2015年10月06日

古代遺跡エルドラドからの脱出【諦めない冒険者たち】

このところ、休日はお天気ですが平日にしわ寄せが来ている気がします。
念願の平日休み(というか、念願の「お休み!」)が雨に見舞われたりするとがっかりしちゃうよね。今回の台風は避けてくれるみたいで良かったですが。
ごきげんよう、こうやです。

さて、旅行記もいよいよ大阪編!
大阪といえば、これで始まります。
そう、リアル脱出ゲーム……?????
先日、魔王城を書いたときにも述べたとおり、「そこでしかできない公演」のひとつである、大阪ナゾビルの新作公演にお邪魔してきたのでした。新作といってもけっこう経ってますけどね。
大阪ナゾビルといえば、「はは〜ん……無理w」な探索のあった謎の部屋からの脱出が悔しかった思い出。これは不安。
ただ、魔王城とは異なり、脱出率高めの経験者揃いなチームだったので、ちょっとだけ期待もしていました。
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冒険者になりきった我々が向かうのは、そう。
古代遺跡エルドラドです。
いつものゲームとは少し雰囲気が違って、それが大変遺跡探索チックだったのが、とってもとっても好みでした(*´∀`*)

結果から行くと、脱出は失敗!
でも、途中まではレコードタイムペースだったのだそうですよ!
あそこの、あれで、詰まらなければ、いろんな意味で記録を残せた筈なのに……ッ!
めっちゃ悔しかったです。
しかも我々みんな相当悔しかったらしく、脱出失敗して司会の方が「お疲れさまでしたー」とやってきたときには既に問題の検討に入っており、司会ガン無視(やってはいけません)
その後も「これはこれだったのか!」「これはここで使ったのね!」と先回りでどんどん進め(司会の言うことを聞きましょう)、結果、あそこで詰まりさえしなければ……!の思いを新たにした訳なのでした。
悔しい!
でも、めっちゃ楽しかった!
古代遺跡に入った冒険者はしばしば墓荒らしみたくなりますが、なんかそんな感じですw 古代遺跡に眠る皆々様、お騒がせしました。
いろいろと設定も凝っていて、古代遺跡の探索気分を味わえた良作でした。
特に、この公演もスタッフさんに恵まれまして、すてきスタッフさんにわたくし大満足でございました。大満足だった分ご迷惑もたくさんおかけしましたが!楽しかったがゆえだとご容赦ください!ごめんなさい!!!

ここまでで、わたしのアジト型公演の順位が相当変動しています。
現段階では以下の通り。
1位 魔王城からの脱出
2位 古代遺跡エルドラドからの脱出
3位 時空研究所からの脱出
同率3位か次点 ある牢獄からの脱出
こんな感じかなぁ。
アジト型は否応なしに物語没入体験ができるから良いですね。
ストーリーのある物語というよりも、試行錯誤の許された遊びのある物語。自分たちの動きが物語となって紡がれていくような。
ゲームのような。
楽しかったです。

あーでもやっぱり悔しいいいい!
リベンジしたい!
前向きに悔しがりつつ、大阪編なのでこの後は食い倒れていきますよ(`・ω・´)
posted by こうや at 22:02| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

魔王城からの脱出【失敗という楽しさ】

昨夜からの爆弾低気圧、みなさんは大丈夫でしたか?
わたしは昨夜以来、低気圧由来なのか風邪気味なのか飲みすぎたのか分からない頭の鈍痛に呻いています。
ごきげんよう、こうやです。心当たりが多すぎるのも考えものですね。

今回は諦めず、ゆるりゆらりと旅行記を書いてみせますよ!
京都旅行の目的のひとつ、それは、リアル脱出ゲームでした。

インターネットゲームを含むテレビゲームの特徴は、「いつでもどこでも」楽しめるということ。
そんなゲームのひとつであった脱出ゲーム、それを敢えてリアルの世界に汲み出したリアル脱出ゲームが、地理的制限を伴う「そこでしか味わえない楽しさ」を提供し始めたのは、発生の母体からの独立を表しているようで興味深いですが。
そのなかでも特にその地理的制限を強く受けている公演、それがいわゆる「アジト型」だと思っています。
現在、リアル脱出ゲームを商業的成功に導いた、生みの親であり立役者であるscrap。
その公演には、大きく4つの形式があります。
室内に実際に閉じ込められ、探索を主とする脱出ゲームの基本に立ち返った「アジト型」、謎解き要素に主眼を置いた「ヒミツキチ型」、人数の制限なく大々的にヒミツキチ型公演を行う「大規模型」、そして時間制限なく自分のペースで楽しめる「周遊型」です。持ち帰り謎や謎解き本もありますが、そこはいったん脇に置いて。
ヒミツキチ型や大規模型はいわゆる全国ツアーやあちこちの会場で開催することが可能です。
その一方で、アジト型は会場設営に大きな制限がかかることもあり、基本的にツアーや多会場開催が難しい公演。
もちろん、新アジトの最初の公演として決定付けられている「ある部屋からの脱出」(最もパソコンの脱出ゲームに近い公演)や、「時空研究所からの脱出」、「ある牢獄からの脱出」など、複数会場での開催が可能なものも増えてきてはいるので、今後はこうした言説が的はずれになってくるでしょうが、基本的にはアジト型公演は「そのアジトでしか楽しめない公演」。
つまりどうなるか。
遠方の会場に興味ある公演があった場合、遠征するしか、ないのです。

開始直後より、大変大変好評を博していたのは知っていました。
ストーリーも設定も、大変わたし好みでありました。
でも、遠方という理由だけでなく、わたしが足を向けにくかった理由。
それは、「他者の好評がわたしの好評と一致するとは限らない」苦い経験によるものでした。
割とどんな物語でも、ストーリー構成にどんな大穴が開いていても、生理的嫌悪感を催す描写でなければ比較的好意的に受け止めるのがこうやさんですが。
これまでに、どうしても納得いかず、結果的にかなりの低評価となってしまっている公演があります。それもネットで見ると他の人からは高評価なの。それを立て続けに経験してしまったので、かなり尻込みしているところがありました。
巨大神殿はまあ初日の初回だしお口がスケートしやすい社長の司会やら何やらもかなりの要因だったのでまあいいや。でもドラキュラは正直期待外れというかブレストやりきれなかったのかしらみたいななぜかわたしが悔しくすらなる公演で。せっかく好みのストーリーなのに生かしきれてないのってもったいないよね。
なんだか長くなってきて何の話をしているのやら分からなくなってきましたが、ていうか他を貶めて対象を褒めたい訳ではなくてただ頭をよぎるとその公演の良さをもっと味わいたかったのにそれが叶わず今後も叶わない悔しさが募るからどうしても熱が入ってしまう訳で!複数回できない理由は重々承知の上で!リターンマッチさせてよ!ぐぬぬう!
ともかく、そんな訳でずるずると行きそびれ。
でもそろそろ行っておかないと逃してしまいそうだなと思い、チケットをぽちったのが。

「魔王城からの脱出」でした。

アジト型ではじめて脱出した「パズルルームからの脱出」(あのときご一緒した埼玉から遠征してきた女性二人組の華麗なる活躍ぶりは思い出すだに目が眩みます)と同じ、京都アジトでの公演。
これは幸先が良いではないの!
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なるほど、魔王を倒した勇者たちになりきるという設定も大変楽しいです。初対面なのに最高のチームメイト!そこまで気持ちを持ってかないと!
ご一緒した9名のうち半数がリアル脱出ゲームは初めてという初心者チームでしたが、ペアまたはソロの初対面でも遠慮会釈なくわいわいやりあえて、そして何より、その日のスタッフさんがとってもすてき!
題名にあるとおり、まんまと脱出には失敗したのですが、惜しくもといったところでしたし、ていうかもうこれ脱出成功とか失敗とか関係なくない?みたいな面白さでした。
作り込みに愛を感じる作品は大好きです。
ネタバレできないから具体的にどこっていえないのが本当に歯がゆいですが、やった方なら分かるはず!あれとか、あれとか、そのものなりきったよね!夢中になりますよね!!
個人的には、◯◯◯と◯◯◯が◯◯◯たときに全員思わず◯◯◯たのが最高に楽しかったです。あそこでノレるみんなが良かった。
この公演は、これまでわたしが体験したアジト型公演のなかで断トツの作品になりました。
設定良し、ストーリー良し、謎やギミック良し、後味良し、と何拍子もそろった作品です。
これが苦手と思う方がいるだろうことも容易に想像できますが、このわたしは、こうやさんは、大好きなんだ!!(伝われこの思い)
そしてそれは、この日ご一緒できたチームメイトと、ご一緒できたスタッフさんのおかげによるところも、大いにあるのでした。

scrapさんの公演は現状「劇団四季方式」です。
劇団四季はロングラン公演の「作品を愛してほしい」ことから、当日、劇場に足を踏み入れるまで、その日のキャストを明かさないと聞きました。
役者ではなく、作品を、劇団四季を愛してほしいという思いによるものなのだそうです。
ディズニーランドなどのダンサーさんもそうですよね。
でもその一方で、それを可能にするためには、厳然たるある一定の基準を、その公演に関わるすべての人が超えていることが条件になります。
その一方で、わたしに馴染み深いのは「宝塚方式」。
宝塚も推奨している訳ではないでしょうが、役者や演出家など、特定個人のファンとなり、「その人を見に行く」のがそれにあたります。ジャニーズだとかもそうでしょうし、日本のテレビドラマもほとんどこれだと、わたしは思っています。
scrapさんの公式アイドル?だったパズルガールズさんの公演「カジノロワイヤルからの脱出」は、出勤アイドルを先に発表し、ファンが推しメンの担当日に参加することができるようにしていたように思います。でもその公演くらいしかやってなかったかなぁ。あとは全国ツアーのときに、スタッフさんが個別に「明日スタッフしますよ!」などと言っているくらいかな?
つまり何が言いたいかというと、現在のようにリアル脱出ゲームが司会とスタッフの力によって公演として成り立っている以上、そして複数参加を認めていない以上、公演の満足感を高いものにするために劇団四季方式であるならばスタッフが一定の水準を満たし続けることを、宝塚方式に移行するならば魅力ある人を育て広めていく必要があるのだと思うのです。

あれ、わたし何言いたいんだろう?

そだそだ。
魔王城からの脱出は、スタッフさんにも恵まれて良い思い出になりましたが、その逆の場合も出てきたときに、それを払拭することが「別公演に参加してもらう」しかないというハンデをどうすれば解消できるのかな?ということを思ったのだ。
ちなみに、リアル脱出ゲームの悔しさはリアル脱出ゲームでしか晴らせませんというのは、リアル脱出ゲームでの失敗を「楽しかったけれど脱出に失敗したのは悔しい」場合にしか適用できないと思ってます。
つまり、そもそも楽しい体験になっていなければ、まあ楽しめるかどうかは参加者の側の問題にもなるでしょうが、そこでリベンジのチャンスは途絶えてしまう。
ふむ、どうすればいいのかしら。
ただ、最近はボランティアスタッフからアルバイトへと移行しているようなので、その結果はともかく、何かしら変わってくるのかもしれませんね。

なんだか自分でもよく分からなくなってきたので止めます。
魔王城からの脱出、本当に楽しかったです。まだやってない方はとりあえずやってみることをオススメします。
そしてこの公演を作ってくださり、この日まで続けてくださり、ありがとうございました。
scrapさんの新境地のきっかけ、複数回参加を是とした「魔王城からの脱出〜強くてニューゲーム〜」めっちゃやりたいーーー!です。

posted by こうや at 19:55| 東京 ☁| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月23日

時空の狭間から抜け出し桜の道へ

ごきげんよう、こうやです。
世界本の日、そしてシェイクスピアの誕生日(とされている日)ですね。
みなさん本は読んでますか?
わたしは最近読めてません。仕事に関係する本ばかりで、趣味の本といえば……今はフェデラーの『ロウソクの科学』を読んでいます。あのフェデラーの講演録で大変楽しいですが、しかしそろそろ物語が読みたいぞ。

さて、それはともかくとして。
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今月頭から募集していた、リアル脱出ゲーム「時空研究所からの脱出」紅茶クラスタ貸切公演をやってきましたよー!
へろへろ幹事ことこうやに参加してくれた優しい研究員仲間がなんと7名!総勢8名で参加してまいりました。
その結果、公式記録(笑)59分52秒で見事だっしゅほーーーい!
リアル脱出ゲーム初心者さんや、脱出経験のない方、体調不良の方もいるなかで、さすがのバランスだったなあとにやにやしておりました。紅茶クラスタの幅の広さを感じた次第です。
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個人的に、アジト(実際に閉じ込められる常設公演)の参加はこれを含めて5つめでしたが、GUNKANものは個人的にどちらもすごく好きでした。牢獄は全然歯が立たなくてめためた悔しかったのですが、その悔しさも時空で晴らせたかな、なんて。

その興奮冷めやらぬままこく〜んさんまでお散歩。ちょうど良い陽気だったうえに、都内の地下鉄ひと駅って近いのよ。20分ほどで到着です。

なんともラッキーなことに、当日はこく〜んさんで予約限定メニュー「桜プレート」も出ており、抜け目なく事前予約をしていた(もちろん時空の藻屑となる気など毛頭なかったのだ)研究員のわれわれは舌鼓を打ったのでした。
桜プレートは、桜尽くしの4種盛り。
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あったかいうちに食べてね、と勧められたのはハートの形の桜スコーン。そのまま食べると桜の香りが広がるふかふか食感、生クリームを足すことで濃厚なミルクが桜の香りと合わさってなんともふんわりとした気分になれます。
続いては桜クッキー。小さな桜クッキーはスコーンと全然食感が違い、さっくり硬くておいしい! 大きなクッキーはステンドグラス、飴の食感の違いがまたたまりません。しかも実は色がマーブルになっている凝りようです。
さて、一番の存在感を放つのはなんといっても桜のチーズケーキです。こく〜んさんでこういう生ケーキ(生ケーキとは言わないのでしょうか、焼きっぱなしでないケーキの意味でわたしは使ってました)を食べられる機会はそう多くないのでありがたいですね。上では桜の花びらを閉じ込めたピンク色がふるふるしていますし、チーズケーキのなかには桜の葉っぱが見え隠れ。
ゼリーとチーズケーキの硬さが違うので、上からまっすぐにフォークを入れると、ゼリーを切ろうとする力でチーズケーキがふるふると震えて下にたわみ、フォークの先がゼリー層を抜けてチーズ層に達するとチーズケーキが上に跳ね上がって一気にフォークがチーズケーキのなかまでずぷんと埋まります。
なんとも背徳的な気分にぞくぞくしながら一切れ、口に運ぶと……
とろけるおいしさの向こう側に感じるゼリーの甘みとほのかな桜の香り、ああこれぞまさに楽園。
舌で味わう花見を堪能したのでした。
なんて、全部紹介したつもりになっておりますが。
実は本命がおりますの。
そう、それは、桜もち。道明寺さんのほうです。
実はこく〜んさんの桜プレート、昨年も限定メニューで登場していたのですが、予約をしていたにもかかわらず当日発熱ダウンにより食べられなかったという悲しい過去がございました(そしてその翌日の阿佐ヶ谷紅茶会にも行けなかったんですよね……無念)
そのため、こく〜んさんで桜もちを食べる機会を、一年間待ち焦がれていたのです。
そのときが、ついに、今、ようやく、訪れる!

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……至福。

道明寺のもちもちつぶつぶとあんこのやわらかな甘み、葉っぱのしょっぱさがなんともいえない絶妙なハーモニーを生み出し、思わず魂が抜けかけます。
こく〜んさんのケーキは常々おいしいと思っておりますが、なんというのでしょうか、たまに和菓子を食べると放心のおいしさなので、ほんとこく〜んさんはおそろしいお店です。

4月のセットは桜オムレット、気まぐれパウンドさくら味、そしてこの桜プレート。
こく〜んさんのめくるめくメニューのおかげで、舌で春を堪能することができました。東京のソメイヨシノは散ってしまっても、まだ春は始まったばかりですね。
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

HEP第8弾『ドラキュラ城からの脱出』雑感

みなさまごきげんよう。数日前から体調絶不調のこうやです。
年度末、決算だ会計監査だとわさわさしていて、はじめてメインでやるお仕事を無事終えるためにひいひいしていたせいか、なんだか心身共にもうあちこちずたぼろになってます。
だから気分転換に、ね……(;^ω^)
ちょっと梅田まで気晴らしに行ってきました。
人はそれを現実逃避と呼ぶ。

さくっと日帰りだったのと事前の下調べが足りずムダにふらふらしてしまったのとでロンティーさんとムジカにしか行けなかったのですが(いつものふたつ、とも言うw)メインイベントとして、HEP HALLで開催しているリアル脱出ゲーム『ドラキュラ城からの脱出』にも参加してきましたよー!
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まだリアル脱出ゲームに触れてから1年経っていないので、初HEPです(∀`*ゞ)エヘヘ
上に赤い観覧車がくっついてる建物がHEPだという知識はあったのですが、近づいてみたら赤い建物がHEPだったのですごくびっくりしました。ずっと阪急メンズ館だと思ってた!
では阪急メンズ館はどこかと思ったら、隣にある別に赤くない建物でした!
しかも、TOHOシネマズは阪急メンズ館にあった!ずっとHEPの上なのだと思ってました。
ロンティーさんに寄るため阪急メンズ館にはよく行ってましたし、TOHOシネマズで映画を観たこともあったのに……いかに自分の観察力がないか、なんとなく目印を覚えているにすぎないかを痛感した瞬間でした。反省。

シースルーのエレベーターでホールまで直通びゅーんもできるそうですが、わたしはのんびりエスカレーターで上まで。
そして最後の一階分を、階段で上がりました。
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姫の愛を感じながら一段一段上がりたかったのです。
今回、ドラキュラ城からの脱出ということで、吸血鬼という人間よりはるかにはるかに古くから存在する格式高い種族に招かれている(正しくは見初められて連れ去られた)のだからきちんとした格好をしなければ、と思ったため、襟付き&リボンタイのシャツにかっちりハットで決め、血の色の小物をそろえ、なおかつ吸血鬼マントを思わせるつもりの春コートを羽織ってみたのですが、いつものショーパンニーハイと邪魔っけだからとまとめた三つ編みのせいでただのおかしなスクールガール風コスプレぽくなってしまい実に残念でした……
しかも早く着きすぎてしまい、受付と入場一番乗りというね……orz
なんかもうほんとにごめんなさい……orz

ともかくともかく!
結果から言うと脱出失敗でしたが、前評判通りストーリーは可愛くてなにより姫が可愛かったです。
ただそれだけに、前々から時折感じていたリアル脱出ゲームに対する違和感……というか、気になる点を、一際強く感じてもしまいました。

