2013年06月09日

【脱出01】地下アンティークルームからの脱出@渋谷ナゾビル

ある晴れた日のこと。
ぼくは、渋谷にいました。
代々木公園の隣、NHKの裏にある、しゃれた洋館の前で、ぽつねんと立ち尽くしていたのです。
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鎖されたガラス扉。その向こう側には不思議な文字。幼稚園児でも読める文字、でも、それが意味するところは……?
そう、それが意味するのはただひとつ。
酔狂にも、自分から入って、入ってから脱出しようと、しているのです……

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はい、そんなわけでわたくしこうや、今度はクローズドなリアル脱出ゲームに参加してまいりましたー。どんどんぱふぱふー。
もうね、我ながら、展開が早くてびっくりしますwww
しかしまあ、本屋迷宮では脱出できたとはいえもやもやが残り、なおかつ脱出とはいえ実際にはグランデさん出入り自由でしたから(当然といえば当然ですが)本来の意味での「リアル脱出ゲーム」はこれが初めてということでいいのかな。
なので少し悩みましたが、いわゆるオープンイベントとクローズドとでタイトルの付番も少し変えてます。これ完全に自分が後で把握する用のナンバリングなのですけれどね。

ちょっと未だに私自身もよく分かっていないのですが、簡単にまとめてみます。自分用メモなので、なにか誤り等あればご指摘ください。
このリアル脱出ゲーム、「リアル」に「脱出」する「参加型ゲーム」であることから分かるとおり、ばりばりの「ナマモノ」です。
そして、今のところ私は「SCRAP」という組織(集団? 会社? どういう訳語が当たるにせよいわゆるカンパニー)のものにしか参加したことがないので、それに特化してます。
このリアル脱出ゲームには非常設型のものと常設型のものがあるそうです。
まず非常設型のものは、本屋迷宮のときの枕に話した夜の遊園地のような、期間をある程度(短く)限定してその間だけやるもの。
そして常設型のものは、建物自体を借りきってある程度の長期間にわたってやるもの。
要するに、常設型(劇団が所有する劇場で公演をする)は宝塚歌劇団の本公演で、非常設型(既存の劇場を一定期間借りて公演をする)は新感線の公演なのですね。
実際、どうもSCRAPもリアル脱出ゲームのことを「公演」と言っているようです。
公演。いい響きですね。舞台畑の人間が反応せずにいられる筈がありません。
しかもこの「公演」、役者は我々なんですね。そして、舞台が持つ「ナマモノ」の恐ろしさを、楽しさと、恐ろしさを、身をもって感じられるのが、このリアル脱出ゲームなのです。
なぜなら。ハコは用意されています。そして出演者の証が、まあ、チケットですね。観客ではない。私たちはチケットを持って、当日いきなり、舞台に上がるわけです。
そしてそこで公演をすることが求められる。しかもエテュードではない、つまり完全な即興ではない。スジはある。
私たちに、最初は、見せられない、けれど厳然として存在する、とある「脚本」に沿って、公演をやりきることが求められるのです。
その脚本こそがつまりリアル脱出ゲーム。
しかも、脚本は巧妙に隠され、我々は小道具(手がかり)を片手にどのようなストーリーなのか頭を悩ませる必要がある。しかも演出は時にイジワルで時に預言者めいています。答えを導き出すのはいつだって役者自身なのです。
周囲にいるスタッフは文字通りスタッフなので、舞台に上がった我々を堂々と助けることはできません。時おり、どうしようもなく詰まってしまったときにだけ、プロンプトしてくれるのみ。
そして観客は、未来の私たち。解説を聞きながら、過去の私たちの公演を、その拙さと改善点を、楽しむ。
それが、リアル脱出ゲームという「公演」なのだと、私は考えています。
おっと話がずれた。
そしてですね、非常設型のものは、ある程度大きな会場、たとえばホテルの宴会場やライブハウスなどで、いくつもの集団がいっぺんに取り組めます。その場合は6人1組のことが多いようです。
常設型は逆に小さなハコで、一度に1組ずつしかできないみたい。その代わり、10人1組と、チームの人数は増えています。
そして私が今回チャレンジするのは、常設型の公演で、10人1組でのチャレンジでした。

