りのない大きな空間に碁盤の目状にいろんなものがありました。おおきくわけて5つの縦軸に、お寿司や学校、器などのテーマがあり、それを「解散」などの横軸で切り取ってみた、そんな構成だったようです。ほかにも、折紙の折り方や風呂敷でのいろんなものの包み方を実践できる場所もあり、実際の放送である「デザインあ」を流しているところもありで、もうね、とにかく、空間全体がすっごく面白かったの!

たとえばこれ。
これはお寿司にかかわるいろんなものの集合。
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お醤油さしとか、お箸とか、箸置きとか。
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このお醤油さしなんて丸っこくてかわいいなあなんて思ったり。

でもそのお隣にはこんな衝撃の展示が。
その名も、「お寿司の解散」。
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すごくないですか! いくらの軍艦巻きを、米粒ひとつひとつやいくらの粒に分けるまで綺麗に「解散」させているのです。
これを見て、タイトルを見て、おもわず「ああ!」と言ってしまいました。
言ってから気づきました。
デザインあ、の、「あ」って、この「あ」なんだと。
気づきの「あ」なんだと。
そう気づいてからも、いったい何度この展示を見ながら「あ」を量産したことか。分からないくらい、あ、が、口からあふれ出てました。

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これは、適正な大きさを知るためのだったかな。タイトル忘れた(爆)隣にはトロのにぎりもありましたがトロが酸化して少し黒ずんでるところまですごくよく再現されていてうぇあってなりました。
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ま、いくらもこれくらいのサイズになるとちょっとさすがに……ってなりますけどwww

ほーんだーなだー!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
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でもよく見るとここにさしてある本、なんだか様子がおかしいぞ?
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なんと、自分でタイトルを作れるのです。これは意外と夢中になった。
「くるみ割りじいさん」「セロひきの猫である」「ジャックとかぶ」「天狗の王子さま」「吾輩はかぶ」「注文の多いひこぼし」あたりもうニヤニヤが止まりませんね。

これはいろんな雑誌の構成要素を出したもの。フォントや紙質、裁断したときの色味など。
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ほんとうにけっこう雑誌によって違うんだなあと、普通に感心しながら見てしまいました。
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これは雑誌の解散だったかな。これだけだと現代的な屏風みたいですよね。
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器の解散、かな。これはずるい。c/sの金彩がきれいに取れているのとか、紅茶クラスタとしては注目せざるを得ませんが、どう考えてもインパクトではカップヌードルのひとり勝ち。
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こういう器へのプリントって、取れたときが独特で面白いです。

お醤油さしたち。注ぐまでの液体の動きが明示されてます。
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注いでる瞬間。
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注ぎ終わると。
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そうなんですよね〜、ティーポットも種類によってはここにお茶がたまるのよ! 下手すると茶葉がたまるのよ! 茶色くなると洗うのが大変なんだよね〜と、ちょっとずれたところでめっちゃ共感してました。

さて。これ、なんだと思います?
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なんと、我らがあの千円札をレイヤーごとに分けた様子をあらわしているのです!
だとすると我々がやること、というかやってしまうことはただひとつ。
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上から撮って千円札にできるかな!?
……はい、背と腕が足りませんでした(´・ω・`)
しかしこうやってみるとお札って手がかかってますね。

中庭にも大きな「あ」。自然の「あ」はどんどん変化していくそうで、その変化も楽しみましょう。
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これは学校の縦軸にありました。教室を作ってみようみたいなもので、迷わず『レ・ミゼラブル』の1シーンを再現してみちゃったり。
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ガブローシュが撃たれて倒れている様子を、両側から見つめています。
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何のシーンなのか説明するときは、「闘う者の、歌が聞こえるか♪」と口ずさまないといけません。
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連れの教室。病んでる。

ほかにもいろいろ、ペンギンさんとか「この穴の形はどこの?」とか、本当に面白くって、あ、を量産して笑い転げてました。かなりぎっしり人はいましたが、見る方向を限定しない展示なので割合流れてる印象です。
しかしこういうのは絶対子どものうちに触れておきたいよ! 常設展示、というか、「デザインあ館」みたいの造ってほしい。こういう気づきとか、こういうものの見方に触れることってとっても大事だと思うのです。

エレベーターのボタンも。
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物販近くの、こんな柱にも。ぽつりぽつりと、気づきの「あ」。
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世の中にはたくさんたくさん、「あ!」がある。
そんなことを改めて気づけた時間でした。

ミッドタウン前には巨大な「あ」が。横棒を構成しているのは大魔神だー!!!!!!
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そしてこれ、何でできているのかと思ったら、なんと……
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新聞紙とガムテープ!?
ぜ、全国の高校生たちよ、文化祭でぜひ、これを超える大作を(笑)

うわあ、今思い出しても面白いなあ、これ。
また機会があったら行きたいです。

何より、「デザインあ」、今度見てみようっと。
posted by こうや at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

あいらぶちょっこれいと!

2月24日まで上野の国立科学博物館で展示されていた「チョコレート展」を見てきました。
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どうにか展示中に記事にしようと思ってはいたのですが、写真の選別に疲れて沈没。。。気づけば会期を過ぎていました。すみません。
その分、写真多めにお伝えしたいと思います。

伺ったのはもう日も暮れかかった頃。
おなじみの蒸気機関車の向こう側にもくっきりと月が浮かんでいました。
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この子を見ると、「上野に来た!」って気分になります。本当に、何百回来たことか……国立博物館は片手で数えるほどしか入ったことがないのですが、科博は指では数えきれないほど入っている、これでも自称文系です。
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展示マップを入手し、わくわくらんらんらんと中へ……
入る前に思わず立ち止まりました。あれ、今さっき見た筈のものがある……
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ひょー! さっきのSLがチョコレートで完全再現! これは滾る!
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シロナガスさんもいました。入り口にこれがあるとか科博じゃないですか……まさに科博じゃないですか……!
一気にボルテージが上がっていきます。
そのうえ。
一部展示を除き、写真撮影おーけいだよ☆との注意書きも……
まじ、すか……!
腕のないコンデジ野郎ですが大喜びです。うふうふふ。
そんなわけで今回、意味不明なくらい写真を撮ってしまったのでした。
フォルダ内がしあわせやで……