以下の文章は、リアル脱出ゲーム始めて一年経たないニワカゆえの戯言ですので、お目汚し失礼します。

リアル脱出ゲームって、どうしてチーム戦なのでしょう。
否、今回のドラキュラ城は、なぜチーム戦だったのでしょう。
このくらいの規模の公演?というか、非常設型でなおかつ大規模公演に至らないこういうタイプの公演は、6人1チームで謎を解きますが、なぜ、チーム戦なのでしょう。
一番の違和感は、そこでした。
物語の主人公はある夜なぜかドラキュラ姫に見初められ噛まれ城に連れ去られた人間です。
そして連れ去られた先の城から脱出せねばなりません。
そういう設定の物語。
チラシにもオープニングムービーにも、見初められた少年がひとり、映っています。
じゃあ私たちは?
他のテーブルは見えない(違う物語を生きている)人。その「お約束」はよく分かります。別にそこには理由いらないよね。
でも、この物語を6人で紡ぐ意味はなんなのだろう。
リアル脱出ゲームには「物語の主人公体験」というコンセプト……といっていいのでしょうか、メインテーマ?があるようです。
謎解きを含めた一時間で、ほかでは味わえない物語の「主人公」になれる。
でも。
そもそも、6人1チームのこのなかで、わたしはなんなのか。わたしが姫に見初められた人なのだとしたら、他の5人はなんなのか。
それが分かりませんでした。
実際、わたしのチームでは途中で「これは全員大丈夫なの?誰かひとりだけなの?」という意見が(冗談ぽくはありますが)出てしまう場面もありました。
でも、そうなるよね。この物語のなかで、なぜ私たちが6人いるのかわからないんだもの。
もちろんそれはリアル脱出ゲームのシステムであり、そこにツッコミを入れてはいけないのかもしれません。宝塚の舞台を観て「どうして男性が演じないの?」とツッコミを入れてはいけないように。
まあ宝塚の場合は歴史からなにからあわせてそれなりに理由をつけられるようになっているとは思いますが。
なにか一言、強引でもいいのです。なにか、6人である……別にそこで4人や8人ではいけない理由を求めたりはしないので、複数で協力して謎を解く必然性を、説明してほしかった。
あと、謎も解いていくなかで、「どうしてこの謎を解かなければいけないのか」がわからなくなる瞬間がありました。
この謎をこう解けばこう進む。でもこの謎は物語においてどういう意味を持つのか?
リアル脱出ゲームは謎を解く遊びです。謎を解くことに疑問を持ってはいけないのかもしれません。
でもわたしはいわゆる謎クラではなく、物語を楽しみに来ていたりもします。
特に今回の公演は物語重視という話も聞き、前評判も物語が良いとのことだったので、余計楽しみにハードルを上げすぎていたところがあるかもしれません。
でも。
物語は確かに可愛いし、オープニングもエンディングも音楽もとても可愛くて好みだっただけに、ゲームシステムとの乖離、謎が物語から離れてしまっているところがあることに、なんともいえない口惜しさを感じたのです。
脱出失敗したから負け惜しみで言っているのだろうと言われたらそれまでなのですが、物語と絡んで好みの謎もあり、全体の雰囲気が気に入ってしまったからこそ、そこで現段階では語り得ない部分がひどく歪に際立って思えてしまい、残念でなりませんでした。
前年の同劇場での作品、眠れる森もまだ再演の話が出ていないため、この作品も再演されるかどうかは分かりませんが、もし再演があるのだとしたら、わたしが引っかかってしまった部分に、強引でもなんでもとりあえずの説明がついてくれるといいなあと思います。

もっとパズルや謎解きに徹した公演であったり、ゲーム性の強いものであればここまで感じないかもしれない。実際、気にならない公演もあります。
しかし物語重視というのであれば、あればこそ、そういう細部(?)に説明が欲しい。そう思うのです。

一時、ミステリ界もトリックの独創性に固執していた時期があるように思います。
ほら、こんな物理トリックも可能だよ、こんな風に電車を乗り継げばアリバイの隙間を縫って殺人ができるよ。
でも、トリックのためのトリックばかりが氾濫するとミステリ全体が矮小化し一部マニアのためだけのものになってしまう。
そこで、物語や細部にも厚みがある作品も増え、物理トリックなどだけでないミステリのあり方も探られてきたように、思います。
すみませんこのあたりはうろ覚えなので違ったら本当に申し訳ないのですが。
リアル脱出ゲームはかなり広がりを見せていて、既に一ジャンルを確立しています。
だからこそ、そこで終わらずに、新たな可能性を見つけてほしい。
ちょっとした設定のもとに謎を解いて、解説聞いて、ああそっかー!だけでなく。
もちろんそれだけでもいいのですが、せっかくならもっと、物語のなかに浸らせてほしい。
「物語の主人公になった!」気分を、もっともっと味わわせてほしい。
実際、これまでの公演のなかにも、そうした部分を回収してシステムと謎と物語をかなり融合させた綺麗な作品に仕上がっていたものがあります。
リアル脱出ゲームの可能性を感じさせた作品もあります。
だからこそ。
「ああ、いつもこの謎で詰まるんだよねー」
ラスト付近の大謎でそう思い、またこのパターンかー……で終わるだけでなく、もっと、物語を自分のものとして体験したかった。
もったいないなあ、もったいないなあ。
姫は可愛いし雰囲気良いし好きなのに、あと少しでもっともっと好きになれたのに。
「いつも通り、普通に楽しかった」で終われてしまう。
そこが悔しくてなりません。

ま、これは重度の活字中毒で物語渇望者によるたわごとにすぎませんので。
足りないところは自分の脳内で補完してしまえばいいわけですし、もちろんそれでもいいのですが。いくらでも自分の気に入るような脳内設定を付け加えることはできるのですが。
でもなー、もったいないんだよなぁぁぁ。
そんなもやもやを感じてしまう公演でした。
あ、スタッフのみなさんがかっちりした格好&メイド服だったりしたのはただの眼福です心底ごちそうさまでした。もっとメイド服公演増えてもいいのよ……?

うーん、でも、やっぱり可愛いんだよなあ好きなんだよなあ。
単純に好みなので、かなり甘々な評価になってる部分はありますが、3〜5本の指には入る楽しい公演でした。
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サントラかムービー(謎解き部分もストーリー化されたものか人狼村みたいにお家でできるものになってアナザーストーリーも収録されてるようなの)入ったDVD欲しいなー。
もしくは姫のステッカーとか欲しいなー。
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エンラッドさんのステッカーとかすごいうれしかったし、ひらパーのステッカーも可愛くて好きです。公演ごとにこういうちんまいグッズ出てくれると収集癖満足しそう。クリップボードばかり出ても困りますが。笑

あ、もしかして、行きの新幹線のお供が梓崎優さんの『叫びと祈り』だったのも良くなかったのかしら。
フーダニット(誰が犯人か)やハウダニット(どうやったのか)ではなく、ホワイダニット(なぜやったのか)を考えさせる作品に触れてしまっていたがために、余計に強く違和感を覚えてしまっていたのかも。
もう少し、お供の本も考えないといけなかったかなぁ。
でも梓崎優さん、めためた、面白いです。
残りはこれから車内でまた読むぜー。
しかし実は、ブログがんばりすぎて酔ったらしく、吐き気がますます酷く……:(;゙゚'ω゚'):
難儀な身体だな!寝るか!爆

そして、うん、でもやっぱりこの公演かなり楽しかったので悔しさ余って脳内保管でサイドストーリー考えたらだいぶ満足しました。3本の指と言いきっちゃっていいかも。うん。
posted by こうや at 23:41| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

忘れられた実験室の忘れられない話を書きたいけどまとまらなかった

今年オープンしたばかりの、道玄坂にあるヒミツキチラボでの初の新作公演、「忘れられた実験室からの脱出」に行ってきました。

名作と名高い「マッド博士の異常な遺言状」のスピンオフ作品として位置付けられているこの作品、前評判がかなり高くてわくわくしてました。
もしかしたら唯一無二になるかもしれないという新システムも導入されているらしく、それってもしやああいうことかな、でもそれは厳しいのではないか……などなど考えてみたり。
結果としては、あらゆるピースをすべて手に入れたにもかかわらず、そこに至るひとつを凡ミスしてあんだっしゅほーいでしたが、うん、なんというか、経験できたことはとても良かったと思います。

なんとなくいろいろと考えたことをメモ代わりに書いておきたくて。
感想というより、備忘録です。
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そもそも、リアル脱出ゲームってなんなのでしょうか。

