2015年09月25日

あのムジカから、2年

堂島ムジカが閉店してから、今日でちょうど2年なのだそうです。
そんなことを聞いたら、書かずにはいられませんよね。
珍しく1日に2回更新。ごきげんよう、こうやです。

京阪に旅をするということは、わたしにとってはムジカにお邪魔するということと同義。
元々、梅田=ムジカでお茶をする、が方程式として成り立っていたわたしにとって、堂島が芦屋になろうとも、その流れは崩したくありません。
たとえそれによって、全体の行程が意味不明なものになろうとも。

そんなわけで、京都から阪急電鉄と阪神を乗り継いで伺った芦屋ムジカ。
連休なのでお休みの可能性に震えておりましたが、無事に開店してました♪
03FA8FAD-541E-4F63-910D-1D4FD8651615.jpg
びっくりするほど変わらない佇まいに、時の流れを忘れます。
だってここ、ムジカだもの。
どこにあったって驚くほど、ムジカなんだもの。
でも、ここに喫茶はありません。

ただでさえ積み茶の消費が滞りがちな最近なので、新しい紅茶を買うのはよそうと心に決めていました。
特にサバラガムワ。この間、青山でしこたまルフナを仕入れたばかりなんです。積み茶をあさったらルフナとサバラガムワしか見当たらないなんて事態をなんとかしたい。
だから今回、わたしは、堀江さんの新刊だけ買うつもりでいました。

ああ、でも。
ムジカが芦屋に移ってくれて本当に良かったと言いたくなるほど大好きな、芦屋プラウドがある。
ブレンドというものを心からありがたく思える、大好きな大好きなブレンド。
それに、ああ!感動的においしい、ピークヌワラがあるじゃない!ひと口飲んで震えた、ピーククオリティのヌワラエリヤ!
そして、新茶のアッサム。2種類入荷したとのことでしたが、ドゥームニも気にはなりますがなんといってもダフラティン!甘くておいしい、時にお芋っぽい愛らしいお茶!
そして、全てを丸ごと詰め込める、A4サイズがぴったりなトートバッグ。

……ええ、ちょっとくらい誤差です誤差。
自分に言い訳しつつ、お会計。

お会計が済むと、中二階を勧められます。
そこで紅茶をいただけるとのことで、せっかくなので、アッサム・ダフラティンをお願いすることに。
231F5815-42A3-453F-861D-DB8E0D5033B6.jpg
ここに座ると、ムジカに帰ってきたという気持ちになりますね。
でも、前より棚が整理されてます!茶箱が形ごとにきちんと並べて積んである!
ちょっとおすましなムジカみたい。

そんなことをぼんやりかんがえていると、お茶が運ばれてきました。
喫茶時代と同じカップとミルクピッチャー。あの頃とは違う、小さなポットになみなみと紅茶が注がれています。
金の輪が縁に踊る明るい液色。
鼻をくすぐる甘い香り。
お芋というよりも蜜のような、でも花のように華やかというよりは……そう、なんとなく安納芋を髣髴とさせる、香りです。
でも味わいは甘くないよ!軽やかな飲み口ながらボディはしっかりとしていて、茶葉の味ががつんとついてきます。
2杯目からはミルクを入れると、濃厚なコクが出て無限に飲み続けられそう。
たとえようもなくおいしくて、しあわせな気持ちになる紅茶です。
これはおいしい、これはおいしいよお……!
588757EE-F25A-453C-A262-5C986E3A646E.jpg
またそこにね、お茶請けでついてくる鈴カステラがめっちゃ合うのです。この素朴な甘みが、ミルクティーのコクとマッチして、ああもう、こんなお茶を自分で淹れられたらお家から出ないでひたすら飲んでるだけでしあわせだわあ……(*´∀`*)

そんなわけでこくこく飲んでいたら、ドアベルの音とともに、馴染み深い声が聞こえました。
「あ、堀江さんだ……!」
心ときめき、ミーハーなこうやさんは、買ったばかりの新刊を恐る恐る取り出して帰り際に突撃。
新刊には既にサインが入っていましたが(確認ミス!)、快く応じていただき、わたしの宛名と日付、そしてひと言を添えてくださいました……