さて。
入ってすぐは、まずチョコレートの原料となるカカオのお話。本物のカカオも展示されていました! 熱帯の温湿度保っていました、ふおお。
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これはレプリカ。こんな風にカカオが生ります。
もともと赤道直下のあたりを中心に生育していたカカオは、マヤ文明、アステカ文明においては貴金属に勝るとも劣らない貴重品、そして神々の嗜好品だったようです。とにかくめっちゃ貴重やったんやでー! ということが伝わってきます。
マヤ・アステカあたりの器(さすがにこれは撮影禁止)が本当にうつくしくて、なんというかこう、素焼きっていいよね、というか。素朴だけれど複雑な文様や形が刻まれていて、たぶん神器とか、きっと祭儀の際に使ったとか、そう思わないと納得できないようなあれこれがあって、素直にすごいなあとほけーっと見てしまっていました。
本当に限られた人のあいだでだけ、珍重されていたのですねえ。庶民が気楽に小銭で買っていいものではなかったわけです。
それがヨーロッパ勢に「発見」されると、チョコレートはコーヒーと同様一気に貴族のあいだに広まるのでした。
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これは有名なコーヒーハウスのイラストですが、これと同じ感じでチョコレートハウスがぼんぼんできていき、貴族の社交場となり、そして一方で寝覚めの一杯、ベッドティーならぬベッドチョコレートも流行したのだそうです。
この頃のチョコレートは泡立ててその泡を楽しむものだったそうで、ミルクの泡をもこもこにすることに心血を注いでいたようです。高い位置からカップに注ぎいれられるよう、急須のように注ぎ口と90度になるように取っ手がついていたのだとか。
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こんな感じに。これを見てふと、前のお店で使っていたカフェオレポットを思い出しました。コーヒーとミルクを同時にカップに注いで、ミルクがもっこもこに泡だっていたっけなあ。
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このアヒル口がたまらなくかわいいです。こんな子が家にいたら日がな一日磨いてしまいそう(笑)
時代が下ると、頭のてっぺんから棒が飛び出すようになります。フォームドミルクを作るのと同じ要領でがっしゅがっしゅやるためのもののよう。
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やっぱり取っ手は90度。
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ぐさぐさぐさっ!
そしてそして。このあたりから妙に見覚えのある方々が登場してきますぜ……
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はうんブルーオニオンなポットたんかわゆすかわゆす(*´Д`)ハァハァ
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チョコレートカップには柵がついています。両手持ちの取っ手がついてたり柵がついているあたりなんかもうかわいい……!(転倒防止だそうですよ)
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マイセンさまご降臨!(;゚∀゚)=3ムッハー しかし本当にごく最近まで作られてるのですね、欲しくなるよどうしようはあはあ。
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美麗すぎて圧巻。
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金彩もばっちり。
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蓋の丸みもまたなんともいえず愛らしい。ちょっとだけ蓋碗を思い出します。
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これwwwジャスパーwwwうおおおおwwwww
ちなみにここ、すさまじい混雑で。パンダやモナリザを見るための行列かってくらい牛歩の進みだったため、思わず丹念に写真を撮ってしまいました。これでも選別しているのです。それくらいいっぱい陳列されていてもう興奮とときめきが止まりませんでした。
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もうちょっとだけ上げてみる。
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オーストリー! ハプスブルク帝国の威信を感じた気がします。
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コーヒーカップともティーカップともまた違う形状。これがチョコレートカップか……

大興奮していたら、次のコーナーは工業化されるチョコレートで。
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こんなの展示してあったら狂喜乱舞ですよね。みんな大好きバンホーテン。
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フライのココア缶。
バンホーテンやリンツなど、今でも知っている名前の方々が、カカオを今あるチョコレート(とココア)にするためどのような努力をしたか、発明をしたか、簡潔に偉人伝が語られていました。ちょっとね、感動しました。何気なく見ているあの名前にはこんな歴史が、と再認識できます。

続いては日本のチョコレートコーナー。「しょくらとお」としてチョコレートが紹介された江戸時代にはじまり、現在に至るまでのチョコレートの歴史から、森永、明治、ロッテなどなどのパッケージや年譜、CMや宣伝ポスターまでが飾られています。これもちょう楽しかった! どのあたりから見覚えあるかななんて見てみたりして。森永の今の字体はこのチョコレート展とよく合ってました。コアラのマーチも徐々にアニメのキャラっぽくなってましたが最初は割とリアル。コアラ全キャラが印刷されたパネルの前は大盛況でした。
そしてついに。
チョコレートに、なります。
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われわれひとりひとりがカカオとなり、収穫されてからどのようにしてチョコレートになっていくのかを、体感できるゾーンです。
まずは選別。皮を剥がされます。
続いて焙煎。ローストロースト〜。
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熱風で焙煎されると続いてはすりつぶされます。
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わーローラーでグラインディング〜。
続いてはココアパウダーになる部分とチョコレートになる部分(ココアバター)に分離。ここで分けられるのね。
われわれはチョコレートになるので、そのまま今度は混ぜられていきます。
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もっしゅもっしゅ。
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機械を使うとこんな感じ。小さな女の子が「おいしそ〜」とつぶやいてました。同感です。
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その後、テンパリングされて綺麗に固まって完成です。
しっかりパネルでも説明があり、映像もあり、ちゃちいですが体感もでき、予想外に楽しいゾーンでした。

さて、そろそろ終盤。さくさく進むかな、と思いきや、まさかの大混雑。
なぜかって?
垂涎の的ばかりが展示されていましたからね。
まずは歴史ある金型。
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すごいよね!
と思っていたら、次で叫びそうになりましたよ。
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世界のパッケージ!_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!
テンションは最高潮です。
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ドロステココアもあったヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
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こっちはチョコレートのパッケージだぜ! きゃわわ!
このへん写真がタテヨコばらばらで見づらくてすみません(´・ω・`)