ほぼSCRAPさんの公演にしか参加したことがないため、これ以降はほぼSCRAPさんに限って話してみます。確かリアル脱出ゲームの元祖はSCRAPさんなので、そこまで外れはしない筈。
わたしの理解では、リアル脱出ゲームとは、もともとネットゲーム……というかパソコンゲーム?だった「脱出ゲーム」をリアルにやってみよう、というところから始まったもの、です。
だから、リアルにやる脱出ゲーム、で、リアル脱出ゲーム。
わたしはその本家本元の脱出ゲームをやったことがなく、リゲームのイメージしかないのでもしかすると的外れかもしれませんが、わたしの理解によるリアル脱出ゲームというものは、アジトの常設公演です。
部屋中を探索(クリック)して手がかりを集め、文字通り物理的に脱出する。
アジトにはまだ半分くらいしか参加したことがありませんが、今のところGUNKANの「ある牢獄からの脱出」が一番好きな公演です。あのがちゃがちゃなギミックが、クリック連打のわちゃわちゃ感に近いかなって。
ある程度のストーリーがあったり、自分を主人公にした「物語体験」を味わうというよりも、閉じ込められたという「設定」とそこから制限時間内に「脱出」しなければならないという目的、その可否を純粋に問うだけの、ジャンルとしての脱出ゲーム。です。
それに対し、二つの新たな流れが出てきたのだと思います。
ひとつは「脱出ゲーム」からの派生ではなく、どちらかというと懐かしのあの「ゲームブック」……つまりTRPGの流れに近い、「物語体験」を楽しむもの。
そしてもうひとつが、いわゆる周遊型と呼ばれる、より日常に沿った形でゲームを楽しむというものです。
今回は周遊型は割愛します。まとまらぬ。
物語体験を楽しむものには、非常設型の公演が当てはまると思います。人狼村からの脱出や、コナンや宇宙兄弟とのコラボ作品、マッド博士に、今やっているあるオークション会場からの脱出など。
ここでは閉じ込められたなどの設定を膨らませてオープニングがつき、その物語の一員として、「周りのテーブルの人はなかったことにして」テーブル内完結で謎解きをします。
この謎は、アジトのような探索中心というよりも、もっと論理パズル系のもの。
わたしは探索があまり得意でもなければ「なぜこんなことをするのか」というところが引っかかると楽しみきれない(そういう意味ではパズルルームは納得できました)ので、ストーリーと謎解きが合致していれば楽しめます。
謎解きが好きなら、「この謎を解くとこんなストーリーになる」で楽しめるのかもしれません。
でも本読みの性なのか、「この物語を楽しむために」を主体にしてしまうんですよね。
この物語において、どうして謎を解かねばならないのか。
謎を解くために、物語をくっつけてはいないか。
究極、謎はなくてもいいのです。私はね。
素敵な物語を味わえれば、それでいい。
でも、テレビや映画のようにただ与えられるだけでなく、より能動的に物語に関われる手段として、きっと謎は存在している。
その意味で、わたしが好きな公演は「潜水艦ポセイドン号からの脱出」であり、「マッド博士の異常な遺言状」であり、「魔法禁書エンラッドからの脱出」なのです。あ、エンラッドさんはまた後で触れますが。
特に、よくまとまっていたなあと思うのがマッド博士。
この謎の出題者(もちろん真の出題者は主催者ですよ)が見えている。架空、設定であっても、盤上の敵が存在する。
その仮想敵に勝つために、謎解きを進めるというのが、一番しっくりする解き方なのです。
だって、あの手の謎なんて、そうでもしないとこの世の中に出てこないじゃないですか。
ファイブレインの世界じゃないんだから(ごめんなさい見たことはないです)
仮想敵でなければ、ポセイドン号のように、別の価値観の場所……ある種のファンタジー空間に行くのが、しっくりきます。
なんだろう、ポセイドン号はたぶん西澤保彦さん好きだと好きなんじゃないかしら。だいぶ違うねすみません。言っててずれててびっくりした。
マッド博士なんかはファンタジーにもミステリーにも通じるものがあるのかなと思います。場所設定がいまいち納得いかなくて探索はどうつながるの?ってなりましたが。考えすぎですねそうですね。
で、この方向性をさらに推し進めるのか、もしくはよりアジト寄りにするのか、分かれるのが、大規模公演だと思います。
巨大神殿はアジト寄りですね。エンラッドさんは物語寄り。
個人戦の大規模公演では周りの人をどう考えるかによって違うのかなぁと思います。うん。なんだろう。大規模だからこそ軸にぶれを感じてもやもやするところもあります。エンラッドさんが好きだったのは、全編通してマジクエストという「作り込みのなされた異世界空間における仮想敵=魔法禁書エンラッドさんのルールに則ったうえでエンラッドさんから脱出する=お眼鏡に叶った遊びを達成する」という、エンラッドさん自身が楽しんでわたしたちと遊んでいる感じがあるというか。
ああもう。
まとまらない。

これだけ長々と書いたのはなにかというと。
今日参加した忘れられた実験室は、どちらのジャンルとも違うなあと思ったからです。
基本的には物語体験を楽しむ側なのですが、さらにそれぞれのテーブルが、制限時間内にひたすら「物語を紡いでいく」体験のできる公演だったなあと。
思うのです。
以前、はじめてリアル脱出ゲームに参加したときに、わたしはこれを「渡されていない脚本を手探りで探しつつ演じる」舞台のようなものだと感じましたが、それをさらに強く感じたような。
気がします。
しかも、わたしたちはもはや役者ではなく、物語の登場人物そのものだったような。
パソコンのゲームから始まり、さらにTRPG的要素の潮流ができたそこに、ノベルゲーム的な形ではあるものの物語そのものが流入して。
また違う形の流れが、できる可能性があるのかもしれないと、思いました。
でもこれ、主催者側の負担がめっちゃ大きいですし、規模の拡大もロングランも容易ではありません。
それこそどこぞの劇団のようにそれぞれの組が順に、といった形でないと、息切れしてしまうと思います。
んー。
なにを書きたいのかわからないぞ。
とにかくひとつ言えることは、物語の設定、構成、盛り上がりに至るまで実に美しく練られており、オープニングに始まり謎解きからエンディングまで実に楽しめたということ。
そして、マッド博士と、だてこロイドことラボ子さんのことが大好きになれたということです。
マッド博士……面白い人だなあ。
ミステリーにおける怪人二十面相やモリアーティ教授のように(古いかな)リアル脱出ゲームにマッド博士がいることは幸福なのだと思います。
うん。
いわゆるリアル脱出ゲームではなくて、リアル物語紡ぎ空間……リアルノベルゲーム?そんなカテゴリーに近くなってはおりますが、その新しさも含めて、わたしは、好きです。
そしてその好き、は、諸手をあげて楽しかったー!わきゃー(≧∇≦)となるタイプではなく、むしろしみじみ噛み締めてこんな風にぐだぐだいろいろこねくり回して考えていきたいタイプの好き、です。
わたしの好きなタイプの小劇団の公演観た後に近いなぁ、この感じ。
やっぱり、かなり、舞台寄りなのかな。
双方向性舞台。お互いに創り上げる物語。

公演終了後、どうしようもなく物語世界に浸りたくなり、立て続けに3冊読了したのはわたしです。
物語の持つ訴求力に気づける作品でした。

んー、でも、なんだろう、書ききれない。
うまく言語化できないもどかしさがあります。
とりあえず、パズルガールズさんはすごいな、よくこれでゴーサイン出したな(褒め言葉として)というのがあります。ご自身で何度も企画検討を重ねて作り上げていったそうなので、その熱意と、なんというか、すごいな。と。思います。
思わずニューシングルのCD予約しちゃったからね。そのくらいにはわたしに影響ありました。
うむ。
そのうちまた、落ち着いたらなにか書くかもしれません。

んでもって。
もうすぐリアル脱出ゲームを始めてから1年が経つので、主観全開個人的好み爆発のランキング書いてみます。
熱が冷めてから書かないとあれかもですが、まあ勢いも含めて。

1位:忘れられた実験室からの脱出
1位:魔法禁書エンラッドからの脱出
3位:潜水艦ポセイドン号からの脱出
4位:マッド博士の異常な遺言状
5位:人狼村からの脱出

夜の遊園地(ただしデバッグ参加)や摩天楼もかなり好きですし、マグノリアやオークションも良かったのですが、今だとこうなっちゃうかなぁ……人狼村は遊園地や摩天楼とほぼ一緒だからちょっとした気分でまた変わりそうですが……今は、こんな感じ。
ていうか、これ、ほとんど、ストーリーとして好きな順だわ。全体の出来だとまた変わってくるかもしれません。
結局どこまでも物語好きの本読みなんだな、わたし、と、痛感しています。

まとまらないうえに長いなあ。あ、ねこの日だ。にゃあにゃあにゃあ。
posted by こうや at 22:22| 東京 ☀| Comment(2) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

「たおせないラスボスがあらわれた!」@なぞともカフェ

日付変わっちゃったーーー(´;ω;`)ウッ…

もう昨日のことになってしまいましたが、1月22日が最終営業日だったなぞともカフェに行ってきました。
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NAMCOプロデュースで、期間を区切って何度か代官山にて営業していたなぞともカフェ。
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今までとは違い、今日で、営業自体終了とのことです。なぞともカフェfinalの特別興行もあった模様。

わたし自身伺ったのがぎりぎりになってからだったのでどんなところなのか掴みきれていない部分もありますが、簡単に。
なぞともカフェにはCUBEと呼ばれるブースが8つあり、それぞれが小型のアジト@SCRAPのようになっています。探索と謎解きを密室空間で行うわけですね。制限時間はナムコさんだけに765秒、12分45秒。
脱出に失敗しても解説はありません。その代わり、同じCUBEに何度も挑戦できます。これを嬉しいと見るか面倒ととるかは人によるでしょう。
個人的には、自力で正解までたどり着きたいものと、再挑戦することはないから解説聞きたいものとありました。
イメージとしては、あまりなじみはないのですが、リアル脱出ゲーム常設店のゲームセンターという感じです。
CUBEは一回の挑戦で1,000円、いろいろと割引セットやクーポンもあったようです。謎解きに自信があれば安く楽しめて、逆に謎解けない人はいくらつぎ込んでも正解できない……あ、なんだかこれ、クレーンゲームにも通じるものがありますね(´;ω;`)ブワッ

さて、挑戦したかったのは、というか来訪の目的は、このCUBEでした。
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「たおせないラスボスがあらわれた!」
名前からして惹かれるこのCUBE、制作は、よだかのレコードさんです♡
よだかさん好きすぎるでしょうわたしw
いや、違うの。気になり始めてからけっこう経ってて、ようやく参加できるチャンスに巡り合えたので、逃したくないのです。
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ゲームのラスボスまでたどり着いたのに、突然ラスボスがチート化してたおせなくなってしまった!という状況。
ラスボスの攻撃だけがひたすら当たっていくなか、どうにかしてHPが0になるまでにラスボスを倒す方法を見つけなくてはいけないのです。
が。
解けなかったね(イイ笑顔)
もうね、ここまで閃かないかと。
呆然とするくらい、閃きませんでした。
実は先日連れ立って挑戦して玉砕しており、本日はリベンジだったのですが、ほんともう、本日まで閃きませんでした。
しかも今回はソロ参戦。
むりだー。
むりに決まってるー。
そう思いながらの挑戦です。