はぁん、しあわせ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

会えるかどうかは運次第と覚悟していたので、うれしさ倍増です。
堀江さんにも勇真さんにもご挨拶できて、うきうきお店を後にしたのでした。

その後、お昼を食べに行こうと、お店で伺ったおすすめランチに行ってみたら、3軒ともちょうどお休みで連休の威力を痛感し危うくご飯難民になりかけたのはまた別の話。
あのごはんどころ、どこもめっちゃおいしそうだったので、次回またリベンジしたいものです!

芦屋良いとこ素敵なところ。
「芦屋に行ったのに、谷崎潤一郎記念館に寄らなくていいの?」
鋭い指摘は聞こえぬフリで、ゆったりとした旅程とは無縁のこうやさんは、次なる予定に突き進むのでした。

時系列めちゃくちゃだけど、続く!笑
posted by こうや at 21:55| 東京 ☁| Comment(0) | 紅茶屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夕暮れの京都と自家焙煎王田珈琲

本格的に、雨ですね……
昨年の今頃、どんな格好をしていたかまるで思い出せなくて、毎朝途方に暮れてます。
ごきげんよう、こうやです。
うっすらとした記憶によれば、昨年の今頃もやっぱり途方に暮れていたような。
つまり、わたしは遊んでいる場合ではなく、この時期に悩まなくても良いお洋服を買わないといけないのかもしれません。

そんなの知らない!

思えばこの旅行中、雨の心配をかけらもしなくて済んだのは運が良かったのかもしれません。
雨が降ったらしんどい旅程立ててましたからねえ。代わりに暑かったですが、お外を歩けないほどではありませんでしたし。

京都の夕暮れは、美しい。
それは間違いのないことだと思います。
黄色から橙、赤に変わっていく陽の光が、街を飲み込み、同じ色のシルエットに染め上げていく。
そのシルエットすら美しい、街並みは、貴重です。
そんな橙色の道を歩いていて、ふと見つけたのが、このお店でした。
「自家焙煎王田珈琲」。
京都はコーヒー大国で、あちこちに珈琲屋さんがあり、こだわりのお店も少なくありません。
ふらふらと散歩している最中にもいくつもそんな素敵な珈琲屋さんを見つけ、何軒めかでついうっかり足を踏み入れたのでした。
一保堂茶舗さんが行列だったというのが、一番大きな理由ではありますが。

店内は薄暗く、奥に向けて細長く伸びています。
右手に4人掛けのテーブルがひとつ、左手には手前から奥まで延びる7人掛けの長いバーカウンター。カウンターの手前にはレコード盤やCDが積まれ、マスターが気分によってレコードやCDをかけているよう。お邪魔している間にも、一度レコードがかかりました。レコードはノイズがやわらかくて、なんとも落ち着いた気分になります。BGMはスタンダードなジャズなどのナンバーが中心なのかな。もう少しマスターの好みが反映されている気もしました。
バーカウンターの奥にはバックバーがあり、さまざまなボトルがずらり。
コーヒー豆を入れる麻袋のようなざらざらとした手触りのメニューには、シンプルに名前と値段が書いてあるのみ。ウィスキーを使ったコーヒーカクテルもあるようで、お酒の品揃えに余計興味が湧きます。

とりあえずは、素直にブレンドを注文。
ブレンドを注文すると、豆を慎重に計り、その場で挽いていきます。ネルドリップでゆっくりと抽出。
そして出てきたコーヒーは、媚薬のように芳醇な香りを漂わせていました。
6ECFDD7E-E9AB-4607-AC9D-E93C5F216456.jpg
取っ手のない小振りのカップは、ざらりとした陶器の質感といい手になじむ大きさ。
そしてその中のとろりとした黒い液体の、香ること香ること!
ひと口含むと、ネルドリップで抽出したとは思えない、濃厚な……カカオのような強い味わい。
チョコレートではないの、甘みをつけていないカカオなの。
びっくりするほど強くて、ちびりちびりと味わうのが正しそうな、これは、おいしい。