鼻息も荒く振り向くと、今度はチョコレートの豆知識がぞくぞく登場。なるほどねー、と思いながら読んでいくと、人びとがぽかーんと上を見上げていました。
何かな? と思い私も見上げると……
ショコラティエさんの華麗なるテクニック(の基本の初歩らしき二つの手順)の映像が流れているではありませんか!
基本の二つなのにどちらもうっとりするくらいすてき……すごいのう……
満足しつつ眺めていくと。
……あ、あるよね。
期待してたよ正直。ええまあ。
きちんと説明もつきつつの。
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ショコラティエさんの華麗な芸術作品の展示です……っ!
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これはガナッシュ(トリュフ)。
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こちらはガナッシュ(ムール)。ガナッシュの周りをチョコレートコーティングした型押し。
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ガナッシュ(アンロペ)。ガナッシュをチョコレートコーティングして、上に飾りをのせてます。
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プラリネ・ペーストとジャンドゥーヤ。プラリネ・ペーストはプラリネの上をチョコレートコーティング、ジャンドゥーヤはガナッシュの中にナッツ類を練りこんでチョコレートコーティング。
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マジパン、フルーツ類、ナッツ類。オランジェット大好きです。
そのほかにカラメル、リキュール・ボンボン、フォンダン、ヌガーなどもありました。やーもうチョコレート食べたくて仕方なくなりますわこれ。

いいもの見たなあ、とほくほくしていると、最後に。
「ピエスモンテ」という文字がありました。
ピエスモンテとは、洋菓子職人がケーキや雨細工を積み上げて作る装飾菓子のことだそう。
つまりこの場においては、ショコラティエが作ったチョコレートのピエスモンテが見られるのか!
そういえば入り口にあったSLとシロナガスさんもピエスモンテといえるよね、と思いつつ隣に目をやって。
絶句しました。
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ピエスモンテです。パンダです。平成館でしたか、にいる、パンダの剥製のピエスモンテです。
……迫力ありすぎ(;´Д`)
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忠犬ハチ公はブタっ鼻になっていて少し安心。色合いもチョコレートなのでほほえましく見られました。が。
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トリケラトプス。これ知ってるよ。本館にいるよ。本物でしょ? これ舐めたら甘いとか信じられないよ。
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ティラノ。いやいやいやいや……ショコラティエさん、恐竜愛にあふれちゃってるじゃないですか。すごすぎるでしょう。
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これに至ってはなんというかもはや絵画のようです。東洋の絵画にこういうのありそうですよね。なんだこりゃ。こんなものが作れるのか……

最後の最後に、チョコレートって奥が深いとふらふらになってしまいました。
はあ、すごいもの見た。
そのままふらふらと「第二会場」に向かって……
第二会場に山と積まれたチョコレート……
要するに第二会場ってチョコレートやチョコレート関連商品の即売会場だったわけで……
買う、よね!( ´∀`)bグッ!
さすがに途中でお財布さんに頭はたかれたので、チョコ本は本屋さんで後日じっくり吟味して買うことにし(表紙覚えて帰る!)会場外でも買えるお菓子はぐっとこらえ、どうしてもどうしても気になるものだけお買い上げ。
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してきました。
右側のは食べ比べチョコレート。カカオ成分の違うチョコレート3種が入っているとのことで、お土産用です。欲しい方がいらしたら言ってね(笑)
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会場限定のお味だとか。キャラメルチャイマキアート。キャラメルっぽさよりも、紅茶葉のコリコリがおいしかったです。これ普通に売ってほしいなおいしかったこりこり。
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そしてこれ。チョコレートの金押しがされている黒いブックカバーですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
これは! 買うでしょ! 可愛すぎるでしょ!
おいしいものが出てくる本を、これで読みたいと思います。

まんまと「第二会場」にしてやられたこうやは、ほくほくしながらオシャレな外灯に誘導されて帰路についたのでした。
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はあ、しかし時間がなくて常設展示を見られなかったのは心残り。また来たいなあ。常設展示だけでも充分楽しいよね。安いし。

……しかしだね。
このまま、チョコレートを目でしか味わわずに帰るなんて、できないよ。
なんとも口がチョコレートモードになって仕方なくて。
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ホットココアはおいしいなあ!(*´∀`*)
目でも口でも、チョコレートを楽しんでしまった一日でありました。
posted by こうや at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月10日

宇宙旅行の余波

お家にこもってぐだぐだいろいろ作って満足してるこうやです。ごはん系は目分量でもおいしくできるけれど、お菓子はやっぱり化学なんですね。きちんと分量量ってやらないと難しい。
でも、オーブントースターでのパウンド焼成のコツがなんとなく掴めてきたので、これからちょくちょくチャレンジしてみようと思います。パウンドおいしいよパウンド。
手前、フルーツパウンド。奥、ココナッツパウンド。お供、ムジカのサバラガムワ。
でも未だにクッキーの焼き方がよくわかりませんヽ(´Д`;)ノアゥ...味はともかく見た目が悪い。お砂糖が色つきなのと焼きムラがあんまり綺麗じゃないのと雑なのが原因でしょうか。形がwww雑www包丁でざくざく切っちゃうからなあ、ネギかってくらいざくざく。

