2009年07月01日

お前を信じる、オレを信じろ

0701nia.jpg『劇場版グレンラガン 螺巌編』が4月に公開されるという話は確かに聞いていましたが、すっかり失念しており、慌てて先日観に行ってきました。もう二ヶ月近く前になります。
近所のよく行く映画館ではやっていなかったので、少し遠出することに。その街自体、近々遊びに行きたいと思っていたところだったので良いタイミングだったのです。
そんなわけで向かったのは、吉祥寺。数年連続で「住みたい街ナンバーワン」に選ばれたという魅力あふれる街です。
高をくくってまともに位置確認をしなかったため、すっかり迷ってやや焦りつつも映画館に到着。無事にチケットを手に入れました。

螺巌編は、見事な総集編でありながら満足の新撮部分も多く、そして変わらぬ……いやそれ以上の感動を与えてくれる素晴らしい作品でした。たった2時間しかなかったとはとても思えないほど濃密な内容、甦るテレビシリーズの思い出と衝撃の新撮名乗り場面。名乗り場面(大切なことなので二回言いました)
紅蓮編ではなんといってもカミナの死に涙した私ですが、螺巌編で最も胸が詰まったのは、意外にも(失礼)キタンの死でした。
実はテレビシリーズで一番泣いたのも彼の死なんですよね。特に好きだったわけでもなく、むしろウザいなとすら思っていたのに。
そこでふと考えたのは、キタンの役割です。大グレン団にとってキタンはどんな存在だったのか。
大グレン団は元々、カミナの圧倒的なカリスマによって支えられたものでした。理屈抜きの信頼関係。カミナこそが絆だったのです。
ところがそんなカミナはあっさりと死んでしまいます。誰よりも信頼しあい、他の誰よりも強い絆で結ばれたシモンのために。
しかし、カミナの遺志を誰より受け継げる筈のシモンは、喪失感を受け入れられずに閉じこもります。彼がニアと出逢い、立ち直れるまでの間、大グレン団を支えた人物。それがキタンでした。
キタンにはカミナのようなカリスマも、シモンのような伸びしろ(すさまじい成長の可能性)もありません。すぐに兄貴風を吹かせるし、短気で頭も悪くて無鉄砲です。
乱世(たとえばロージェノムに闘いを挑んだとき)なら活躍できる乱暴者ですが、平和な時代には容易にアウトローとなってしまう人物。大グレン団のほとんどの人物がそれに当てはまると思いますが、その筆頭が彼だといえるでしょう。
そしてそのことを一度、ロージェノムを倒した後に最も痛感したのもまた、キタンなのです。だからこそ新たな危機の到来を前に、即座に武力をかき集めてシモンのもとに集結したのでしょう。
そしてあの一番のピンチに、キタンは誰よりもアイデンティティを見出した筈です。この闘いが終わり再び平和が訪れると、また自分はアウトローになる。しかもロシウのように政治を執り行うこともできない。いっそ昔のように放浪しても良いけれど、もはや敵もいない旅に自分の意義は見出せないかもしれない。妹たちは既に平穏な日常を手に入れていて、今さらそれを自分の都合で壊すこともできない。
でも今なら。誰よりもしがらみが多く、誰よりも大グレン団を愛していると言える自分なら。
このピンチを、抜け出せる。
そんな思いを感じた気がして、たまらなくなりました。

グレンラガンはそれぞれのキャラクターが本当に個性的で生きているようで、語られてないエピソードが感じ取れるほど「厚い」人生の層を感じさせます。
物語に必要なのはやはり「厚み」でしょうし、その厚みにはキャラクターの存在が必要不可欠です。
その意味でこの作品は、すさまじい厚みを感じさせるものでした。
キャラクターが確立し、作品に厚みができると、個々の台詞も確立していきます。いわゆる「名台詞」が増えると思うのです。
その名台詞が見る人の心を打つため、より一層、この映画は素晴らしいのだと。そう感じました。

ぐだぐだと長く書きすぎて意味が分からないのでこのあたりでおしまいにします。
とにかく。面白かったー!
posted by コー at 21:00| Comment(0) | 映画:邦画 | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

誕生日事04

以前から紅茶が好きだのハマってるだのと言いまくっていたら、今年の誕生日は紅茶ものばかりになりましたプレゼント(笑)

続きを読みたまえ「プレゼント、語る」
posted by コー at 21:00| Comment(0) | 食事:喫茶 | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