とはいえ好きなものと大丈夫なものとが違うことに定評のあるこうやさん、このコーヒーをそのまま飲んでいたら倒れてしまいます。
お茶請けとして頼んだのはこちら。
自家製濃厚チーズケーキです。
E9E13064-2E79-4639-9705-15B2BFE88566.jpg
出てきたのは細いカットでしたが、食べて納得。これだけ濃厚だと、到底ぱくぱくとはいきません。むしろ、パルミジャーノ・レッジャーノをこそげるように、ゆっくりと味わうべし。
わたし自身は人見知りコミュ障ぶりを遺憾なく発揮してマスターとはまったく話をできませんでしたが、常連さんとの会話を聞くとはなしに聞いてみると、4種類ほどのチーズを組み合わせて作っているのだとか。
仕込みが大変なんですよ〜なんておっしゃっていましたが、それだけの価値はあるケーキです!

どうしても気になったので、水出し珈琲も頼んでみました。12時間抽出とのこと。
FDE2C4E5-4F04-408E-A044-EF6AE8293CC5.jpg
すっきりした飲み口が、ブレンドとは全く違う切り口で「え、これ本当にコーヒー?」と驚いてしまいます。まるでお酒のように、角氷を削ってロックでいただけるのもカッコいい。
しかも、注ぎきれなかったコーヒーはピッチャーに入れてくれて、お代わりも楽しめるの!
これをしあわせと呼ばずしてなんと言いましょうか……

すっかりしあわせに浸って外に出ると、街がすっかり夕闇に沈んでいました。
998BBBBA-72E1-4EB3-962D-961ABAC51273.jpg
燃えるような空の色は、名残を惜しみながら群青色に支配権を譲っていきます。

京都の夜が、始まります。
3E842D58-2925-4F9C-BBE0-335D59259579.jpg

なんでか分かりませんがなかなか進まないねえ。
まだ初日も終わっていないので、先が思いやられますが、続きはまた後で。

posted by こうや at 21:53| 東京 ☁| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

連休の京都は、諦めが肝心

連休の、連日の快晴が冗談だったように、もしくはシルバーウィークの甘い記憶を流し去るように、雨、ですね。
お休みから平日に戻るだけでも憂鬱なのに、快晴から曇天、雨へとお天気まで変わったら、余計に鬱々とした気分になってしまいそうです。
ごきげんよう、こうやです。

そんな気分を吹き飛ばせるように、連休の久々の!旅行録でも書いてみようと思います。
およそ1年ぶりの旅行録ですなぁ。

速報?で書いたように、この連休は京都に行っていて、そして、深く反省していました。

そもそも、ホテルが取れそうにないあたりで気づくべきだったのかもしれません。
連休の京都の危険に。
でも、結局わたしはあまちゃんだったのです……

朝、意気揚々と乗り込んだ新幹線。
もはや夜行バスに乗らずとも、ゆったり楽しめるこの喜び!
指定席なので席取りの地獄もないぜーと喜んだのも束の間。
おいしくて、旅に出るときにはだいたい買うようになった野菜ジュースと、おいしそうな香りに惹かれたホットジンジャーを、荷物に引っ掛けました。
コマ送りのアニメーションのように綺麗に下向きに落ちていった2つのカップ、その中身はすべて、床に飲まれてしまいましたorz
その直後には前の席の4人組もビールを盛大に床に飲ませていて、なんだか水難・落下の予感に怯えつつ、旅が始まります。

京都に降り立って最初に痛感したのは人の多さ。
多いなんてものではありません。これは……掃除機に吸い込まれていく埃のような。
決して足並み揃うことなく、でもなんとなく同じ方向に、人びとが蠢いていきます。
ひええ。