楽しかった!(≧∇≦)

気づいたのですが、わたしがよだかさん好きなの、このキャラクターデザインがどツボというのがあると思います。
ラスボスかわいいよお。コップリンかわいいよお。
そして、助けを借りてようやくすべての謎を解き明かして、解き明かして、エンディング。
……すかっとしたー!
すごく楽しかったです。
今回はそこまで小問が世界観に絡んでたりはしませんでしたが、でも、見事に自分の盲点に気づかされたという点で、感服しました。
なるほどね、こういうところが弱いのはガチ試験のときから指摘されてたや。
でものれ、何度挑戦してでも、最後まで自分でやれて良かったです。
あの爽快感、今でも手が震えます。ふふー。

こうしたリアル脱出ゲームに参加するとき、わたしは、謎を解くこと自体よりも、ストーリーに惹かれているのだと、再確認しました。
他にもいくつかのCUBEに挑戦し(て大謎につまずき脱出に失敗し)ましたが、再挑戦したいとまでは思わず……それは、設定やストーリーがそこまで好みではなかったからなんですよね。きっと。謎を解く行為自体はどこも割と面白く、というか目の前に謎があればとりあえず解きたいというのは人情ですが。
それにさらにプラスして、設定やストーリーに惹かれれば、わたしはそこで楽しめる。
もちろんこれは個人的な感想なのでそうではない方も多いでしょうし、CUBEはそれぞれ個性的な造りですごいなあと思いました。あれだけの種類から選べて謎解きができるって、贅沢です。シネコンみたいね。
ただ、設定やストーリーで選ぶというのは、これから参加する公演を決めるときに、指標になるなあと思いました。まあこれまでもほぼそれを基準に選んでいたとはいえます。
逆にいえば、ストーリーや設定に惹かれたなら躊躇せずに取らないと後悔するよねってことでもあるのですがw うそんw つらいw

そしておまけのちょっとした……愚痴?ネタ?笑
なぞともカフェでごはんを食べました。
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ミートソースパスタとおしるこです。すさまじい組合せとかいうなw
パスタは……高校の学祭とかを思い出しました。お腹にたまるのが大切、みたいな。
問題はおしるこで、おしるこ、おしるこのあんこも突っ込みどころ満載なのですが、お餅が、焼いてなくてなんだろうこれ切り餅を茹でるというか水張ったお椀に入れてちょっと電子レンジでチンしたみたいななんともいえないやわらかさというかかたさで噛みきれないしなんだしみたいな、なんか、思いもよらぬ新たな物体を食べましたw
すみません個人的にあまりに面白すぎた新体験だったので書かずにはいられなかった……
カフェメニューのなかで一番地雷だったかなあと思います。面白かったです。

眠たすぎて話がまとまってません。
なぞともカフェ、あれくらい気軽にゲームできる場所があるのはいいなあと思います。
人見知りは10分ちょっとというあの短時間で赤の他人と連携とる余裕もないので他グループと一緒になるときは一時間+話できる時間が最初に欲しいですが、ちょっとした謎解きクラスタさんのたまり場、初心者さんを誘うにも誘いやすいなあと思いました。
今回はfinalとのことですが、またこのような形でこうした場所ができればいいなと思います。

そうそう、せっかくなので持ち帰り用のカップ謎もひとつ買いました。
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RDGさんの「にゃがぐつをはいたねこ」というものです。
完全にタイトル買いw 一応765秒での平均クリア率がありましたが、お家でのんびり解いてみようと思います。たのしみたのしみ。
こういうカップに持ち帰り謎が入っているというのは、見た目のインパクトがあっていいですね。
posted by こうや at 00:55| 東京 ☁| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

よだかのレコード「注文の多い料理店からの脱出」にいってきた

もー!
もー!
もーーー!
ちょーーーう楽しかったーーー!(≧∇≦)

こんばんは、こうやです。
どうにか体調が最低ラインを超え、人並みの活動ができるようになりました。
脳みそはまだまだドジっ子モードでごめんなさいが続いてますが。
風邪って怖いね!みなさんも冷えと過労にはくれぐれもご注意くださいませ。

さて。
以前から気になっていた団体、よだかのレコードさんによる一日限りの追加公演「注文の多い料理店からの脱出」に参加してきました。
初・東京カルチャーカルチャー、そして初・SCRAPさん以外の謎解き団体となります。

これがねえ。
もう滅法楽しかったー!(≧∇≦)

まず、「よだか」のレコードさんが、「注文の多い料理店」から脱出する公演を打つとか、それなんて宮沢賢治の世界、じゃないですか。
それも、注文の多い料理店ですよ。すごく好きなお話で、中に入り込みたいし、そして脱出したい!まさに!まさに!
そんなわけで、とっても楽しみにしておりました。

東京カルチャーカルチャー自体も初だったのですが、普段は飲食物も出しつつあれこれイベントを打っているようで、カルカルのイベントによく参加してるのでーという流れで今回初リアル脱出ゲームですな方もいらっしゃいました。なるほど。怪談ナイトなどやってたイメージがあります。この前あまちゃんファンの集いをここでもやってたような?
リアル脱出ゲームもよく行われていますよね。

ネタバレ禁止公演なのであれもこれも言いたくて言えなくてうずうずですが。
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とりあえず、このロゴに惚れましたね。このロゴを見られただけで、かなり満足。わたしこういうのすごい好きなのです。字体もたまらんし、周囲も、なんというか全体の完成度が、完全に確立してて、かわゆす(*´ω`*)
始まる前からはふはふしてました。

謎自体は、笑っちゃうほどてんこ盛りでしたー!
さすがは注文の多い料理店というだけのことはありますw
そして、小さな謎から大きなものまで、とにかくあらゆるものが「注文の多い料理店」の世界観のなかで見事に活きていて、それにまずびっくりしました。けっこう最初の小問ってこういう関連性そこまで持ってなかったりするのに、もう最初からちゃんとその世界。

わたしたちは「注文の多い料理店」に迷い込んでしまった腹ぺこの狩人で、無事に生きて戻るためにいろいろとがんばります。
宮沢賢治のあの、うつくしくも残酷な物語の世界を踏襲しつつ、あの世界のように猟犬に頼るのではなく自らの力で生き延びるための道を切り拓く。
「物語の主人公体験」という言葉を、リアル脱出ゲームでよく耳にしますが、正直なによりもこの言葉を実感できた公演でした。
残念ながら脱出成功はならずだったのですが(惜しかったのでめっためた悔しい!)こんなしあわせでたのしい60分を過ごせたことをうれしく思います。

はあかわいかった。

かわいかったといえば、今年度のナゾガク?での周遊謎が初登場なのかな?
コップリンは予想外にかわいかったです。
一月の公演ということでよだかの神社なる物販コーナーがあったので、覗いてみました。
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神社はお稲荷さんで、まずそこにテンション上がります。まあ、山猫軒の中(近く?)に物販=お仲間とはいえ狛「犬」は呼びませんよねw
そこでは、よだみくじというおみくじを引け、おみくじを引くとおまけの持ち帰り謎「コップリンと不思議なダンジョン」ももらえます。
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写真は、受付でもらった年賀状とよだみくじ、持ち帰り謎の表紙。
このね、逆さにした水玉のコップみたいのをかぶっている子がコップリンです。
なんかこの子、味があってかわいいんですよね。
しれっと山猫軒にも迷い込んでましたし、よだかさんの公式キャラになっているのかしらなんて思いつつ。
こういうキャラがひとりいると、親しみやすさが断然違うなあと思います。
個人的にですが、ひとりでもメインのこういうキャラがいてくれると、その団体の統一性があってうれしいというか、要するに今話題のゆるキャラですし、コップリングッズ出してほしいよねって話です。
紫色で隅っこにコップリンのイラストが金か黒で抜かれて、裏面によだかのレコードのロゴが入ったクリップボードや方眼ノートあったらわたし買います。出してくれないかしら。需要と供給がまだ合わないかしら。楽しみに待ってますので!
持ち帰り謎もやるのが楽しみです、ちらっと見た限りコップリンかわいすぎました(´艸`*)

過去の公演を見ると、こういう宮沢賢治ワールドだけではなくいろんな切り口からやっているようなので、他の公演にも行ってみたいなあと思います。
四月には「よだかのレコードblack lebel」と称してDJイベントと連動した(?)リアル潜入捜査……だったかな、「EURECA」という公演を予定しているそうです。
行きたい……来年度はちょっとまだ予定詰めるのが怖いので先行発売は見送りましたが、気になる予定にいれておこうと思います。
よだかのレコードさん、これからぜひよろしくお願いいたします♪

ちなみに、今回お手伝いしていたなかにハテクリさんというこれまた別の謎解き団体さんがおりまして、今度「社畜からの脱出」という公演を打つそうですが、とりあえず題名の限りは脱出できる気がしません。笑

さらに。
本日(日付変わって昨日か)のわたしはほんとドジっ子間抜け野郎かつクラッシャーで多々ご迷惑をおかけしましたが、優しく対応してくださった諸スタッフ方、特にモギリちゃんとハテクリさん、入江陵介選手似のイケメンくんにこの場を借りて深くお詫びと御礼を申しあげます。
本当にすみませんでした。
そして、ありがとうございました。
posted by こうや at 00:25| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

