2016年10月11日

SKI2016-10 苔の功名

すっかり秋ですね、と言いたいところですが、むしろ冬来てません?
わたしの大好きな秋はどこへ!?年々気配を感じづらくなっている気がして悲しいです。
ごきげんよう、こうやです。
せめて食卓だけでも、と思ってさんまを買ったところ、スーパーだったので期待していなかったのに存外脂ものっていて、炊き込みごはんにしたらめちゃうまでしあわせ感じています。
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あと、いただきものの青森さんのやさしいスープがえらいおいしいので買い込んでしまおうかと画策中。

さてさて、鈴虫寺をるんたったと後にして、日傘をさして(京都旅行中は!まだ!完全に夏の様相でした!!!)歩くこと15分ほど。
鈴虫寺の西に広大な土地を有するのは、いわゆる、苔寺です。

行基が開き、夢窓疎石が中興した(さすが夢窓疎石ってくらいどこでも名前を見かけます)というこの苔寺。正式名を西芳寺という臨済宗のお寺です。
でも、同じ臨済宗でも鈴虫寺とはかなり趣が異なります。
何せ自由に入れない。1週間前までに往復はがきで申し込む必要があるのです。事前予約制のお寺ってすごい!禅宗!
それも、日程の希望を出しても時間帯は希望できないという、ここを目的にしないと訪れることもままならないお寺さんです。
返信はがきを見せ、名前を伝えてようやく門をくぐれます。
中に入ると、また受付。ここで3,000円(ヒィ!)を支払って、本堂へ入ります。
吹きさらしの本堂には、参拝者用の文机が一人ひとりに用意されています。順番に詰めていきますが、幸いにして端の席に滑り込むことができました。文机の上を見ると、そこには般若心経が。
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あ、本堂は撮影禁止なのでこれはお外です。
やがてお坊さん方がいらして、説明することには、これからお経を唱えるので一緒に唱えてくださいとのこと。
なるほど、と思う間もなく始まりました。
……は、早い……!!
どこを読んでいるのか、口が回らなくなるような独特の節回しで唱えられる般若心経。自慢ではありませんがこれまで唱えたことがなかったので、目で追い、口を動かすのが精いっぱいです。
般若心経を3回唱えて、そのまま座禅和讃も読みきりました。
お坊さん方はほとんど口も動かしていないようでしたが、きちんと見る余裕がなくて悔しい。でもなんだかすっきりしましたよ。般若心経いいかも。
その後、受付で渡された護摩木(かな?)に細筆で願いを書き、仏様にお願いして、本堂を後にしました。
今日は写経はありませんとおっしゃっていたので、いつもは写経があるのかもしれません。写経……いつかやってみたいけれど、勇気が出ない写経……

さてその後は庭園見学!
江戸期、荒廃したことによって一面に鬱蒼と茂った苔が見所になるなんて、まさに塞翁が馬ですね。
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晴天続きだったこと、夏を過ぎていたことなどで苔は少し乾いて茶色くなっていましたが、それでもなんというか……日本の幻想世界の表象のような風景でした。
一度は見るべきかも。こんなに苔に種類があるなんて、ここに来るまで考えもしませんでしたし。
奥には枯山水もあります。枯山水は本当に想像力を刺激して、豊かな土壌や水の流れが見えるようで、この表現のすばらしさに舌を巻きました。

しかし思ったよりも広いお庭ですっかり疲れ果て、もうひとつ寄ってみたかった竹の寺こと地蔵院は素通り。ここも臨済宗のお寺だそうで、このあたりには臨済宗が固まっているのですねえ。

来た道を戻るのもなんとなく……だったので、そこから上桂駅に向かいます。
するとまさかのホーム工事中で改札が存在せず、どうやってホームに上がればいいのか分からずうろうろしているうちに電車を逃しました。正解は、一度線路を渡って反対側の改札から入り、そこから地下の連絡通路を通って目当てのホームに上がる……分かるかっヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
余計な体力を使ってしまい、よろめいて電車に乗りこんで、次なる目的地へ向かいます。

あー書いているだけで疲れた。二度と上桂駅は使わないぞ。
では、今日はこのあたりで。
おさらば、おさらば。

posted by こうや at 21:32| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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