2014年04月22日

春の訪れ

みなさまごきげんよう、雨の日が苦手なこうやです。
降りしきる雨音を聞いているのは好きなのですが、雨に打たれると本や手帳が濡れてしまうので普段は水濡れ厳禁、そのうえ歩くのがへたなのかなんなのか、雨の日はすごい滑るんですよね。先ほども、改札前で足を滑らせ膝を床で強打し、その後歩いていて濡れた路面に足をとられ関節を変な風にねじってしまいました。現在左膝と左足首がずきずき痛んでいます。うう、古傷悪化したらどうしてくれる!階段から転がり落ちるのは怖いので、注意してゆっくり移動しています。はふん。

さて、すっかり遅くなってしまいましたがこく〜んさんの4月のティーセット、もちろんいただいておりますよ〜。
すっかり定番となった、「桜のオムレット」です。

桜のオムレットといえば、忘れられない思い出があります。
もう何度も書いておりますが、未だにほろ苦い思い出です。
そう、わたしがはじめてこく〜んさんを紹介されたのは、気の早い桜が散り始めた4月のはじめのことでした。
今では誰も信じてくれないかもしれませんが、4月のわたしはどうしてもこく〜んさんのあのドアを開けることができませんでした。新しいお店に行く勇気がなかったんですね。しかもお店の前面がガラス張りなので、立ち止まってまじまじとメニューを読んだりすればお店の方に気づかれてしまう!それは気まずい!と思い、いつも歩きながら横目で確認をしていました。あのひと月でずいぶん動体視力が良くなったのではないかと思っています。
結局はじめてこく〜んさんに伺ったのは、桜のオムレットをおいしそうだなあと思い続けた4月が終わり、新メニューのケーキを御披露目するゴールデンウィークの限定プレートも終わった、連休明けの5月のこと。それ以来の快進撃(?)についてはブログの勢いとtwitterがすべてを物語っていることと思います。笑

そういうわけで、わたしが実際に桜のオムレットを口にすることができたのは、こく〜んさんに伺い始めてから実に丸一年が経過してから。
大好きなさくら味なのに食べられなかったということで、一年間待ち焦がれた結果でした。
そのときのことは確かブログに書いたなあ。

それ以来、毎年、この季節にはあのときの思い出がよみがえります。いまやこのドアは目に入らないような勢いで無意識のうちに開けてしまっていますが、なるほど未だにこく〜んさんに訪れるきっかけがないという方の気持ちも分かります。一度入ってしまえば、また来たくなることは間違いないお店なので、うまくそのきっかけができるといいなあと思います。毎月変わる月のセットや、限定メニュー、もしくはイベントなどなど……
最近はこく〜んさんを愛する方が増えてきたようで土曜日など盛況が続いているようですが、みんなが、わたしも含めて、おいしく楽しめるお店であることを知りえてきたのだなあとうれしく思います。
なんて、何さまなのだわたしは。笑

795C4B96-4D93-448D-803C-D182F6ADB21C.jpg
ひと口ぱくり。
ヨーグルトムースのさわやかな甘みと白桃のみずみずしさ、そして口の奥をくすぐり鼻に抜けていく桜の風味とそれらすべてを包み込むさっくりと軽い米粉の食感に抹茶のふんわりとした香り。冬の冷たさに凍りついた地面がやわらかく解け、芽吹き出すとともに心の栄養ともなる花が咲き始め蜜が採れるさまを甘味として具現化したような、そこにはひとつの世界があります。
そして懐かしい香りのするロンドをごくり。さっぱりと口のなかが洗い流され、芽吹いた草花がすくすくと成長し、風に揺れるさまを感じられるようです。

おいしいなあ、おいしいなあ。

今年もまたこのティーセットをいただくことができて、良かったなあ。
posted by こうや at 19:54| 東京 ☁| Comment(0) | 紅茶屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする