2015年10月13日

おそばとお酒とおつまみと

旅行記にかまけている間にどんどんブログのネタになりそうなことが増えています。
ごきげんよう、こうやです。
別にブログのネタにしたくて予定を入れているわけではないのですが、備忘録つくっておかないとあっという間に記憶が薄れていくの、もったいないですよね。
でも、とりあえずは旅行記を続けねばー!

大阪の夜の物語。

前回も書いた通り、大阪に行って、昼も夜も、都合がつく限りムジカでアフタヌーンティーセットを食べていたわたしにとって、ムジカなき後のごはんどころは緊急課題でした。
おかげさまで何店舗か、おいしくて再訪したくなるところは見つかりまして、今回はその中でも特にお気に入りのお店の話。
おいしい紅茶はないけれど、おいしいお酒を絶品料理とともにいただけます。

あまり大阪の地理に詳しくないので曖昧ですが、梅田から歩いていける距離にあるお蕎麦屋さん「まき埜」。
昼はお蕎麦屋さんとして営業し、夜もお蕎麦屋さんなのですがそれをメインにおつまみやお酒を出す、いわゆる昔ながらのお蕎麦屋さんです。分かりにくい。
さっぱりと明るい店内は、4人掛けのテーブル席が3つにカウンターが4席の、最大16人でいっぱいになってしまうこぢんまりとしたものですが、席間がゆったりとしているので広さを感じられます。
ここにね。
大好物があるのでね。
通うよね。

ここからは呑んだくれますよー。

お蕎麦屋さんだけあって、置いてあるお酒は日本酒がメイン。もちろんビールや焼酎もあるのですが、飲みつけないので目に入らないという噂も。
個人的な「このお酒とこのおつまみがめちゃうまぁぁぁ」組合せも書いていきたいと思います。
でもごめんなさい、紹介しているお酒と写っているお酒が合っているばかりではないです……注文順的に……悪しからず。
1CB05506-048F-4090-861A-8B70C52C1909.jpg
山口の雁木(純米無濾過生原酒)はかなり飲み口から強め。少し口に含むだけで、わたしはクラクラきてしまいます。そこでお通しのきゅうりのぬか漬けが大活躍!水気を含んでさっぱりと歯ごたえのある味が、頭をしゃきっとさせてくれるのです。このシンプルな組合せがおいしいのは、本当にしあわせ。

6B3CCEE1-4634-4306-B25C-72E553404E00.jpg
続いては岐阜の醴泉(純吟雄山錦)と山うに。ついでにごま豆腐も写ってますね。
山うにとはなにかというと、豆腐の味噌漬け。大豆を大豆で漬けたものが、これほどまでに凝縮した旨みを持つようになるなんて、これを発明した昔の人は天才なのではないでしょうか。
ふわんと香る甘みがありつつ、しょっぱい山うにに、さっぱりとした甘みの醴泉がよく合います。この「醴」という字は甘酒を意味するらしく、なるほどと納得。
そしてごま豆腐は単品ですっくと立って魅力的。好きなのよ、ごま豆腐。鼻に抜けるごまの濃厚な香りが、箸を入れるとふるんと揺れる豊かな質感が、そして噛み締めるとふるりと消えていくそのとろけ方が、たまりません。

4AF00BFF-5533-4337-B2DF-CE35FC4A444E.jpg
個人的にイチオシなのが広島の宝剣(超辛純米)と柚子めんたい(唐津吉田屋)の組合せ。明太子の味の強さを柚子が軽やかに昇華し、濃厚な海の味を宝剣がさっぱりと洗い流していきます。手が止まらなくなります。ていうかこのめんたいおいしすぎて困る。困る。困る。白米持ってきてー!あ、白米と同じ感じのお酒だこれ!!!なるほど合うね!!!

お酒に弱いこうやさんはこれだけ呑むとへろんへろんですが、まだまだいくよ。お腹を満たしにいくのだよ。
FCADFA7B-1352-4460-895A-1CFD98B00437.jpg
数量限定の鯖の押し寿司。ある限り頼まねば損!
こうやさんは青魚の酢締めが好きなのです。それに尽きる。きゅっと押された硬めの白米もたまらなく好き。
ふた口でぱくぱくんといけてしまうサイズも絶妙でたまりません。

EF951204-F731-4052-B112-5C8C1913C39B.jpg
好きといえば他には譲れないもの、それがこの出汁巻き。これを頼まずには帰れません。
不用意に箸を入れれば崩れ落ちてしまいそうなほど、ぎりぎりまでお出汁を含ませた玉子が、少しの衝撃にもふるふると耐えています。口の中でほぐれていくと、出汁の旨みや玉子の甘みが渾然一体となって広がっていき、そこには恍惚しかありません。
添えられた大根おろしを合わせると、一気にさっぱりと形ある旨みが立ち上り、顔中がとろけてしまいます。
なんでこんな風に作れるのかしら。このために大阪来ても惜しくない。そんなおいしさ。
特に数量限定を謳ってはいませんが、夜が深くなると切らしてしまうこともあるようなので(実際、伺うたびに頼んでいますが、その後いらしたお客さまに「切らしています」とご案内されているのも聞いたことがあります)早めに頼むのが吉。

たっぷりと味わい尽くして、おいしいお酒とおつまみで心も身体もへろんへろんになったところで。
〆にいただくのは、お蕎麦です。
お蕎麦が苦手なわたしが、ほとんど唯一、「また食べたい」と思えるお蕎麦。
それがこれ。
FC935102-26A0-42D1-83C7-2E2F540DE050.jpg
この、すだちそばです。
あったかいお出汁に溶け込むすだちの酸味と爽やかな香り。
つるつると喉を通り抜けるおそばの味わい。
ひと口大の鶏肉の旨みと、おそばを食べ終わり、おつゆを飲み干した後の爽快感。
最後の一滴まで大満足のお味です。
ここのすだちは、入れっぱなしにしていても苦くならないの。不思議よね。おつゆもしょっぱく感じないのでごくごくいけてしまいます。むしろこのおつゆを飲んでいたい。

ふわんとあったまって、少し酔いが抜けて、でもほわほわと気持ち良くて。
涼しい夜風に当たりながら、のんびり歩いて帰る。
そんなぜいたくをたっぷり楽しめるこのお店が、大好きで。
ああ、また大阪に来たらお邪魔したいなぁと、思うのです。
書いているうちにすだちそばを食べたい口になってきました。たまらーん。

そんなこんなでついに最終日の話に移れそう。
さて、最終日は、ブログ何回分で収まるでしょうか。
どきどきしながら、続くのだ。
posted by こうや at 00:15| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]