2016年10月10日

SKI2016-09 草鞋虫の音鈴説法

歩き疲れて入った喫茶で、お煎茶を飲んだら身体中がほっとしたので、心底日本人なんだなと思いました。
ごきげんよう、こうやです。
ティーポットとマグカップしかない我が家ですが、急須も買ってしまおうかしら。

それで思い出した、ホテル話のおまけ。
たいていのホテルにはウェルカムティーというか、お茶を飲むための用意がそろってるじゃないですか。よく泊まるようなビジネスホテルは、電気ケトルにマグカップとティーバッグが主流だったのですが。
今回のホテルは、こーんなにかわいらしい茶器がそろっていました。
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マグカップも2種類置いてあったのですが、何より、さすが京都のこのお茶がおいしくて!
ちんまりとかわいらしいお茶碗2杯分がぴったり入る、手の中にくるんでしまえそうなこのお急須が、色味も含めてとってもわたし好みで、欲しい、と、物欲を大変刺激されてしまいました。要するに蓋碗みたいなものなのですが、下手に持ち手がついていないため利き手によらず淹れられるのもすてき。
元々ほうじ茶や玄米茶は好きですが、そういえば最近は紅茶ばかりでご無沙汰だなぁ。
これを機に、日本茶、淹れてみようかな。
そしてこんな茶器をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてくださいませね。

閑話休題。
桂で乗り換え、書斎にしたい1人掛け席にうきうきした電車でしばし。
降り立ったのは、松尾大社駅でした。
お酒の神様である松尾大社を眺めやり、一目散に急いだ先は。
前回の京都旅行でリベンジを図った、この場所です。
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鈴虫寺!
前回は階段を下ってもまだ続き、隣の公園?の中にまで待ち列が続くほどの賑わいでしたが、今回は階段の中程で列が途切れています。
余裕のよ、で、朝イチの説法に入ることができました。
神社仏閣は基本的にいつでもお参り可能なものだと思っていたわたしにとってはなかなか驚きのお寺ですが、こちらは中に入ってお説法を聞くのが必須?というのかしら?なお寺。
どういう言い方が正しいのか分からないのですが、促されるままに本殿の脇の書院の大広間に入ると、ぶわっと音に包まれました。
方向感覚を失うほどの、鈴虫の、声。
正式名称を妙徳山華厳寺という臨済宗のこのお寺は、鈴虫の音色に魅せられた先のご住職のたゆまぬ努力の結果、一年を通して鈴虫の音色の響く場所になったそうです。
寺院としては破格の数のエアコンはもちろん鈴虫のいる環境を年中整えるため。書院の佇まいには不釣り合いな量のガラスケージには暖色のライトが煌々と灯っています。中には三桁を余裕で超える鈴虫がいるそうですよ。
寿々むしと書かれたかわいらしいお菓子とお茶を前に、ご住職の鈴虫説法に耳を傾けます。
このご住職がまたえらいお話がうまく、若干すべり……いえ失礼、さまざまな反応を引き出す話術でとても分かりやすく説法を届けてくださいます。
笑いながらも心に沁みる、時にぐさりと突き刺さるお説法に、我が身を省みる良い時間を過ごすことができました。
ネットで検索すれば山ほどレポが出てきそうですが、ぜひ直接聞いていただきたいので、ここでは多くを述べません。
ただ、お話に聞き入っていると、あんなに圧倒していた虫の音が不意に聞こえなくなるときがあり、これが、心地良い音色ということなのだなと納得しました。
鈴虫、良いですね。

お説法が終わったら、お庭の見学をすることもできます。
広間の様子や鈴虫を眺め、お庭を回って。
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この屋根の下が、お説法を聞ける場所。
最後、門をくぐった先に、草鞋を履いたお地蔵さんがいらっしゃいます。
草鞋を履いているということは、願った私たちの元へいらしてくださり念願を叶えてくださるということ。
わたしも今の心でお願いをしてみました。お手隙にはなかなかならないと思いますが、訪れていただけるとうれしいな。

なんだかうまく書くことができませんが、良いお寺でした。鈴虫寺。
また京都へ行ったときには、お邪魔したいな。
できればそのときには、念願を叶えてくださってありがとうございますと、お礼参りをしたいものですが、そればかりはなんともね。
がんばりましょう。

さて、せっかくここまで来たのでもう少し足を伸ばしてみようと思いますが、それはまた次の機会に。
……これ時間にして1時間あまりくらいなのですが、これで記事ひとつになるようじゃ、2日目が終わるのはいつになることやら┐(´д`)┌ヤレヤレ
posted by こうや at 16:32| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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