2008年11月18日

【c05-1】上島珈琲店

081117_1618~0001.jpg近所に美味しいコーヒー屋さんがあり、ちょくちょく利用していたのですが、この間初めてランチ利用してみました。
……なんだ、このサンドイッチは!
何の変哲もないBLTサンドかと思いきや、ベーコンのジューシーさと分厚いトマト、ソースの絡んだレタスに撃沈。全粒粉らしきパンにはマスタードとバター(たぶん)が丁寧に塗ってあって……ああもう幸せ。
コーヒーも爽やかな酸味とまろやかな甘み(それは自分がはちみつを入れたせいですが)がたまらなく良く合います。
そんな幸せを文字通り噛み締めつつ、ちょっと真面目な戯言を語ってみることにします。



大学生というのは、荒波と称される社会に出る前の一番楽しくて一番制約の少ないモラトリアムの時期だと思います。
そのときにどれだけどんな風に遊んだとしても、やがては何らかの形で社会に参画しないといけない。
けれど、小学校から……場合によっては幼稚園からずっとのんべんだらりと、親やさまざまな人や制度の庇護の下で暮らしてきた私には、「社会に出る」という実感がなかなか湧きませんでした。
しかし、徐々に「説明会」や「講演会」で既に社会に出ている人の話を聞くようになり、自分の未来を考えなければならない時期がやってきます。
最初は、どうすればいいのかと戸惑っていました。

夢は、ありました。
ほとんど物心つくかつかないかの頃から、「自分は作家になるんだ」と信じて疑わず、原稿用紙を買ってもらっては文字を埋めて喜んでいました。小学生の頃は自分でイラストもつけて、トンデモ設定のファンタジーもどきを書き、それが超広大なシリーズ化して教師に褒められたこともあります。
そういえば、その頃友人に「大きくなったら何になりたい?」と聞かれ、「作家」と答えたところ、「へぇ〜サッカー選手か〜」とからかわれたりしたために、頑なに「小説家」と言っていた時期もありました。ありましたというか、今でもその傾向は残っています。
そんな夢が、ありました。嘘、過去形になんかなり得ません。その夢は今でも持ってるし、諦める気も捨てる気もさらさらありません。
でも、中学生になって社会科の教師にディベートの面白さを教わり、高校時代にはそれこそ多種多様な人々と交流したこともあり、夢はややブレたりもしました。
勉強はそれ程好きではありませんでしたがかといって嫌いなわけでもなく、自分で何かを調べたり考えて、その結果意外な深淵を覗けたりすると、身震いするほど嬉しくなりました。
国会議事堂や弁護士会館にお邪魔して、いっぱしの大人になってつもりで会議に参加してみたこともあります。あくまでも子ども向けのものではありましたが。
そして今、大学で学んでいることは、どれも自分にとって欠かせないものだという確信があります。講義の面白さは別としても……
その結果、自分のやりたいことがあちこち向いてしまって悩んだこともありましたが、この間参加した説明会で、ふとその霧が晴れたのです。

自分の人生は一度しかないけれど、その人生の中でやれることはひとつではない。

一番熟成している夢、まだまだ青臭い夢、ものすごく高いところに生っていてなかなか手の届きそうにない夢。
今、大きく分けて私には三つの夢があります。夢というのが漠然としすぎているなら、未来への展望や将来なりたいものとでも言い換えられますが。
そこからひとつを選ぶのではなく、全部叶えられるようにすればいいのではないか。
そう気づいたら、何だか心が軽くなりました。
その夢を全部叶えるための人生はきっとすごく大変で、途中で諦めてしまうこともあるかもしれません。
でも。やるとしたら、こんな感じです。
まず青臭い夢を急ピッチで成熟させ、そこからジャンプアップ(ステップアップなんて悠長なことはこの際言ってられないのです)してもうひとつの夢を掴み取る。
そして年を取ったりある程度自分が向き合える程度の年齢になったら、一番熟成させて年代もののワインみたいになっている夢の蓋を開けようと思います。思いっきり生き抜いて、生き抜ききったときに、人生で一冊、自分の本を書いてみたい。欲を言えば一冊じゃなくてもっとたくさん書いてみたい。
自分はいつか消えてなくなる存在だけど、消えない何かを残しておきたい。
本は書くだけならいくらでも書けるし、自費出版ならいつでも出せるだろうけれど、そうではなく! そういうことでは決してなく! やってみたいと思うのです。
所詮は夢想気味の大学生が夢見る甘ったるい夢だし、そうそう思い通りにはいかないでしょうが(何せ就職は相互選択ですしね)説明会を機にせっかくアッパーモードで自分がはっきり自分の未来を決められたのです。
このアッパーモードを維持しつつ、ハイテンションorオーバーペースになりすぎないように気をつけて、残りわずかのモラトリアムを駆け抜けたいと思います。
やりたいことをやれるだけ思いきってやること。

いつまで続くかわからないけれど、毎日やればいつかきっと夢の中に突入できる筈だから。
それまで。
自分に負けない。ぞっ。
posted by こうや at 17:00| Comment(0) | 珈琲屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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