こうやにとって京都は徒歩圏内というイメージが強かったのですが、周りの人に止められるのと自身の老いを感じるようになったこと、そしてなにより旅から帰った後の仕事への影響を鑑みて、バスの一日乗車券を購入です。
ところが。
バスが動かない動かない。
京都駅から祇園に向かうバスに乗ったのですが、道の上は余すところなく車がびっしり、信号はぴかぴかきれいな色に光るばかり。
とにかく恒常的大渋滞!
途中でさすがに嫌になり、早めの停留所で降りて歩きましたが、1.4kmくらいならバスに乗るより圧倒的に歩いたほうが速かった。

祇園で目指したのは徳屋さんというお店。
わらび餅が絶品という話で楽しみにしていたのですが、まあ当然のごとく行列。聞いてみると少なくとも1時間待ちとのこと。
お腹、空いたよお……
わらび餅にあんみつ、おしるこ、お抹茶……
食べたいものはいくらでも挙げられますが、目の前の空腹と行列には勝てず、泣く泣く移動します。
京都リベンジ1:祇園徳屋さん

徳屋さんから少し北に行ったところに、「おかる」というお店があります。
祇園の芸妓さんにも愛されているというこのお店はおうどん屋さんなのでしょうが、なんといってもただのうどんではなく、カレーうどんが有名!
それは気になるとお邪魔したのですが、カレーうどんの種類が半端ありませんでした。
カレーうどんに入れる具を選べ、チーズの有無も選べ、そしてどれもがおいしそうで……
悩みましたが、割とスタンダードそうな「きつねカレーうどん」をチョイス。
太く長く切ったおあげがたっぷりと汁を吸い込んだ、熱さに注意!のおいしさです。
4E51470E-D550-4ED2-A21C-B80E02A3CAC2.jpg
この、白くささみっぽく写っているのが全部おあげなの!
カレーってこういうものだっけ?というくらいお出汁が強く香り、スパイスの辛味がなんとも美味。最後の一滴まですくって食べたくなります。
普通のカレーうどんはお出汁と辛味を感じますが、辛いのが苦手な方はなんといってもチーズ入りをオススメ!お出汁も少し遠のきますが、マイルドな優しい味わいになって、なおかつおいしくいただけます。
おうどんにはコシがなく、やわやわとした麺がカレーとよく合います。
熱いおいしい辛いとはふはふ食べていたら上顎を火傷してしまいましたが、あっという間に完食です。

お腹が満たされて満足したところで、一気に北上。
向かうはかわいい神社さん。
AE622B65-7B6A-436D-A417-ADD6576482A4.jpg
岡崎神社です!
おかるさんからは歩いてたっぷり35分くらいかかりましたが、想像よりずっと大きくてそして静寂な雰囲気に包まれた、素敵な神社でした。
あちらこちらにうさぎがいて、狛犬までうさぎになっていたり!
縁結びの神様として有名なのもうなずけます。
8426ACE3-A93A-425E-A0FA-F583F3D43F1D.jpg
狛犬ならぬ狛うさぎ♪

予定が詰まっていたせいで、神社をゆっくり堪能することはできませんでしたが、きちんとお参りしておみくじは引けました。
うさぎさんのおみくじはなんとも愛らしいですね♪
34C20155-4088-4A1B-9D10-DDBC95151C83.jpg
陶製のボディにおみくじが入っています。
おみくじを引いた後も飾っておけるのがうれしい!

思ったよりも長くなったので続きはまた後ほど……
これでまだ、初日の日も落ちてないなんて(;´∀`)
posted by こうや at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

京都の夜、ひとり迷子

ごきげんよう。
昼間は日差しが強く照りつけるようですが、夜はめっきり冷え込みますね。
お抹茶とあんみつを食べたくなって、ふらり京都に来てます。こうやです。

こうやさん、シルバーウィーク、なめてた。

桜の時期でも紅葉の時期でもない京都、もう少し、過ごしやすいと思ってましたが。
京都駅に降り立った瞬間感じた絶望。うごめく人の群れ。歩くより遅いバスの進み。終わりの見えない渋滞。何かを食べるのに何時間単位で待たないといけない、この、日本屈指の行楽地。

しんどいねえ(;´Д`)