ともかく。

昨日の記事を読み返すと何言いたいのかよくわからなくて自分の文章力ェ……となっています。書きたいことが伝わらないし筆滑りまくりで「書いたときに思ってたこと」は書いてるけど見てるときに思ってたことと逆だったりもういろいろ混乱しまくってたのねわたし。
すごい好きだったので常設のああいうプラネタリウムとかあってもよくないですかね。ていうかプラネタリウム行きたいね。水族館も行きたいね。つまりサンシャイン行けばどちらの欲も満たせるわけですね。満天……睡眠時間確保したらまた行きたいなあ。あそこ癒しの空間すぎて瞼の欲求に勝てない←
ああまた電光石火で話が逸れた。私はコラッタか。サイズ的にダウト。
ええと。
スター・クルーズで、こんなお土産を買ってました、な、オマケの話。
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最近お土産ものが際限ないので、基本的に実用品とパンフレットのほかはポストカード(か写真など)しか買わない! と決めています。フィギュアとかストラップとか、どんなに可愛くてももう増やしたらあかんのです。そういうわけでスター・クルーザー号のカッコいいポストカード(これフライヤーの写真じゃないかな)と宇宙から見た地球のカッコいいポストカードを購入。そして……我慢できず……マグネットもひとつw あれw 意志が弱いw いいのです、マグネットは会社の引き出しに貼りつけてにやにやするので実用品なのです!←無理がある
そしてもうひとつ。最近すごく欲しかったものも買えました♪
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星座早見表です!
ぱっと見上げた夜空の星を、どうつなげて何の星座になるのか、最近すっかり忘れてしまいまして。昔は伝説から何から全部すぱぱぱんと頭に浮かんだものですが、すっかり俗世の垢にまみれてしまったようでね……
でもこれがあれば、夜空を眺めるための足掛かりになるではないですか。
とりあえずうふうふ眺めてぐるぐる回してああこの頃はここにこんな星座があるのかなんてにやにやして、今は通勤鞄に忍ばせてます。
……暗い帰り道、突然足を止めて上を見上げてきょろきょろし、おもむろに鞄から星座早見表を取り出しにやにやしながら仰ぎ見て「あー、あれだあれだ」なんてつぶやくどう見ても社会人の人間が周囲から見てどの程度怪しいかなんて、私は、考えません。ええ、考えませんとも。
夢とロマンですよね! 夜空は!

……orz
posted by こうや at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月09日

宇宙旅行してきました、あと夜空とか

350億年と3時間半くらい、旅行をしてきました。
東京タワーには敵わないものの、国会議事堂よりはモスラの餌食になりそうな建物、六本木ヒルズ。
そこで「スター・クルーズ」なる次世代型プラネタリウム展があるとのことで、勇んで伺うことに!
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ポスターと上の掲示の両方を入れたくて撮ったら、何に焦点が合ってるのか分からない写真になってしまったwww
そわそわしながらチケットを引き換え、近未来的な白い光に照らされたエレベーターへ。3階かな、から、52階まで、急上昇!
耳がキーンとなったり、50階付近で一度止まったときに「私の足元は板きれ1枚残して150m近くの奈落……」なんて想像してしまって気が遠くなりかけたりしましたが、何ごともなく52階へ到着。
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そわっそわしながら、スター・クルーズ……宇宙旅行に出発ですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
今回は土星の大型ステーションへ行けるとのことで、搭乗船の模型がまずありました。
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上下、左右がそれぞれ対称のその名もスター・クルーザー号。
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くるくる回っているのですが、
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時どき「スター・クルーザー、発進!」とばかりしゅばっと光るのがカッコ良くて、
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気づいたら土星ステーション行きの船をけっこう逃していました。。。おおう。。。
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そして山ほど写真を撮っている自分www
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総計1200名乗客を乗せられて、なおかつ乗組員が400名なのだそうですが、そこに「ロボット・アンドロイドを除く」とあったのに無性にテンションあがってしまいました。そして私乗るとしたら絶対三等だ……1st classとか逆立ちしても無理なんだろうなあ(´・ω・`)
そして、探査衛星「きぼう」のハイビジョンカメラも流していて、なんというかうつくしいうえに「日本は本当に日本地図の形をしている」ことに感動したり。
未だに更新できていない(……)イギリス旅行の帰り道、寝静まった飛行機内でこっそり覗いた夜から明け方にかけてのロシアの冷たい地形がひどくうつくしく見えて、ほけーっと見惚れていたのを思い出しました。
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しかしあれですね。レトロなんていうと語弊がありますが、懐かしの近未来って感じがします。なんとなく。カモノハシっぽい先っちょとか、すごいかわいい。
ともかく。
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はわわわとスター・クルーザーに乗り込み、土星ステーションに発進です!
……ちょっとだけ、ここで、トラブル発生して変なところから急発進してハリケーンの真ん中に飛び込んでしまったりするのではないかと身を硬くしたのはナイショです(それ某海のストームライダーの展開だから)
あれですね、それにしても、画面だけでも充分に揺れとかそういう感覚伝わってくるものね。視覚は偉大なり。
あっという間に土星ステーションに到着し、ぞろぞろと移動して太陽系と銀河系の展示を見ることに。
なのですがもう、太陽の周りをくるくる回る惑星のモデルがすごく好きで、ほけーっと見てしまいました。かちゃりかちゃりとギア(なのかな?)が切り替わる音も無性に心地よくて。
見ている間にグランドクロス的なものができて「ふぇーい!」となったり、もう少しで全惑星が一直線になりそうで「ふぇーい!」となったりしていました。たのしい。
地球がうつくしい星だというのが実感できましたが、木星と土星へのこのえもいわれぬ憧れも捨て去れませんね。
いつの間にやら周りに人がいなくなったりまた人だかりになりそしてまたいなくなったりし。
そろそろ移動せねばと名残惜しく振り返りつつ、次の部屋へ。
息を呑みました。
や、覚悟はしていたのです。
私より早く進んだお客さんがみな「うおお!」だの「すごい!」だの「きれい!」だの叫んでいましたし、事前にこんなお部屋があって〜というのも聞いていましたし、そろそろかな、とも思っていたのですが。
息を呑みました。
プラネタリウムです。
三次元の、プラネタリウムです。
本当の星の配置が、奥行きと高さと幅をもって、現前に広がります。
地球上からしか見えないオリオン座。ずれると、もはやそれはオリオンの形を留めず、なぞることすらできません。
でも、地球上からだと、それは見慣れたオリオン座。
ひしゃくの形で北極星を示してくれる北斗七星も、ずれるともはや別のもの。同じ平面上にはないのだということを明らかにしてくれます。
それが身に沁みてわかる、そんな展示。
そして何より。
うつくしい。
幻想的な空間すぎて、息を呑んだまま見惚れてしまいました。
すごく良かった。
これは、良かった。
宇宙は生きているんだなあということを、強く実感しました。
星々を両側に見ながら、真ん中に通路があるのですが、その通路のちょうど真ん中のあたりにスター・クルーザー号が浮かんでいて、イマ・ココにいる現実、というファンタジーを思わせる……ああなんといえばいいのか分かりませんが、地に足が着かなくて、いやいやでも私は本来ここにいるのだ、と思わせるスター・クルーザーも結局は幻想で、でもイマ・ココはその幻想の地に足を着けている……そんな気分です。
すごく良かったです。
この空間をひとりじめできる瞬間があったり、周りに人が増えてその会話がさざなみのように押し寄せてきたり、そのすべてを星空が呑み込むような。
ああ、もう。
かなりぼんやりしながら次の部屋へ行くことになりました。正直ずっといたかったです。はい。
次の部屋でぼんやりと星の寿命とウラシマ効果の説明を読み、アニメ説明も見てから、さて次は一路宇宙の果てに行ってきます(`・ω・´)