【参加者募集中】神殿と人狼の会

以前twitterで募集していたのですが、11月16日(土)にちょっとした企画を考えています。
だいぶ前に呼びかけていたのですが、気づけばあと10日ほどになったので、詳細をまとめてみました!
まだまだ参加者募集中ですので、気になった方はお気軽にどうぞ(ノ´∀`*)
第1部と第2部、それぞれ別々にご参加いただくことももちろん可能です。

第1部:巨大神殿からの脱出パーティーメンバー募集!
11月16日、17日に幕張メッセにて行われるリアル脱出ゲーム「巨大神殿からの脱出」。自動的にチーム編成されない、いわゆる個人戦のこのイベント。せっかくなのでみんなで協力しませんか?
詳細は幕張メッセ×リアル脱出ゲーム「巨大神殿からの脱出」公式サイトをCHECK!
日時:11月16日(土)11時〜の回
場所:幕張メッセ
参加条件:16日11時の回のチケットを持っている方でわたしと面識のある方(人見知り発動ごめんなさい!)
集合場所:10時半に幕張メッセ周辺(前日にDMでお知らせします)
会費:無料(チケット代自己負担)
参加者:
  ゆきえさん@tabemakuri
  ゆかりさん@chanter120
  のいっこさん@noikko
  みつくん@m05mitsu
  こうや@rote_traume
のんびり参加受付中です。
混じりたいぜ!という方は、チケットを入手のうえ、twitterで@、DMを飛ばしてください。
ただし必ず「どちらの部に参加希望か」を明記してくださいませ。


第2部:はじめての人狼、の会
流行から数年、今や確固たる地位を築きつつあるゲーム、「汝は人狼なりや?」
やってみたいけど知らない人たちといきなりはむりー((((・´_`・))))な人見知りっ子こうやと一緒に、人狼の世界に身を投じてみませんか? 人狼やったことないから分からない、という方も大歓迎! なにせ主催が「人狼( ゚д゚)ポカーン」状態なので、もう、なにも怖くない。もちろん人狼経験者、人狼なら任せとけ!な方も大歓迎です。教えてください'`ィ (゚д゚)/
人数がいればいるほど楽しいみたいなので、みなさまの積極的なご参加お待ちしてます!
日時:11月16日(土)15時〜18時
場所:パセラ秋葉原店
参加条件:フォロワーさんでわたしと面識のある方(人見知り発動ごめんなさい!)
集合場所:14時50分に1階受付前(前日にDMでお知らせします)
会費:1,200円(部屋代、ワンドリンク付き)
参加者:
  ゆきえさん@tabemakuri
  ゆかりさん@chanter120
  のいっこさん@noikko
  みつくん@m05mitsu
  dirkさん@dirk_haworthia
  ぽんたさん@kazu_h
  ヤマトくん@y_violet
  こうや@rote_traume
こちらはがっつり参加受付中です!
混じりたいぜ!という方は、twitterで@、DMを飛ばしてください。
ただし必ず「どちらの部に参加希望か」を明記してくださいませ。
また、会場予約の都合上、こちらの参加受付は11月12日(火)23:59をもって締め切らせていただきます
ご了承ください。

また、第1部と第2部両方にご参加いただける方は、よろしければお昼もご一緒しませんか?
秋葉原のどこかで食べようかなーと思ってます。
おいしいハンバーガーか、がっつりごはんか、それともメイドさんのいるお店に特攻……?
みなさまのご意見を聞きながら決めたいと思います。
もちろんいったん離脱→再集合も全然構いませんので〜
ゆるゆる楽しめればな、と思います。

それでは、みなさまどうぞよろしくお願いいたします(=゚ω゚)ノ
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月25日

2013GWの旅3 マグノリア銀行からの脱出@ポートピアホテル【脱出02】

実際に参加してからはもうひと月半以上が経ち、そんな風にぐだぐだとしている間に全国ツアー決定が発表され、あれよあれよという間に東京ではヒミツキチ・オブ・スクラップで公演が決まり、チケットの発売まで始まっているそうなので、なんというかこのタイムラグよ、というか、このどうにもタイミングの悪い感じも、まあ私らしいかなと勝手に自らを慰めておりますが。
神戸旅行の続きです。

せっかくその時期に神戸行ったしね。
参加、してきちゃいました。
IMG_08.jpg
リアル脱出ゲーム、その名も「マグノリア銀行からの脱出」ですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
全国ツアーが決まったということで、まあそうでなくてもアナウンスで注意が流れている限りは厳禁ですが、この公演もネタバレは禁止。チラシやホームページから参照できること以外は書かないように気をつけましょう。
どうやらこの公演、前に大阪? 京都? でやっていたものの再演なのだとか。なので神戸でおこなわれたのはたった3〜4日間の短い非常設型公演。や、まあ今度は全国でやるので短いとかそういう問題ですらないかもですが。
はい。
ポスターかわいいよね。
このいかにもメリケンポップでかわゆすナイスミドルな三人組と自分自身? チームメンバー6人か。は、高名な盗賊団だそうです。マグノリア銀行に忍び込むも、金庫を目前にして最新の警備システムと警備員によって銀行内に閉じ込められてしまいました。
さーて、無事(?)に金庫に侵入し、そして捕まることなく脱出せねばー。という設定でしたの。

ところで少し話は逸れますが、スクラップの常設型公演のハコのネーミングがずるいですよね。アジトだとかグンカンだとかナゾビルだとかヒミツキチ。私の少年心がくすぐられてなりません。好きなんですよこういうの、ナゾビルなんてもうきゅんきゅんしちゃいますが、特に「ヒミツキチ」という言葉が。秘密基地なんて憧れの響きしかしません。そしてそれをカタカナで「ヒミツキチ」と書けてしまうそのセンス! ううう、カタカナのヒミツキチってどうしてこんなに可愛らしくなおかつ憧れを含んだ眼差しを想起させるのかしら。
ヒミツキチ。この言葉をこの書き方で目にすると、断片のような光景を連想します。熱のこもったひそひそ話、押し殺したくすくす笑い、熱に浮かされたような盛り上がり、慌しげに交わされる視線での物言わぬ会話、「しーっ」と唇に指を当てて見交わす顔に浮かんだ隠しきれないにやにや笑いと期待にきらめく眼差し、むせかえるような緑と土の匂い、夏休み。
そう。夏休み。
数年前からおそらく現在に至るまで断続的に発行されている《講談社ミステリーランド》というシリーズは小学生を対象にしたミステリーとの出会いのきっかけとなり得、なおかつシリーズをそろえるとバラエティに富んだミステリ百科事典のようにもなるもの、というコンセプトで出されたものではなかったかしら、確かこのような方向性のものだった筈と私は記憶しています。そしてその主人公たちは小学生を中心とする「子ども」たち。そして、普段はある程度自由に動ける大人たちを中心に据えて作品を描いている、見るも豪華な執筆陣が、子どもたちを主人公に据えるうえで頭を悩ませたのは、「学校や塾、家庭に縛られ制約も多い子どもがある程度自由に動ける時間」の確保であったと思います。どこかでどなたかも書いていたかと思いますが、つまり、子どもがある程度自由に自由を享受し、そして存分に動けるタイミングは、「夏休み」に尽きるのです。
夏休み。
二週間に満たないうえにクリスマス直後から年末年始まで、家族や親戚と会いクリスマスプレゼントやお年玉をねだりテレビにかじりつくので精いっぱいの冬休みや、実質半月程度なうえに学年や場合によっては学校が変わる転機の時期でなんとなくそわそわしてしまう春休みではなく。年の真ん中にぽっかり空いた、一月半の自由な、そして永劫とも思える長さのお休み。夏休みは子どもにとって、もうひとつの生活を満喫するためのかけがえのないものなのです。
もうひとつの生活とはなにか。
先生やお母さんなど、大人の目にさらされず束縛されず、自分たちだけの世界、自分たちだけのルールや規範や共通事項のなかで、既存の網目をかいくぐって生きる、自分たちだけの秘密。それがもうひとつの生活。現実に対する、子どもたちの反逆的世界。
夏休みは子どもたちの世界を確立していきます。
話が逸れすぎてしまった。

つまり私にとって「ヒミツキチ」とはそうしたものを想起させるきっかけの言葉なのです。そしてそこから期待されるのは、「既存のルール(=社会)から少し離れた、子どもの頃のような《ごっこ遊び》の世界」の存在。
もちろん、ここでいうごっこ遊びは、そして子どもにとってのごっこ遊びは単なる遊びではありません。そこには当事者にしか分からない真剣な「真実」があります。それは時に現実以上に残酷であったり。たとえば、横断歩道の白線しか踏んではいけないという遊びをやったことがある人は多いのではないでしょうか。そのときに自分のなかで設定づける、「白線は崖の上にかろうじて踏み固められた足場で、黒いアスファルトはぱっくりと口を開けた底の見えない谷だから、踏み外したら死んでしまうぞ」などというものは、数歩もしないうちに心のなかで「真実」になるのです。だからその設定を「ごっこ」した子は驚くほど真剣な表情で自らの足取りを確かめて横断歩道を渡っていく。それを描ききった作品がロアルド・ダールの「お願い」(『魔法使いになる14の方法』創元推理文庫所収)でしょう。これを読んでぞくりとしない人は、きっと、この世界を生きたことがないのです。

比喩がどこかに飛んでいくのが私の悪い癖ですね。比喩だったのか。少なくとも私はそのつもりだった。つまり、ここで言っている「真剣な《ごっこ遊び》」が、私にとってヒミツキチで(もちろんそれ以外の場でも)参加するリアル脱出ゲームというわけ、なのかもしれません。