誕生日事03

06270301.jpgさて、日を改めてのお話。
紅茶専門店ジークレフ高円寺店が半年ぶりに営業を再開するということで、記念のティーパーティーに行ってまいりました。誕生日付近にこういうパーティーがあるなんて、なんだか運命を感じます。
今年のお正月にお店の近所で火事が起き、延焼してしまった高円寺店。けれどもうすっかり綺麗になっていました。火事の面影はありません。
そしてティーパーティー。何種類か紅茶が出るのかなあ、と思っていたら、予想以上にがっつりと供してくれました。
メニューを基に、出てきた順番に書いてみると……
06270304.jpg○スコーン2つ+クロテッドクリーム、レモンカード、四つの果実のマーマレード
●ニルギリシーズナル:チャムラジ農園
●アッサム2ndフラッシュ:バナスパティ農園(有機栽培)
○ワッフル+アールグレイのティーシロップ
●ネパール:ジュンチヤバリ農園
●2008年ダージリン2ndフラッシュ:シンブリ農園←サービス
こんな感じでした。ちなみに○が食べ物、●が紅茶です。
06270302.jpgまずスコーンは、さくさくほろほろの柔らかさが何ともいえずたまりません。クロテッドクリームのしつこすぎない味わいと共にいただくと、しっとりとして美味しい! レモンカードと四つの果実のマーマレードはどちらも違った魅力があって、二ついっぺんに試せる幸せを噛みしめます。柑橘系の爽やかさはジャムにしてこそ引き立つのかも。特にレモンカードの爽やかな酸味と甘味は、いつまでも食べていたくなるほど幸せな味でした。
06270303.jpgワッフルはカリカリの外側とふわふわの内側が絶妙で、なおかつそこにティーシロップが染み込みしっとりとしていて、思わず夢中で食べちゃいました。ああ美味しい……(うっとり)けっこうお腹がいっぱいだったのに入ってしまうのが恐ろしいですね。甘いものは別腹、とはまさしくその通り。
さて、そしてそれぞれの紅茶の感想に入ります。
まずニルギリ。少し変わったフレーバーですが、あっさりさっぱりと飲みやすいです。水色は少し薄めかな?
アッサムは、ニルギリとは対照的に水色も非常に濃く、こってりとした味わい。有機栽培の紅茶ということで、なるほど優しい雰囲気。身体に優しい紅茶はありがたいものですね。ミルクティーにするとより美味しいかも、と思うくらい、パンチがありました。
しかしなんといっても素晴らしかったのは、ジュンチヤバリ農園です!
ネパールのお茶というのはあまり飲んだことがなかったのですが、ダージリンの西に位置する気候から味はダージリンに似ているようです。
そんなことを思いながら注がれた紅茶を口に含み……目が丸くなったのが、分かりました。
これ、ピュアティーですよ、ね?
まるで着香されているかのようにはっきりと香る、マスカットの香り。ふわりと自然に漂い、その香りだけで紅茶に甘みさえ感じさせるほどの、はっきりとした、けれど邪魔ではない、香り。
なおかつ爽やかささえ覚える咽喉越し。飲めば飲むほどすっきりとする、ああこれは美味しい紅茶だ!
ふくふくと気持ち良く飲み干し、お代わりまでいただいて、それも本当に幸せな気分でゆっくりと味わい。
これは今までの私の人生でベスト紅茶かもしれません。
最後に、サプライズサービスで2008年2ndフラッシュのシンブリ農園をいただきました。爽やかな渋みのある、まさにダージリン。シンブリ農園はけっこう好きな部類に入ります。
想像以上に素晴らしい時間を過ごすことができて、嬉しくなりました。
06270305.jpgあんまり嬉しかったので、帰りに紅茶を買うことに。
個人的にはミルクティー向きの茶葉が好きなのですが、日常的に飲むのは圧倒的にストレートティー。大学に持って行きますからね。
なので、ストレートで癖のないセイロンティーを買うことに。
目標を絞り、店員さんに尋ねていくつか試飲させてもらった結果、通常バージョンのディンブラの購入を決意。
それに、緑茶のような雰囲気で美味しかった、珍しいヌワラエリヤシーズナルのノングレードティーを10gだけ買ってみました。
プラスして、セイロン島の形をしたティーキャディスプーンも。キャディスプーン欲しかったんですよね〜、今までずっと目視で茶葉の量を決めてたので、濃さにばらつきがあったのです。セイロン島の形のは面白くて良いかな、と思ってみたり。
06270306.jpg自分用の誕生日プレゼントになりました。ディンブラけっこう美味しいです! 渋さの奥に甘みがあって、まったり楽しめます。紅茶にすっかりハマって、美味しく楽しくその道に浸かり始めているコーでございました。
でも紅茶美味しいの! コーヒーも好きだけど、家で淹れて美味しく飲めるのはなんといっても紅茶です。紅茶大好きっ(笑)
posted by コー at 21:00| Comment(0) | 食事:喫茶 | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