……ま、まさかのエンディングでしたwww なんということでしょうwwwww
本気で現実に戻れなくてかなりふわふわした足取りになってしまいました。
最後、MEGASTARという新世代プラネタリウム?の部屋でぼーっとして、ひたすら頭を空っぽにして、ぼーっとぼーっとぼーっとして、ようやく、立ち上がる力が湧くくらい。
やーすごかった。なんだかもういろいろと好きすぎてどうしようもなくなってしまう展示でした。これはもう一度来たい。ちょうきれいです。SF読みたくなります。
家族連れとカップルが多かったのですが、さもありなん。特にカップルさんにオススメかもしれないですね。この体験を共有できる二人はしあわせになれると思います。うふふ。ああでも小さいときにこんなすごい展示見られたら絶対宇宙好きになるからお子さんにもちょうオススメかもしれない。

そんなうつくしい余韻に浸りつつ、せっかくなのでこのチケットで入れるところ全部いったれ! と。
余韻ぶち壊しだろうなあと半笑いで入った会田誠展は、予想以上にぶち壊しでよかったです。
あっちからこっちへ、あまりに振られて頭がクラクラしつつ、この醜悪ななかにも美があるということ、露骨な露悪的な世俗的な主張のなかに見出せてしまうものがあることをなんというか肌で感じました。
私は現代芸術などをあまり解せない人間なのですが、そのことを理解したうえでにやにや笑っていろいろ考えさせられる展示でした。
他の展示スペースに比べて18禁コーナーが混みすぎてて笑いましたが。ミュータント花子の漫画を読む行列がwww大変なことにw
はあ醜悪だった。
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見に来てた外国人の団体さんがすごくテンション高くて、特に説明している(でもガイドという感じではなくただとにかくニホンファンというかアイダマコトファンな感じの男性の)人がいかにこれが素晴らしいかをエピソードや解説含めて熱く語っていて面白かったです。それを聞きながら改めてなるほどこれはそういう意味かと納得したり。
継ぎ紙にうつくしい文字で下種なこと書いてるのが最高にツボにはまりました。

スター・クルーズと会田誠で両極端な触れ幅を記録した自我を取り戻すべく、最後は屋上へ。
カメラ以外の荷物をロッカーに預け、エレベーターに乗り込むと、次に扉が開くとき、気圧の違いを感じさせるような音がしました。
え、と思う間もなく冷たい空気になぶられます。
裏側みたいな階段をかんかん上がると、帰りたくなるほど寒い屋上。
……本当に屋上w 展望台とかじゃないんだwww ヘリポートw あるwww 風強くて飛ばされそうですwww
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一昨年くらい、東京タワーのイルミネーションを見ようとしてクリスマスに六本木の展望台に上がろうとし、あまりの長蛇の列にあっさり諦めたのを思い出しました。
今にして思う。
上がらなくて良かった。凍死するわ。
とはいえ、せっかく上がったのです。撮らないとね。
まずは遠くに見えるムサシくんこと東京スカイツリー。
IMG_4372.JPG
肉眼だともう少し大きく見えるのですが、肉眼の光景をカメラで切り取れない残念な腕の持ち主。
兄弟での2ショットはこれ。
IMG_4371.JPG
コンデジの限界ですねー。夜景は長めにカメラ保持していないといけないのですが、あまりの寒さと強風にカメラ(というか腕)が震えてしまってボケボケ画像になってしまいます。それコンデジの限界とちゃうね。自分の腕の問題やね。写真を上手に撮れるようになりたいです……。
なんていいつつ最後。
やはりこの形、この姿、この位置、日本人の魂の光景にも近いと思います。
東京タワーは人の憧れですね。
IMG_4366.JPG
屋上は本当に限界でした。寒かったぜ……
よろよろと階段を下り、よろよろとエレベーターに乗り、よろよろと荷物を引き出してよろよろとエレベーターに乗り、耳きーんってなってよろよろとエレベーターを降り、地下鉄に潜り込む前に見上げた夜空は夜景のせいかひどく白くて。
でも、家の近くでもう一度見上げた空は、真っ黒ななかに輝く星がきらりきらりと瞬いて、あの星はあのあたり、あの星はあのあたりかもしれないなんて想像すると宇宙は広くて自分はちっぽけだなあと感じられて、とても、気分がすっきりしました。

スター・クルーズ、今月11日までつまり明後日までですが、一見の価値は充分にありです!
私は平日に有休取って行っちゃいましたが、混雑していてもなお、行くだけの価値はあると思います……!
私も再度行きたいくらいですもの。

ああもう! 感想を言葉にするってなんて難しいの! 全然うまく語れなくて自分が歯痒くて仕方ありません。仮にもそういうことを研究していた筈なのに。悔しいなあ。
少しでも伝わればなによりなのですが。