ふう。

そしてこれだけヒミツキチの話をしていたのに、これから書くリアル脱出ゲームはヒミツキチでおこなったものではないのです。ふふふ。ヒミツキチ(リニューアル前)でも一度参加した公演があるのですがそれはまた次回。リニューアル後も行きたいぜー。
そういうわけで。
ようやく話が本線に戻ってきた。
マグノリア銀行から脱出すべく忍び込んできたのは、ポートピアホテルでしたー。どんどんぱふぱふー。
何かとホテルに出入りすることもある(それでもその界隈の方々に比べればごく少ない回数でしかありませんが)私ですが、本来の用途でホテルを利用したことはほとんどありません。私にとってホテルとはほぼ大広間のある空間で、そしてイベント会場でしかないのかも。
そして今回もまんまと用途はイベント会場です。すみませぬ。ホテルって宿泊するには高いのよ。←
そんなポートピアホテル。ここは神戸の海のそばにあるらしく、つまり市街地から距離があるため、三宮駅からシャトルバスが出ていました。
バスを待つのも長蛇の列。
しかも並んでいる方々の年齢層が、明らかに若い!笑
宿泊目的の方ではないですね、どう見ても目的は私と一緒。
臨時のシャトルバスを増発するなどホテル側も懸命に対応しつつ、シャトルバスにすし詰めにされて、一路ポートピアホテルに向かいました。

途中から、異常に指先が冷たくなりはじめました。
うーわ、私、また、知らない人としゃべらないといけないのやん……しかも、今回、6人1チームだから……うへぁ。
そう、旅先でまさかのへろっとソロ参戦な私、どう考えても周囲に知らない人しかいない状況での謎解きということを実感して突然あちこちに緊張が走ったのです。

またそれかwww

当然のことながら他はみなさま連れがいて、私のお邪魔したチームは三人組・二人組・私一人という組合せ。そしてぽつぽつと話していたら、「え!? 一人で参加……しかも東京から!?」と二段構えで驚かれました。そうか……驚くか……驚くよねw

そしてはじまる一時間。
これが。
もう。
楽しかったー!
今回は最後の謎に至る前でゴタつき、すごく残念な結果に終わったのですが、やーそれがまあ楽しいのなんのって。
初対面でさっきまではにかんでいた相手とは思えないくらい、(主に私が)盛り上がってやってしまいました。
意気投合しすぎて、脱出失敗したのにすごいイイ笑顔で集合写真撮ってしまうくらいwwwww
これはね、解いててすごい楽しかったです。
まだやられてない方はぜひやるといいよー! どっこも気を抜けないし、そしてどこ向いてもかわいい。こういうポップなの大好き。この盗賊団にはぜひ参加したいわー。そしてこの子たちのグッズあったら前のめりに欲しいわー。
それくらいにはハマったのでした。

あー、詳しく書けないのが悔しいけどwww
あのね、ちゃんと理由があります。ちゃんとストーリーです。そしてちゃんと、ちゃんと使えます。
もう、ほんと! ほんとこれは! 今思い出しても楽しかった!
記憶消してもっかい参加したいくらいです。全部知っちゃってるからなあ、もちろん自力で解いてない謎もいっぱいあるけれど、道筋知ってしまっていると参加できないのが口惜しいです。ふむふむ。

でもこれが初めてというよりは、一回なにかで慣れて、なんだ楽しいじゃんって思った……ちょうど私くらいのタイミングでチャレンジするとどハマりするきっかけになる、そんな公演ではないかなあと思いました。これが楽しいと大化けするよ、きっと。
あー! あー楽しかった!!

帰り道。シャトルバスの混雑がすさまじかったので、ポートライナーに乗ってみました。正式名称は神戸新交通ポートアイランド線。ちょっと料金はお高めですが、ちょうどゆりかもめとおなじシステム? 無人で動くモノレールで、広々とした窓から眺める景色がとてもうつくしくてほう……っと見惚れてしまいました。神戸はきゅっと詰まっていて区画ごとにどんどん表情が変わるのが、上から眺めていても本当に楽しい街だと思います。

こんな感じであっという間に、神戸での一日は過ぎ去っていったのでした。
……ネタバレ禁止公演の感想で、どうしてこんな長さになった(;^ω^)

気が向いたら続くよ!
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月09日

【脱出01】地下アンティークルームからの脱出@渋谷ナゾビル

ある晴れた日のこと。
ぼくは、渋谷にいました。
代々木公園の隣、NHKの裏にある、しゃれた洋館の前で、ぽつねんと立ち尽くしていたのです。
IMG_5262.JPG
鎖されたガラス扉。その向こう側には不思議な文字。幼稚園児でも読める文字、でも、それが意味するところは……?
そう、それが意味するのはただひとつ。
酔狂にも、自分から入って、入ってから脱出しようと、しているのです……

IMG_5261.JPG
はい、そんなわけでわたくしこうや、今度はクローズドなリアル脱出ゲームに参加してまいりましたー。どんどんぱふぱふー。
もうね、我ながら、展開が早くてびっくりしますwww
しかしまあ、本屋迷宮では脱出できたとはいえもやもやが残り、なおかつ脱出とはいえ実際にはグランデさん出入り自由でしたから(当然といえば当然ですが)本来の意味での「リアル脱出ゲーム」はこれが初めてということでいいのかな。
なので少し悩みましたが、いわゆるオープンイベントとクローズドとでタイトルの付番も少し変えてます。これ完全に自分が後で把握する用のナンバリングなのですけれどね。

ちょっと未だに私自身もよく分かっていないのですが、簡単にまとめてみます。自分用メモなので、なにか誤り等あればご指摘ください。
このリアル脱出ゲーム、「リアル」に「脱出」する「参加型ゲーム」であることから分かるとおり、ばりばりの「ナマモノ」です。
そして、今のところ私は「SCRAP」という組織(集団? 会社? どういう訳語が当たるにせよいわゆるカンパニー)のものにしか参加したことがないので、それに特化してます。
このリアル脱出ゲームには非常設型のものと常設型のものがあるそうです。
まず非常設型のものは、本屋迷宮のときの枕に話した夜の遊園地のような、期間をある程度(短く)限定してその間だけやるもの。
そして常設型のものは、建物自体を借りきってある程度の長期間にわたってやるもの。
要するに、常設型(劇団が所有する劇場で公演をする)は宝塚歌劇団の本公演で、非常設型(既存の劇場を一定期間借りて公演をする)は新感線の公演なのですね。
実際、どうもSCRAPもリアル脱出ゲームのことを「公演」と言っているようです。
公演。いい響きですね。舞台畑の人間が反応せずにいられる筈がありません。
しかもこの「公演」、役者は我々なんですね。そして、舞台が持つ「ナマモノ」の恐ろしさを、楽しさと、恐ろしさを、身をもって感じられるのが、このリアル脱出ゲームなのです。
なぜなら。ハコは用意されています。そして出演者の証が、まあ、チケットですね。観客ではない。私たちはチケットを持って、当日いきなり、舞台に上がるわけです。
そしてそこで公演をすることが求められる。しかもエテュードではない、つまり完全な即興ではない。スジはある。
私たちに、最初は、見せられない、けれど厳然として存在する、とある「脚本」に沿って、公演をやりきることが求められるのです。
その脚本こそがつまりリアル脱出ゲーム。
しかも、脚本は巧妙に隠され、我々は小道具(手がかり)を片手にどのようなストーリーなのか頭を悩ませる必要がある。しかも演出は時にイジワルで時に預言者めいています。答えを導き出すのはいつだって役者自身なのです。
周囲にいるスタッフは文字通りスタッフなので、舞台に上がった我々を堂々と助けることはできません。時おり、どうしようもなく詰まってしまったときにだけ、プロンプトしてくれるのみ。
そして観客は、未来の私たち。解説を聞きながら、過去の私たちの公演を、その拙さと改善点を、楽しむ。
それが、リアル脱出ゲームという「公演」なのだと、私は考えています。
おっと話がずれた。
そしてですね、非常設型のものは、ある程度大きな会場、たとえばホテルの宴会場やライブハウスなどで、いくつもの集団がいっぺんに取り組めます。その場合は6人1組のことが多いようです。
常設型は逆に小さなハコで、一度に1組ずつしかできないみたい。その代わり、10人1組と、チームの人数は増えています。
そして私が今回チャレンジするのは、常設型の公演で、10人1組でのチャレンジでした。

うん。いつも通り前置きが長い。
そういうわけで戻りますよ。
私が今回参加した公演はこちら。
IMG_5264.JPG
「地下アンティークルームからの脱出」です。
この公演、まだ絶賛公演中なので、ネタバレは禁止。なので、チラシに載っている情報以外書かないように、気をつけます><

はい。
建物に到着して。
緊張のあまり吐き気がしました。
よくよく考えたらなに、私、これから知らない人と話さないといけないんじゃないの……!?
生来の人見知りとキョドり、しかも初のクローズド、え、密室で初対面の人と……?
し、しぬ(;´Д`)
そんなことを思っておたおたしている間に、受付時間となります。入り口付近で所在無げにしていた人たちが次々に吸い込まれ、で、ですよね〜このあたりにいた方々みなさんそうですよね〜、あ、お知り合いばかりなんですかソウナンデスカ〜ともはや死んだ魚のような目をしながら入室。
曖昧な微笑みを貼りつけながら、とにかく、時間が過ぎるのだけを願っていました。