楽しみにしていた祇園徳屋さんは、あまりの行列に泣く泣く諦め。
この時間ならと特攻した一保堂茶舗さんも、ごった返す人を見て諦め。
駅ビルにくっついていて遅くまでやっている中村藤吉さんも、うねうねと続く待ち列を見た段階で踵を返し。
わたしのお抹茶計画、頓挫です。

ええ、心から言えます。
わたし、京都、なめてた。
わたしがふらりふらりと遊べていた頃は、そう、わたしが学生だったから、人の少ない平日に来られていたのです。
暦通りの休みな社会人になっても同じつもりでいたら、あかんのです。

それでも、いくつかはお目当ての場所に行けました。
オトナだから、京都駅に着いて最初に市バス一日乗車券を買いました(しかも元取れるくらいちゃんと乗ってる!)
オトナだから、お金で時間も買いました(タクシーにまで乗った!)
ええ、京都駅と四条のほうはね、距離がありますからね(心得顔)

でもね。
チェックインして荷物をホテルに置いてから……
そうそう、聞いてくださいよ!
オトナだから、ちゃんとホテルに泊まるのよ!もう漫画喫茶で眠らずに過ごしたりしないのよ!!オトナってすごいね!!!
ええとそれで、荷物をホテルに置いてから、お土産を買いに行って、狙っていたお土産がことごとく売り切れていた事実に打ちひしがれて。お土産どうしよう……(´Д⊂ヽ
まあそれで、ふらりとごはんを食べに行き、アテもなく歩いた木屋町通。
おいしそうな素敵なお店をいくつ見つけても、予約以外受け入れ不可だったり満席でお断りだったりと散々な目に遭います。
地酒とおでんのお店なんて本当においしそうだったのに!京都来たらお出汁の効いた和食食べたくなるのに……おばんざいやーい……
しかも、京都は夜が暗い。
東京のノリでいたらいけんと痛感するくらい、閉店時刻も早ければ道も暗い。
夜の闇が深い街。
それが決して不快ではないのですが、なにぶん生物学的にひ弱な個体がぷらぷら歩くには根源的感情……恐怖を呼び覚ましやすい雰囲気。
本能に従い羽虫のように明るいあたりまで戻ってきて、危うくごはん難民になるところだったわたしが滑り込んだのは、慣れ親しんだ名前「進々堂」でした。

わたしにとって進々堂といえば京大北門前店であり、さまざまな京大小説に出てくる喫茶店であり、パンとコーヒーのおいしいお店。
でも、三条で入ったお店はブーランジェリーなんてオシャレな横文字とオシャレなメニューの並ぶレストランです。
でも、牛肉の焼いたのとかを食べたい訳じゃなかった(´・ω・`)
入ってから若干途方に暮れつつメニューとにらめっこしてスープを注文したら、研修中と大きく書かれたネームプレートをつけた店員さんに「それだけですか?」と無表情に聞かれ、ひっそり心傷つきましたが、ちゃんと出てきて良かった。オニオングラタンスープ。
15F9D73B-AD29-4939-BBCB-7F6F96B20F09.jpg
どんなときでもあったかい汁物は心もあっためてくれます。

さて、なぜ三条にいたかというと。
いざというときの逃げ場があるからです。
はじめてお邪魔したときに落ち着けた喫茶店。
3427BCD8-2B34-44EE-A741-E390DFFC24CA.jpg
その名も六曜社。
一階と地下とがあるこのお店、たまにはと思って一階に入ってみようとしたらラストオーダーが過ぎていますと言われてしまい、おとなしく地下へ。
地下は18時からバー営業なのだそうですが、雰囲気は昼間とそれほど変わっていませんでした。
お邪魔するたびに同じ席に通されるな、と思いつつ、カウンターのいつもの席へ。
軽食メニューはすべて終わってしまったとのことで、またも名物のドーナツを食べそびれてしまいましたが、何せ人気メニューで売切御免だから仕方ない。
素直にブレンドコーヒーを注文です。
9BEB0B78-F7D2-45B2-99CF-7C8AF2DE7A9F.jpg
昔ながらの日本の喫茶店、酸味の効いた味わいがなんともおいしい。
個人的に京都はコーヒー大国だと思っていて、おいしそうなコーヒー屋さんがあちこちにあるしそれぞれに違った魅力を発揮していますが、昔ながらの喫茶店に詰まった歴史はやはり格別のものがあります。
でも今回は特においしそうな喫茶店を多く目にして、いちいち入りたくなって困りました。お抹茶とコーヒー漬けになりたくなる街、京都。
持参した文庫をほろほろと読んで、それが心に刺さるものだったので途中でコーヒーリセット。
ぽやりぽやりと散歩して、せっかく一日乗車券を買ったからとバスに乗って帰ります。