ところでさあ。
絶対、展望台も、あったよね。
私、行きそびれてるだけでさ……
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2012年05月02日

おそろしいもの、こわいもの

教育テレビでやっていたのかな、「クララック」という番組を母上が撮っておいてくれたので、先日何とはなしに観ていました。
そして、それが、泣きそうなくらい怖くて。
自分でもびっくりしたので。
まとまらないなりにまとめておこうと思います。

     ◇   ◇

私は何事につけて素人の凡人で、何を成し遂げたこともなく、生半可が鼻で笑うような程度にしか何事も触ったことのないような凡百の輩です。
だから、そんな奴だからこその甘えで、物を見ています。

     ◇   ◇

舞台芸術のお話。
舞台にハマり出したのは高校生のときなのでもう10年近く前のことになりますが、大学に入るときに「もう板の上に乗らない」ときっぱり決めたのは、自分が怖がりだったからです。

     ◇   ◇

うーん。
こういう書き出しだとおこがましいですね。まいったなあ。

     ◇   ◇

好きな作品があります。
恩田陸さんの『チョコレートコスモス』と、有吉京子さんの『SWAN』です。
どちらも、私にとっては同じ場所の、作品。
『チョコレートコスモス』は、舞台、ストレートプレイの、求道者の話。二人の女優の、話。
『SWAN』は、バレエダンサーの話。出会いと別れを繰り返し、茨の森を突き進むが如く傷つきながら、求め続ける話。
最近読んだ氷室冴子さん原作、藤田和子さん作画の『ライジング!』もその系統に入るのだろうなあと思います。
どれも、舞台という、一瞬の芸術の世界に、留まらない完成度の世界を、追い求める物語。

     ◇   ◇

大学で現代芸術に関しての授業を受けて、現代美術は分からないなりに分かった、というか、見方の方向性は納得できた、自分なりにどうその作品に接すればいいのかは見えた(こういうのの書き方すら難しいですね)のですが。
音楽と、舞台は、分からなかった。
現代音楽。何を聞いたかなあ。印象に残っているのはストラヴィンスキーの「春の祭典」やシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」、それに武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」でしたか。
舞台はね、音楽と同様、「春の祭典」で。
これが、苦痛でした。
触るとひりひりする場所に塩をすりこまれている気分になるのです。
聞き苦しいとかそういう嫌さではなくて、これ以上聞かせないでくれ、これ以上進ませないでくれ、そう思うような。

     ◇   ◇

ええと。

     ◇   ◇

小学校に上がるか上がらないかくらいのとき。メーテルリンクの『青い鳥』の絵本かなにかを読んだという話をした、その流れからだったか。
伯父に「読むか?」と渡された本がありました。
ノヴァーリスの『青い花』、岩波文庫。今でも本棚に収まっています、当時の私にとっては本当に小さい文字のぎっしり詰まった、挿絵もない、つまりそれまで読んだことのない、世界の本でした。
私が「作者」の存在を知ったのは割と大きくなってからで、それまで、作品というものはどこかにあって、それを刈ってきて並べているのが本屋さんなのだと思っていました。八百屋さんと同じ、みたいな。キャベツが並ぶように、かいけつゾロリシリーズが並んでる、みたいな。
だから、「未完」というのの意味が分からなくて。私の中で作品は誰かが書いたものではなくどこかに存在しているものだったので、できてない=熟していないならもう少し置いておけばいいのにくらいの気持ちだったような気がします。
ましてや一桁の年齢でノヴァーリスを理解しろというのがどだい無理な話で、でもなんというか、幻想と現実の境目がふわふわとしてくるその不思議な感じがなんともいえず、青い花の中心にあるうつくしい少女の顔、というイメージは、くっきりと心に刻み込まれたのでした。

     ◇   ◇

大学、大学院ですごく印象的だったのは、日本の近代文学における「芥川龍之介の死」というトピックのもつ重みでした。
突き詰めると、このまま突き進むと、「芥川龍之介の死」に至ってしまう、それに皆が否応なく気づかされたから、そこから脱却するための模索を始めたのだと。
すごく乱暴にざっくりと言ってしまっていますが、私のなかで谷崎潤一郎の系譜がすとんと落ちたのは、そのイメージに納得できたためでした。

     ◇   ◇

つまり、突き詰めた先にあるのは、混沌であり、その包括としての死なのだと。
芸術は、殊に留まらない、残らない、瞬間の芸術というものは、突き詰めていけばいくほど人間という存在から乖離し、そして、その結果、死に至るのだと。
そんなことを、感じる、のかなと。思います。
バレエダンサーは、肉体も骨格も、本来あるべき姿から矯正して、敢えて悪く言うならば歪めて、あの美を現出させています。
舞台の役者は、本来の自分ではない自分、を、演じる、自分の中に、外に? 宿すことで、舞台というひとつの世界を完成させています。
音楽や、小説は、いえ音楽は残らない方だと思いますが、なんというか、それは自分自身で。
それが完成すればするほど、小世界として現出すればするほど、残るのは小世界に「なれなかった」もので。
偶然を排し世の中を「必然」であらわそうとした芥川龍之介が偶然に勝つことのできぬまま至ったように。
その完璧すぎる世界は、その周りにいっそうの混沌と歪みを引き起こすもので。

     ◇   ◇

ふむう。

     ◇   ◇

求道者は芥川龍之介に繋がります。
完璧すぎる世界、作品は、「未完」の『青い花』の、境目のぼんやりとした「ぼんやりとした不安」のイメージがつきまといます。
現代美術の世界観、殊に前衛的な作品は求道者に繋がり、やはり、芥川龍之介に繋がります。