さて。
地下アンティークルームにおいて、私たちに求められる役どころは「世界有数の鑑定士集団」。
大富豪スクラッピーノ氏の豪邸で、オークションにかけられる予定の品物のなかから、ひとつだけ紛れ込んでしまった偽物を探し出すのが目的です。
なるほどなるほど。
実際、会場にあるのは「本当のアンティーク」ばかりだそうで、全員白手袋着用での参加。
100万円(200万円だったっけ)もするソファーにも座ってきました。身体が沈んだよー。
ええと、そして、びっくりしたこと。
初のクローズドの公演だったのですが、みなさんの勢いにびっくりしました。家捜しかと思ったよ! こういうハコモノのときは、どこに何が隠されているのか分からないため、「ダメ」と言われていないところはとにかくどこもかしこも探す必要があるのだそうです。
なるほど……みなさんきびきび動いてる……( ゚д゚)ポカーン
そんなわけで、完全に動きで出遅れた私は、ひたすらまとめと共有役に回ってみます。
……はうあ、めっちゃしっくりくる、このポジション(*´∀`*)
なんというか、あれですね。人それぞれの向き不向きにあわせて、動けるのが一番いいんだなあ。
数字系が得意な人は数字、積み木パズルが得意な人やクロスワード、などなど。
それぞれ専門分野を持った人が集まれば、チームとして一番強くなるのかな、と。
つまりそれって、アイシールド21のような、専門職の集合体になれればいいってことなんだ!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
そんなことを考えてにやにやしてました。
残念ながら今回は時間が足りず脱出は失敗しましたが、一応最後まで自分たちの力でやらせてもらえたのでそれなりに満足です。
はじめてのクローズド、なるほどこんなものなのかと、雰囲気をつかみながら楽しむことができました。
でも。
ひとつだけ最後に言いたい。ネタバレではないと思うけれど、一応反転してみます。アンティークやったことのない方、やる予定のある方は読まないでね。

スクラッピーノ氏、どう考えてもどれが偽物か把握してたでしょ! 仕込みから見ても明らかに! なんなの、要するになんなのおちょくってるの!? せめて鑑定士集団の力量を試すためとかそういうオチでもついてると良かったなあ。あれ、もしかしたらついてて私が聞き逃しただけなのかな。うむむ。分からないですが。なんだかそこのところが、仕込がすごかっただけに逆に気になってしまったのでした。

そんなわけで、楽しかったよー。そして、時間内にクリアできなくて、とってもとっても悔しかったよー。
悔しい悔しいって言いながらお茶してました(笑)

話は変わりますが、おとらさんの鹿の子ロールおいしすぎやしませんかね。
IMG_5245.JPG
仕入れ先が変わって五色ではなく四色になったそうですが、おいしさは健在。鹿の子のタルトより、私はロールの方が好きかもしれません。あ、うんでもタルトも好き……←
ニルギリと、ロール生地の相性が抜群なのです。さっぱりできるのだー。
そして、今年はかろうじて食べられた、さくらのパウンド(*´ω`*)
IMG_5249.JPG
白あんを練り込んでいるためか、どっしり重たくて優しい甘さで。いやあこれはおいしかったです。しあわせ。さくらの紅茶との相性もすごく良くて、毎年絶対に食べようと決意を新たにしたのでした。
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月07日

【謎01】本屋迷宮からの脱出@書泉グランデ

最近、リアル脱出ゲームというものが流行っているようです。もはや流行というよりはかなりメジャーなジャンルになってきているようですね。
私が最初に認識したのはテレビ番組で、確か「東大生四人組が夜の遊園地から脱出」みたいな、朝か夕方の情報番組の1コーナーでした。リアル脱出ゲームにはじめて参加する、クイズには自信のある大学生に密着するというもの。遊園地内を猛然とダッシュする大学生四人組は結局、最後の謎までたどり着いたものの解ききれず、制限時間内に脱出できなくて悔しがっていて、だから私のリアル脱出ゲームの第一印象は「足が速くないとつらいんだな」でした。
夜の遊園地は怖そうだったけれど、闇に沈むメリーゴーラウンドに近寄れるのはうらやましかったなあ。夜の遊園地、という響きに感じるミステリアスな雰囲気に惹かれるのは、何がきっかけなのだろう。あれはサーカスでしたが、ダレン・シャンなどの西洋ファンタジー由来の印象かもしれません。
それから数年して、先日お邪魔したアクション・リ・アクションで私以外の参加者がほぼそうしたリアル脱出ゲームなどの謎解きイベントによく参加している方々、「謎クラ」(謎解きクラスタ)であったこともあり、いろいろとオススメされ、また紅茶クラスタさんがリアル脱出ゲームに参加しているらしいというのもあり、まあいろいろと重なって。
やってみるかと、なったのです。
まあね、言うてもね、わたしね、けっこう年数経ってるミステリ読みなんですよ。つまりね、何が言いたいかというとね。
……本当に、謎解きとか、苦手なんですよ。
謎解きゲームといえばたぶんこれ、な、逆転裁判。iPhoneアプリでダウンロードしましたが2話目の途中で投げ出し、Trick&Logicも最終話で積んで投げ出し、レイトン教授にいたってはやったこともありません。もちろんミステリを読んでいて読者への挑戦で犯人とトリックが分かることなどあまりないですし(さすがに皆無ではないですが、というなけなしの矜持)特に本格ミステリや新本格はもはや「ほほーう」と言うしかない。
ああ、なんて情けないミステリ読み!
そんなわけでかなり後ろ向きな気分になりつつ、向かったのは、愛する街・神保町でした。

神保町といえば古書店街であり、出版社が軒を連ねる街でもあり。そして新刊書店だって負けてはいません。
神保町の新刊書店を挙げろといえば三つのうちには必ずあがる、ほど、ある種神保町の代名詞にもなっているであろう本屋さんに、書泉グランデがあります。
この本屋さんを使って、なんと、謎解きイベントをやっているというのです!
もうイベントは期間が終了してしまいましたが、そして先月既にネタバレUSTまでやってしまってなんだかもう今さら感満載ですが。
そのイベントの名前は。

  「本屋迷宮」。

これが私の、謎解きデビューとなったのでした。
書泉グランデさんに行くと、レジ横などに本屋迷宮のテキストが大量に平積みされています。
これを購入することで、イベントがスタートです。
いわゆるオープンイベントなので制限時間などはありません。自分のペースでのんびり取り組めます。
私も買って、まず中身を読んで、さっそくスタート。
IMG_3408.JPG
これがそのテキストです。2穴リフィルになっています。表紙かわええなあおい。
まず最初のテキストを読み、事件の概要などを確認。指示通りに動けばおkな最初の関門を突破します。
それによると、このあたりを騒がしている連続殺人犯が書泉グランデにいるとの情報を聞きつけた警官等が開店前の時間にやってきたところ、犯人と目されているグランデ店長によって出入口を封鎖され閉じ込められてしまい、脱出するためには店長の居場所を見つけ出さないといけないのだそうです。
なるほどなるほど。
とりあえず習性としていくつか気になるところにチェックを入れ、登場人物を確認しながら、上から下までグランデさんをうろうろ。
しかしグランデさん、実にすてきなお店です。品揃えや面陳、フェアの打ち方まで、にやにやしてしまう。本屋迷宮のファイル片手にうろうろしている人ばかりでしたが、みなさんもっと本棚も見て楽しもうぜーと言いたかったです。途中から私もそんな余裕ありませんでしたが。

しかしこの高揚感、覚えがあります。
小学校のときのごっこ遊びとかのような、共犯者をつくる楽しみ、どきどき感のような。
これはそれ以降ますます強くなるのですが、この「共犯者をつくる」ことが、結束を固めるんでしょうね。なるほどなあ。面白いなあ。
口裏を合わせてね。それを知らない人(小学生のときは、それは、親だとか大人でした)の前では澄ました顔をしつつ、でも、後ろで舌を出してにやっと笑うような。
そういうのね、すごく、面白いんですよね。
謎解きの面白さは、謎を解くこと自体もそうですが、それ以上にこの「共犯者意識」によるのかもしれませんね。

最初の謎はグランデさんに来さえすれば誰でも大丈夫。ある意味「指示通りに動く」だけなので、細かいところで迷っても根気よくいけば絶対進めます。
次の謎も。私はここでもやっぱり余計なところまでメモりましたが、充分解けます。
そして二つの謎を解き、すべての手がかりを手にしたら、そこから頭を使います。

ここだよ。

あー今思い出しても悔しい!
ミステリ読みの習性として、最初に読んだときに、気づいてしかるべきでした。それなのに、余計な時間をここでかけてしまいました。
あー悔しい! 悔しいったら悔しい!
もともとの実力がないぶん、本来ならできたのにできなかった、もしくはなかなかたどり着けなかったことに関してはめためた悔しがります。けっこう悔しがりなこうやです。
この推理パート、ひとつは私だったら気づかないだろうな、なところで、そして気づかなくても強引に読んだのも私ですが。
あーこれは。これはもっと時間短縮できた、ちょう悔しい。あー悔しい。

最終的に犯人は無事、正しく指摘でき、脱出成功したのですが。
うれしさよりも悔しさが残りました。
あと、やっぱり最後、積極的な証拠がないので少しもやもやしました。消去法でほかに答えがないのは明らかだったのですが、でもせっかくだったら最後だし、実はこれが証拠に! みたいなのがあると楽しかったよなー。作る側に回る可能性がないので好き勝手言えます。むふふん。
あ、ちなみにこのネタはミステリでも鉄板ネタなのでこれ一度知ると黄金期のミステリは割とにやにや読めますよん♪ ネタバレになっちゃうので、ぜひこれ読んでなどとオススメできないのがもどかしい(笑)

そういうわけで私の謎解き初挑戦は幕を閉じたのです、が。

なんだか、ここから、加速してっちゃうんですよねー……(遠い目)
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする