2011年10月28日

本を読む合間に

読書週間くらい本の感想多めでいこうかとも思ったのですが、今週末は神保町古本まつりだということなので神保町の喫茶店について。

神保町には名の知れた喫茶店が軒を連ねています。文学好きなら名前を聞くだけで瞬時にいくつかの逸話を思い浮かべ涎を垂らすようなお店もあり、またそれぞれに独特の雰囲気があって考えるだけでたまりません。
基本的に煙草が苦手な私ではありますが、これらの喫茶店を思うときはたいてい紫煙がたゆたっているイメージです。本とコーヒーと煙草は三点セット扱いされることもありますが、まさにそれを具現化しているのが神保町の喫茶店。
紅茶にハマる前からも何軒か潜ってみたりしていたのですが、紅茶にハマってからはタカノに行くことが多く、でも最近やっぱり他のところにも潜り込む、戻るようになりました。
なぜかというと、タカノは天井が高くて明るくてどうにも居心地が悪いのですよ。・゚・(ノД`)・゚・。 もっと穴蔵みたいなところに閉じこもって薄暗いランプの光に目を凝らしながら古い活字を追いたい、それが私の好きな神保町であり、私の好きな読書空間だったり。もちろん自分の勝手な我が儘なのですが。
そういうわけで、神保町ならではのお気に入りのお店のひとつ。ラドリオです。
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書泉グランデの裏に伸びる、細い路地の一角にこのお店はあります。斜向かいにはミロンガ・ヌォーバもあり、この路地に入るとなんだか懐かしい過去に戻ったような気分に。
ここはもう絶妙です。狭くて暗くてごちゃごちゃしていて、隅っこに隠れることのできる席が多い。私もお気に入りの席に座ると、できるだけ小さく小さくなって、自分の世界に潜り込んでいけます。
日本ではじめてウィンナー・コーヒーを出したことでも知られるお店。さっそく頼んでみると……
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今にもあふれそうなくらいたっぷりと生クリームの聳え立つコーヒーが出てきました。びっくりしたwww
この味わいも昭和モダンといった雰囲気で、たまりません。しかしこの生クリームの量は多いw 見た目だけでお腹いっぱいになりますw
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ラドリオのロゴの入ったコーヒーカップはなんともいえず魅力的。
こういうお店が止まり木のように点在しているから、古書店から古書店へ流れ行く人がそこで静かなエネルギーを充填してふたたび果てない活字の旅路をたどることができるのです。

誰かと一緒ならタカノなどがいいけれど、ひとりのときはこういうお店でぼんやりしたり読みふけったり、細かい文字でメモを取ったりしていたい。
また、それが許される空間でもあるのです。

ぜいたくなしあわせだなあ。また行きたい。
posted by こうや at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 珈琲屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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