     ◇   ◇

つまりは、死。

     ◇   ◇

「クララック」という番組で、いくつかの作品のある場面を観ることができました。
『眠れる森の美女』は、オーロラ姫の肉体の非現実性にぞくりとしたものの、型にはまりそこに何の不安もない、古典の、クラシックの、安全性に浸れました。
でも。
『仮名手本忠臣蔵』をもとにベジャールが振り付けたという『ザ・カブキ』は。
古典の、クラシックの、安全性から零れ落ちてしまうものを拾い上げてしまった舞台で。
ぞっとしました。
討ち入りの場面、ああ、もう、もうダメで、それでもまだ此岸で、大丈夫、で、
でも、長い長い暗転の後の、仮面と、白い男たちの、その場面は、もちろん彼岸のイメージで、
そこでダンサーによって形作られた三角形の、その三角形という形の不吉さときたら。
あんな、に、おそろしいものを観たのは久しぶりだなあと。
主役の方の一挙手一動足が、求道者の、いえまるで十三階段を一段一段踏みしめているように思えて、
怖くて、テレビを消したくて。
でも動けなくて。
見入っていました。
だから。
むしろ。
ラストシーンで、
世俗的に、実際に、死を、描いてくれたことが、救いになって。
良かった、ここを、象徴にされなくて、まだ、踏みとどまれた、そんな気分になりました。
踏みとどまれたからこその、傑作なのかもしれません。
ぎりぎりの、ぎりぎりのところまでいって、でも、戻ってくる、ことの、それが、紙一重であればあるほど、戻ってこられたときの、反響が大きくて。

     ◇   ◇

何を言っているのかさっぱり伝わらない気しかしない。
でも、怖かったので、分からないなりに吐き出しておきたかったのです。

     ◇   ◇

芸術とはチキンレースで、
いってしまった人が芥川で、
でも、
それをやっぱりやめられない

     ◇   ◇

そういうことでは、ないのだけれど。

     ◇   ◇

自分のなかでまとまっていないことを文章にしても。
まとまることもあるけれど、今回はまとまりませんでした。
はあ。ふう。ほお。
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2010年11月13日

ひとりで文学散歩?

招待券をいただいたので、先日ぽこぽこと横浜まで行ってきました。
今APECをやっているせいか、駅にも道にも公園にも警官がわっさわさいてびっくりしましたが、親切に「こんにちは〜」などと声をかけてくれましたし、まあこんな見るからに非力そうな若者はそこまで警戒しないんだろうなあ。空中見つめてニヤニヤしてたりするし←別の意味で不審者。
はい、そんなわけで今日の一番の目的。実はそうとう力のある良い展示をいつもしている、神奈川近代文学館です。
PAP_0152.JPG
小泉八雲展〜!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
小泉八雲といえばやはり「怪談」で有名な方なのでしょうし、私もそれくらいしか知らないのですが、とりあえずダンディで大好き←ミーハー
楽しく見ることができました。
小泉八雲、ラフカディオ・ハーン、そしてあの有名な後ろ姿……私は本当に表面上のことしか知らなかったのですが。人生を追う形でいろいろな資料を見られて、なんだかしみじみとしてしまったり。左目が失明していたということすら知らなかったので……
自分と同じ誕生日だと知って少しうれしくなりつつ、この人の書いた日本のものも読んでみたいなと思いました。
八雲の座っていた机の複製もあったので座ってきました! 机が高くて驚き。眼、って、大切ですよね。
非常に薄っぺらな感想しかいえなくて反省。いろいろ感じたのですがうまく言語化できません(この人これでも国文科)
岩波文庫の『怪談』と、後ろ姿のポストカードをお土産にしてみました。

近代文学館のある海の見える丘公園には、ローズガーデンがあるのでついでにふらふらしてきました。
PAP_0154.JPG
ローズガーデンのバラが意外と咲いていてびっくり。6月が最盛期と思っていたので、今の時期は咲かないんだと思っていました。でもそんなことないんですね。

さらについでにイギリス館へ。このあたりの近代建築は無料で中を見られるので大好きです。
PAP_0151.JPG
ここも何度か入っているのですが、前を通りかかるとうっかりまた入ってしまいます。が。
……いつの間にやらエインズレイが協賛していたらしく、
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こんな風に随所に食器が! ひぃ、これだけでテンション上がります!
サンルームの丸窓にスミレが飾ってあり、
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その部屋のテーブルにはきちんとバイオレットのテーブルセット。
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くう、なんてうまくツボをついてくるんだ……!
PAP_0144.JPG
私が一番好きなエリザベスローズの食器もあって、ここでもテンションマックスでした。かわいいなあかわいいなあ。ミルクピッチャーとシュガーポットがかわいすぎてうずうずします。
こんな陶器のお花もかわいい。
PAP_0141.JPG
ああもう意外なところで(萌え)エネルギー補給(*´Д`)ハァハァ

そんなわけで、ウキウキしながら文学散歩は続きます。
posted by こうや at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月05日

SURFACEのおもひで02


Fate

Fate

  • アーティスト: SURFACE,椎名慶治,野口圭
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD



真っ黒な箱に入った、二枚目のアルバム。Fate。
運命という名を持つこのアルバムは、まさしく私にとって運命のアルバムでした。

1. ゴーイング my 上へ
2. なあなあ-Fate mix-
3. switch
4. でてくるなよ
5. 君の声で 君のすべてで...
6. 縁
7. 愛じゃない
8. 偶然=必然
9. まぁいいや
10. Tell me
11. たまり場
12. ヌイテル?