誕生日事02(スコーン雑感20)

さて続き。
06270201.jpgお夕飯には、チャーハンを食べてみました。
かねてより気になっていたかにチャーハンの美味しいお店です。いろいろと種類があり、迷った末に私はイベントチャーハン(スープチャーハン)をチョイス。やや辛いですがご飯がぱらぱらで美味しい〜! 夢中でいただきました。ただかなり量があって、お腹がいっぱいに(笑)食後はすっかり身体が重くなりました。

まん丸くなったお腹をなでながら、食後のお茶をしに喫茶店へ……行くも、満席で入れず。
ならば、と別のお店に行くと、貸切パーティーとのこと。がーん。
06270202.jpg夜の街をさまよって、結局カフエ マメヒコに入りました。
隅っこ好きにはたまらない、絶妙の「隅っこ」のカウンターを発見して、そこに座ってひと休み。
06270203.jpgポットでウバをいただきます。ウバはミント……ほどではないですが、メントールの香りが爽やかなセイロンティーです。さっぱりしますね〜。
06270204.jpgそしてせっかくの誕生日だから何かしら甘味を食べたいと思い、よもぎビスケットを頼んでみました。
いわゆるアメリカン・ビスケットで、要するにスコーンです。よもぎがあまりにも濃厚で、酸味のあるサワークリームと餡子がぴったりの和風なものでした。美味しい、けれどお腹が苦しい……っ! でも食べちゃいます。ああ美味しいよう。よもぎの香りがすごいよう。餡子がおいしいよう。
06270205.jpgちなみに席によっていろいろなライトがあり、カウンターを照らすのはこんなかわいい四角いライトでした。
ここで休んでいるとき、連れに夕食とこことのギャップがありすぎると笑われてしまいました。確かにざわめきと飛び散る汗の熱い男飯っぽい夕食の後に、こうした落ち着いた雰囲気の喫茶店というのは少し面白い組み合わせかもしれません。でも、このギャップこそ私なのさ! 私はどっちも好きですよ。
そんなこんなで充実した誕生日を過ごすことができました。
posted by コー at 22:00| Comment(0) | 食事:スコーン | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

誕生日事01

おかげさまで私・コーは一つ年を重ねることになりました。
いつも私を支え励ましてくださる方々、そしてここを見てくださっている方々。
本当に本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い申し上げます。

さて今日は誕生日ということで、一日中遊び回ってみました。
06270101.jpg奇しくも今年の誕生日は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開初日。これは運命である、行かねばならぬ! と信じて、初日のチケットを取ってもらいました。午前中の回です。早いです(笑)
会場には綾波のレイヤーなどもいて、皆の熱気に包まれていました。大きな期待とほんの少しの不安で胸をいっぱいにしながら、上映が始まるのを待ちます。ワクワクを超えて胸がハクハクしてました。
そうして始まった『破』は……

すさまじいものでした。

期待も予想も遥かに超える、「すさまじ」さ。ヱヴァを知っている人好きな人にはぜひとにかく観ていただきたい、この衝撃を共有したい。そう思わせる素晴らしい映画でした。
何せ映画なのに、終映後割れんばかりの拍手が沸き起こりましたからね。スタオベ(スタンディングオベーション)が起こってもおかしくないほどの熱気。むせかえる感動。
その熱に当てられ、あわわハクハクしながら外にでます。ハクハク。ハクハク。
もう一度観たくて仕方なくなっていました。ヱヴァ病患者ですね。

06270102.jpgハクハクしながらも、お昼を食べに行くことに。大変暑い日でしたが、スープな気分だったのでスープにします。オマール海老のビスクと、かぼちゃの冷たいポタージュ。豪勢にダブルスープにしましたが、どちらも美味しくいただきました。
06270103.jpgやっぱりスープが好きです。特にポタージュ系。煮込まれて煮詰まってどろどろになったスープには、たくさんの美味しさが凝縮されていると思うのです。だから私が一番好きなのは、クラムチャウダーやトマトチャウダーといったチャウダーのスープ。野菜や海鮮のダシがぎゅっと詰まっていて、それはそれは魅力的なのです。

06270104.jpg話がだいぶそれました(汗)
お昼を食べ終わり、しばらくふらふらとお散歩。あちこちのお店を冷やかします。しかしその内暑さに負けて、アイスクリームを食べることに。
うっかりアイスクリームの写メは撮らなかったので、代わりにお店の前にあった看板を。ヨーグルトパインとクッキー&クリームを美味しくいただきました!

このあたりで誕生日祝い前半戦は終了。続きはまたその内に〜
posted by コー at 23:00| Comment(0) | 映画:邦画 | 更新情報をチェックする