いいもん。
出町ふたばで買った豆餅と、持参した犬(Master's
Teaのスタンダードブレンド)があるもん。
ホテルで一人飲みしてやるんだから。

そんな訳で京都の夜が更けていくようです。
みなさん、シルバーウィークを、舐めたらあきませんよ。

明日は行ったことのない方角の京都に思いきり移動してみる予定!
予定は未定!
むんむん!
posted by こうや at 22:38| 東京 ☁| Comment(0) | 旅行/遊興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月15日

路地裏の異空間、わかば堂

みなさまごきげんよう、この日照時間が少ないなかをいかがお過ごしですか。
普段は日に当たらないよう過ごしているこうやですが、日光よりも雨のほうが天敵なこともあり、襲い来る低気圧にもまんまとやられてしんどい日々を過ごしています。うう……
かといって、たまに強い日差しに当たるとそれはそれで体力を消耗してしんどいので、結局、早く来い来い晩秋……!

そんなしんどい気持ちを吹き飛ばしたい。
先日、実に久々に、新しい喫茶店?にお邪魔してきました。
所用で行った北千住。滅多に足を踏み入れることがないので、せっかくならばとおいしそうなお店を探してお昼を食べることにしました。
そして見つけたのが、このお店。
古民家を改装した、「わかば堂」さんです。
6A6C5DA1-338B-4B6E-A675-82BD791E3E37.png
北千住から歩くこと5分弱。ここで合っているのかと不安になるようなガード脇から、細い路地を入って行った先に、突然こんなオシャレな空間が広がるなんて、誰が予想したでしょう?
実際、入った瞬間驚いて声が出ました。
シャンデリアなんてとてもわたし好みです。背の高いカウンターもあって、好きだなあ……

お昼から夜遅くまで開いているこのお店は、ごはんやワインにも力を入れている、いわばカフェバー。
ランチもどれもおいしそうで迷ってしまいます。しかも午後4時まで食べられるなんてありがたいですね。

えいや、と決めたのは、限定10食という煽り文句につられた「タコライス」。カレーと悩んだけれど、限定に弱いの。というか、丼ものに弱いのです。笑
02FB990B-004A-4A47-BC2C-C0EA03194B26.png
このタコライスがおいしかったー(*´∀`*)
もう本当にタコライスで、しゃきしゃきレタスに危険なチップス、とろけるチーズ、そしてピリ辛のひき肉!丼好きのわたしにとって、本当にうれしいひと皿です。

お腹いっぱいになったー。

そこで満足するという手もありましたが、実はわたし、見つけていました。
デザートという文字。
そしてそこに光る、「アップルパイ」という響きを。
……頼むしか、ないよね?
そのそばにあった「いちじくのタルト」もたいへん大変気にはなったのですが、そこはそれ、お腹との兼ね合いもあって我慢。
でも、アップルパイを我慢する理由は、ない。
そして、アップルパイには、あたたかいコーヒーがうれしい。
1FD9B903-E973-41AD-B7DB-646BF61442EF.jpg
そんなわけでいそいそと頼んだアップルパイは、予想をはるかに上回るボリュームでございました。
薄切りのりんごが幾重にも折り重なり、パイ生地とあいまって幾層あるのかわからないほど。
こんもり盛り上がった上蓋(?)に、見ただけでさくっと音のしそうな耳まで、本当にうれしいひと品でした。
こんもりと乗ったアイスクリームや、ラズベリーとチョコレートソースの彩りが目にもうれしくて。
ひゃふー!
こうやさん大喜びでございます。
実際食べてみると、りんごはあらかじめ赤ワインで煮込んであるのかしら?なんともいえないじんわりとしみだすおいしさ。
そして伏兵。
ここのホットコーヒーが、おいしいの。
びっくりしました。
ひと口飲んで、豆も炒り方も挽き方も淹れ方も何にも分からなくても、「あ、おいしい」とつぶやきが漏れる、そんなおいしさ。
これはしあわせだわー。
ケーキ自体のボリュームが相当だったので、かなりお腹いっぱいにはなりましたが、大満足の時間を過ごすことができました。