「ゴーイング my 上へ」はマイベスト応援曲といっても過言ではありません! うおおおお好きだあああ! ちょっと軽く茶化す感じもありつつ、それでも前向きに応援してくれるこの曲は、本当に大好き。「going my way」で「上へ」行くのです。このタイトルから既にしゃれていると思いませんか?
そして今回のエロ曲wは「でてくるなよ」と「ヌイテル?」。でてくるなよは割と直球でしたが、ヌイテル?は最後まであれけっこう良いかも……ってやっぱりこのオチかーい! な曲でしたw ポップで可愛くて(歌詞は全然可愛さとは無縁のものですが)好きなんですけどね。
そして珠玉のバラード、「君の声で 君のすべてで...」と「たまり場」。君の〜は恋人への思いやちょっとした不安などを細やかに歌い上げていますし、たまり場は卒業後の仲間や常連の場所のことを切なく思い出せます。どっちもたまりません。うっかりすると泣けてきちゃうんですよね……うう、うるうる。
真ん中あたりの曲は別れようとする二人やおかまママ(としか思えないw)の苦言曲や朝方のピロートーク(としか思えないw)など、バラエティ豊富。SURFACEの曲はストーリー性があるのがすごく好きです。この「歌の情景が鮮やかに浮かぶ」のが、SURFACEの特徴のひとつではないでしょうか。

SURFACEのアルバムの特徴として(絶対この通り! というわけではないのですが)次のようなことが挙げられます。
 ○たいてい「応援歌」で始まる(1〜2曲程度)
 ○恋愛系のバラード曲がある
 ○エロ歌詞の曲がある(平均2〜3曲)
なんというか……やはり一番の特徴はエロ曲?(爆)なんてこった!
でも、アルバム全体のバランスが良いので、聞いていて心地良いんですよ。声もメロディーもステキですし、ふとしたときの歌詞がすごく胸に沁みますし。
ああ、書いているうちにまた聞きたくなってきました。ちょっと今から聞いてきます〜。
posted by こうや at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

SURFACEのおもひで01

2010年2月14日、あるバンドが解散を発表しました。


Phase

Phase

  • アーティスト: SURFACE,椎名慶治,野口圭,小牟田聡,武部聡志
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1999/03/17
  • メディア: CD




中学3年生の1月といえば、高校受験でへろへろの時期。私もまだ真面目な子だったので、連日の受験勉強にもう音を上げそうな切羽詰った状況でした。
そんなときに、友人が貸してくれたのが、とあるアルバム。そう、それがまさにこのアルバムだったのです。
それまでろくに音楽を聞いておらず、身近なものがクラシック・合唱曲・ポケットビスケッツ(笑)にアニソン等だった私にとって、夜明けの勉強前にヘッドホンでこの曲を聴いたときの衝撃は忘れられないものとなりました。
しかもけっこう良い曲なんですよね。応援ソングっぽいのもあり、恋愛ものもあり、ダメンズwwもあり。
ハマりました。ヘビロテなんてレベルでなく、もう死ぬほど聞きまくりました。

 1.空っぽの気持ち
 2.さぁ
 3.なにしてんの
 4.ふたり
 5.FACE TO FACE
 6.線
 7.バランス
 8.ひとつになっちゃえ
 9.それじゃあバイバイ
 10.まだまだ
 11.冬の終わり
 12.ジレンマ

曲目一覧。うう、懐かしいなあ。今またサーブームがきてるので、ヘビロテ中です。
こうしてみると、他のアルバムと違って珍しく1.が応援曲ではありません。でも二人がはじめて作った曲で思い出深く、また私が初めて聞いた曲でもあるわけで、やはり好きです。
応援曲系は私にとっては「なにしてんの」と「まだまだ」かな……でも「うおお応援されたぜがんばるぜ」といったものではありません。もしかしたら、本人たちも初アルバムだし(当時はまだまだ)若かったしで自分のことで精一杯だったのかもしれませんね。でもその若さと情熱がまたいいんですよー。
ちなみに。
SURFACE恒例、エロ曲wwwはこのときから既に入っています。
脳内の勝手な流れとしては、「ジレンマ」(片思い)→「ひとつになっちゃえ」(片思い煮詰まって暴走)→「線」(恋人の浮気疑惑)→「冬の終わり」(失恋)って感じの恋愛模様です。幸せ曲がないw
でも、聞いているだけでほんとしあわせになる、甘くてかすれた高めの声と王道ロックなメロディーと個性的(?)歌詞の詰まったアルバムです。好きすぎ。
6月には解散してしまいますが、これを機にみなさんに聞いていただきたい! と思うバンドなのでした。

気が向いたら続けます。
posted by こうや at 19:00| 東京 ☀| Comment(2) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

年末やり残し4:地球の未来を考える

090106001.jpgお台場にある日本科学未来館の思い出です。
オープン直後に一度行ったことはありましたが、かなり前の話なので今回は本当に久々。
一番の目玉(?)である空中地球儀も元気に稼働しておりました。
特別展には入らず常設展だけだったので、すぐ見終わるかと思いきや!
まず全天周映画を観て(プラネタリウムもやるのでしょうか……観てみたいですね)から常設展へ。
面白いのはなんといってもロボットです!なかには応答ロボットなる恐ろしい虚無の表情の輩もいましたが、シミュレーションを楽しめたりASIMOと戯れたり……と、まさしく夢のような未来のようなひと時。
平日ということもあってか、ほとんど並ぶこともなく充分楽しめました。

090106002.jpg閉館ぎりぎりまで楽しんで、外に出るともう暗くなっています。その中をフジテレビまで散歩して、無料スペースをうろうろしてみました。羞恥心グッズを買ってみたり、写真を撮ってカレンダーにしてもらってみたり。
おやつに食べたサザエさん焼が美味しかった!これはアップルカスタード味。まだまだアップルパイの呪いは健在です(笑)
こんな感じで、私なりにお台場を楽しむことができました。
posted by こうや at 22:00| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

年末やり残し1:ジブリの森と豪華な紅茶

2008年に更新しそびれたものを、ここで一気に挙げていきたいと思います。
これはその第一弾。



続きを読みたまえ「吉祥寺ライフ」
posted by こうや at 21:00| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

モスラの生みの親

poster.jpg「読書の秋」……というには気候はすっかり冬めいてきてしまっていますが、読書の秋&芸術の秋なことをやってみました。
先日読み終えた『モスラの精神史』。その中で、モスラ原作の内のひとりに「堀田義衛」がいると聞き、私はひとり興奮していました。
なぜなら、先だって堀田義衛展のチケットを教授にいただいていたためです。

   これは、運命だ。

そう信じた私は、天高く馬肥ゆる頃に堀田義衛展に向かったのでした。



続きを読みたまえ「堀田義衛展」
posted by こうや at 20:00| Comment(0) | 美術/音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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