うん。いつも通り前置きが長い。
そういうわけで戻りますよ。
私が今回参加した公演はこちら。
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「地下アンティークルームからの脱出」です。
この公演、まだ絶賛公演中なので、ネタバレは禁止。なので、チラシに載っている情報以外書かないように、気をつけます><

はい。
建物に到着して。
緊張のあまり吐き気がしました。
よくよく考えたらなに、私、これから知らない人と話さないといけないんじゃないの……!?
生来の人見知りとキョドり、しかも初のクローズド、え、密室で初対面の人と……?
し、しぬ(;´Д`)
そんなことを思っておたおたしている間に、受付時間となります。入り口付近で所在無げにしていた人たちが次々に吸い込まれ、で、ですよね〜このあたりにいた方々みなさんそうですよね〜、あ、お知り合いばかりなんですかソウナンデスカ〜ともはや死んだ魚のような目をしながら入室。
曖昧な微笑みを貼りつけながら、とにかく、時間が過ぎるのだけを願っていました。

さて。
地下アンティークルームにおいて、私たちに求められる役どころは「世界有数の鑑定士集団」。
大富豪スクラッピーノ氏の豪邸で、オークションにかけられる予定の品物のなかから、ひとつだけ紛れ込んでしまった偽物を探し出すのが目的です。
なるほどなるほど。
実際、会場にあるのは「本当のアンティーク」ばかりだそうで、全員白手袋着用での参加。
100万円(200万円だったっけ)もするソファーにも座ってきました。身体が沈んだよー。
ええと、そして、びっくりしたこと。
初のクローズドの公演だったのですが、みなさんの勢いにびっくりしました。家捜しかと思ったよ! こういうハコモノのときは、どこに何が隠されているのか分からないため、「ダメ」と言われていないところはとにかくどこもかしこも探す必要があるのだそうです。
なるほど……みなさんきびきび動いてる……( ゚д゚)ポカーン
そんなわけで、完全に動きで出遅れた私は、ひたすらまとめと共有役に回ってみます。
……はうあ、めっちゃしっくりくる、このポジション(*´∀`*)
なんというか、あれですね。人それぞれの向き不向きにあわせて、動けるのが一番いいんだなあ。
数字系が得意な人は数字、積み木パズルが得意な人やクロスワード、などなど。
それぞれ専門分野を持った人が集まれば、チームとして一番強くなるのかな、と。
つまりそれって、アイシールド21のような、専門職の集合体になれればいいってことなんだ!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
そんなことを考えてにやにやしてました。
残念ながら今回は時間が足りず脱出は失敗しましたが、一応最後まで自分たちの力でやらせてもらえたのでそれなりに満足です。
はじめてのクローズド、なるほどこんなものなのかと、雰囲気をつかみながら楽しむことができました。
でも。
ひとつだけ最後に言いたい。ネタバレではないと思うけれど、一応反転してみます。アンティークやったことのない方、やる予定のある方は読まないでね。

スクラッピーノ氏、どう考えてもどれが偽物か把握してたでしょ! 仕込みから見ても明らかに! なんなの、要するになんなのおちょくってるの!? せめて鑑定士集団の力量を試すためとかそういうオチでもついてると良かったなあ。あれ、もしかしたらついてて私が聞き逃しただけなのかな。うむむ。分からないですが。なんだかそこのところが、仕込がすごかっただけに逆に気になってしまったのでした。

そんなわけで、楽しかったよー。そして、時間内にクリアできなくて、とってもとっても悔しかったよー。
悔しい悔しいって言いながらお茶してました(笑)

話は変わりますが、おとらさんの鹿の子ロールおいしすぎやしませんかね。
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仕入れ先が変わって五色ではなく四色になったそうですが、おいしさは健在。鹿の子のタルトより、私はロールの方が好きかもしれません。あ、うんでもタルトも好き……←
ニルギリと、ロール生地の相性が抜群なのです。さっぱりできるのだー。
そして、今年はかろうじて食べられた、さくらのパウンド(*´ω`*)
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白あんを練り込んでいるためか、どっしり重たくて優しい甘さで。いやあこれはおいしかったです。しあわせ。さくらの紅茶との相性もすごく良くて、毎年絶対に食べようと決意を新たにしたのでした。
posted by こうや at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 謎解き/脱出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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