おまけで頼んだのは自家製ジンジャーエール。
「自家製ジンジャーエール」という言葉に弱いわたしですが、このジンジャーシロップもおいしかった!やっぱりジンジャーエールは生姜の香りが大切ですよね。
いかにも人生充実してそうな芸術系雰囲気のイケメンくんや可愛らしい女子たちが古民家を改装した古き良き西洋風のお店でとってもおいしい料理や飲み物を出して切り盛りするという、いろんな方向に尖ったイメージのお店ではありますが、全体的に落ち着く空間でありました。

北千住のこまごまとした路地裏の異空間。
もし機会があれば、ぜひ、お邪魔してみてください。
アンティークやシャビーな雰囲気が好きだったら、楽しめること、間違いなし。ですよ。
posted by こうや at 19:47| 東京 ☀| Comment(0) | 珈琲屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

ももかん。

ここしばらく雨続きで、これからもしばらく雨続きとのこと。
低気圧によって床に張り付きの刑を受けています。
ごきげんよう、こうやです。

こんなネタで書きたいなーと思ってからひと月半近く経っていて、すっかり季節外れになったネタを今さら。
スターバックスの、桃のなんちゃらフラペチーノを飲んできました。
ちなみに、一緒にブルーベリークリームスコーンを頼んでみましたがドリンクとの相性が悪すぎました。やっぱりスコーンにはコーヒーや紅茶だね……
F25AB0E9-A8A5-4895-9CDE-1E8DABAB0D90.jpg
そして肝心の飲み物は。
どえらい甘い桃でした。
なんというか、さっぱりした桃缶に近い。
そして飲み終わり近くはクリームの妨害を受けてました。

だから。
クリームなしなら、最後まで桃缶かな?と頼んでみたら。
5EE205D6-8390-452D-819D-3641AC845604.jpg
完全に桃缶で、味の変化があまりないのでしんどくなりました。
桃缶だ……
基本的には好きなんですけどね、もう少し甘み控えめでも良かったかなーなんて思ったり。
夏に飲むにはうれしい冷たさなんですけどね。

そしてちょうど同時期に別の店舗でも桃関連のメニューが出てきていたので、それも頼んでみました。
EBE6D52E-9226-44AA-B82C-67155209B6C3.jpg
上島珈琲店さんの、桃のミルク珈琲。
これは、なんだろう、不思議な気分になる味でした。
元々のミルク珈琲の味わいに、桃の甘さが出されてて、クリームがなんとなく豆乳っぽいような、なんというか……不思議な味。
おいしかったですが、現実世界と切り離された気分になりました。ファンタジーの飲み物みたいな?

元々そんなに好きでなかった桃。
それがここまで好物になったのは、こく〜んさんの月のセットで「ジンジャーピーチソース」に出会ってから。
紅茶のチーズケーキに合わせるソースだったのですが、これがえらいおいしくてハマってしまい、そこから桃自体も好きになったのですよね。
わたしの好物すら左右するこく〜んさん、すごすぎます。笑

そういえばこの前飲み会で、「桃リキュールのジンジャーエール割り」を飲みました。
案外おいしくて、好みでした。
こんなネタを温めすぎたなと思いはじめたきっかけでもありますが、それも、こく〜んさんのケーキが根底にあったのかもしれません。
posted by こうや at 23:29| 東京 🌁| Comment(0) | その他喫茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする